会社図鑑
デンカ(4061)
デンカは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は3,842億円。平均年収は756万円(単体・化学194社の中で76位)。上場会社(証券コード 4061)。 英文社名は「Denka Company Limited」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-17 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 4061
- 業種(東証33業種)
- 化学
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都中央区日本橋室町二丁目1 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 6,454人・単体 4,234人
- 平均年収
- 756万円(単体・平均年齢 40.8歳・平均勤続 16.4年)化学の194社の中で76位・業種の中央値 716万円 化学の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- ポリマーソリューション 33.8%・電子・先端プロダクツ 28.5%・エラストマー・インフラソリューション 26.7%・ライフイノベーション 11%
- 主な製品・ブランド
- スチレンモノマー・ABS樹脂・SBC樹脂・透明樹脂・ポバール・溶融シリカ・球状アルミナ・電子回路基板・ファインセラミックス・半導体工程用材料
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 732万円 | 6,358人 |
| 2023年3月期 | 768万円 | 6,406人 |
| 2024年3月期 | 767万円 | 6,514人 |
| 2025年3月期 | 752万円 | 6,542人 |
| 2026年3月期 | 756万円 | 6,454人 |
事業の分類
分類の根拠:デンカ 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
電子部品の材料、合成ゴム、セメント、ワクチンと検査薬を作る化学会社だ。半導体の熱を逃がす材料と封止材の原料、インフルエンザの検査薬が特徴になる。不採算の事業を縮小して整理を進めている。
自前の水力発電で電気を賄う工場を持つ。
電子・先端プロダクツ28%半導体の材料とセラミックス。
この事業は溶融シリカや球状アルミナ、電子回路基板、ファインセラミックスなどの電子材料を製造・販売する。半導体工程用材料や電子包装材料、接着剤、粘着テープなど幅広い先端素材も手がける。
- 溶融シリカ
- 球状アルミナ
- 電子回路基板
- ファインセラミックス
- 半導体工程用材料
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| デナールシラン㈱ | 51% |
| 電化精細材料(蘇州)有限公司 | 100% |
| 電化電子材料(大連)有限公司 | 100% |
| デンカアドバンストマテリアルズベトナム CO.,LTD.3 | 100% |
| デンカSCGCアドバンストマテリアルズCO.,LTD.2.3 | 60% |
出資はデンカが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 902億円 | 187億円 |
| 2023年3月期 | 935億円 | 180億円 |
| 2024年3月期 | 878億円 | 90億円 |
| 2025年3月期 | 922億円 | 92億円 |
| 2026年3月期 | 1,044億円 | 139億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 電子・先端プロダクツ部門はAI関連や電力インフラ向けの需要が拡大し、売上高1,044億30百万円(前年同期比122億27百万円増)、営業利益は138億86百万円(前年同期比47億17百万円増)となった
- 連結従業員数は6,454人となり、電子・先端プロダクツ1,818人、ライフイノベーション1,139人、エラストマー・インフラソリューション1,395人だった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
ライフイノベーション11%検査薬とワクチンの原料。
この事業はワクチンや抗原迅速診断キット、臨床試薬、がん治療ウイルス製剤を扱う。海外ではデンカライフイノベーションリサーチが遺伝子法による簡易診断システムなどの研究開発を担っている。
- ワクチン
- 抗原迅速診断キット
- 臨床試薬
- がん治療ウイルス製剤
- 簡易診断システム
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| ㈱カイノス5 | 73.4% |
| 十全化学㈱ | 50% |
出資はデンカが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 461億円 | 155億円 |
| 2023年3月期 | 475億円 | 144億円 |
| 2024年3月期 | 471億円 | 117億円 |
| 2025年3月期 | 433億円 | 96億円 |
| 2026年3月期 | 405億円 | 63億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 連結従業員数は6,454人となり、電子・先端プロダクツ1,818人、ライフイノベーション1,139人、エラストマー・インフラソリューション1,395人だった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
エラストマー・インフラソリューション27%合成ゴムとセメントと肥料。
この事業はクロロプレンゴムや肥料、カーバイド、耐火物を製造・販売する。特殊混和材やポリエチレン製コルゲート管などインフラ関連製品も手がける。
- クロロプレンゴム
- 肥料
- カーバイド
- 耐火物
- コルゲート管
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| デンカパフォーマンスエラストマーLLC2.3 | 70% |
| 日之出化学工業㈱ | 100% |
| デンカアヅミン㈱ | 100% |
| 電化無機材料(天津)有限公司 | 100% |
| デンカインフラストラクチャーマレーシアSdn.Bhd.3 | 100% |
| デンカコンストラクションソリューションズマレーシアSdn.Bhd.3 | 100% |
ほか2社。出資はデンカが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,070億円 | -35億円 |
| 2023年3月期 | 1,239億円 | -11億円 |
| 2024年3月期 | 1,114億円 | -93億円 |
| 2025年3月期 | 1,117億円 | -80億円 |
| 2026年3月期 | 979億円 | 1億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- エラストマー・インフラソリューション部門は米国子会社の製造設備を暫定停止しており、売上高975億83百万円(前年同期比140億90百万円減)となり、営業利益は68百万円(前年同期は営業損失79億62百万円)となった
- 連結従業員数は6,454人となり、電子・先端プロダクツ1,818人、ライフイノベーション1,139人、エラストマー・インフラソリューション1,395人だった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
ポリマーソリューション34%樹脂と接着剤。最大の柱。
この事業はスチレンモノマーやABS樹脂、SBC樹脂、透明樹脂を製造・販売する。ポバールやウィッグ・ヘアピース用合成繊維、食品包装用シートなど生活関連の樹脂製品も手がける。
- スチレンモノマー
- ABS樹脂
- SBC樹脂
- 透明樹脂
- ポバール
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| デンカポリマー㈱ | 100% |
| デンカアステック㈱ | 100% |
| 東洋スチレン㈱2,4 | 65% |
| 湘南積水工業㈱ | 30% |
| デナック㈱ | 50% |
出資はデンカが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,267億円 | 79億円 |
| 2023年3月期 | 1,277億円 | -12億円 |
| 2024年3月期 | 1,243億円 | -1億円 |
| 2025年3月期 | 1,354億円 | 12億円 |
| 2026年3月期 | 1,242億円 | 36億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は半導体と電子部品のメーカー、タイヤと自動車のメーカー、病院と検査機関、建設会社だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は3,842億円、営業利益は262億円、親会社株主に帰属する当期純利益は157億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は0%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が6.8%、2025年3月期が3.6%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率6.8%は、図鑑にある「化学・素材」の会社249社の中で上から119番目。中央値は6.4%で、真ん中あたり。
売上の伸び−0%は、上から212番目。中央値は+17%で、低い方。
従業員1人あたりの売上5,953万円は、上から81番目。中央値は4,888万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、249社の中で上から31番目。中央値は480億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に93円が出ていき、営業利益として7円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が4円。
会社の大きさ
連結の従業員数は6,454人。本社は中央区日本橋室町二丁目1。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり5,953万円になる。
何に左右される
半導体の景気が放熱材料の出荷を振らせ、感染症の流行が検査薬とワクチンを年ごとに動かす。原油の値段がゴムと樹脂の原料に乗る。
海外の売上には為替が効き、事業の整理で一時的な損が出る。
この会社の技術
電気を通さず熱をよく通すセラミックの粉で、半導体の熱を逃がす材料の技術。
この会社を読む言葉
- 放熱材料:半導体の熱を逃がす材料。電気は通さない
- 封止材:半導体を樹脂で包んで守る材料
- 検査薬:病気を短時間で判定する試薬
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:化学。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
