事業の分類
- 事業
- 半導体等製造用高純度化学化合物事業電子材料
- 東証業種
- 化学
分類の根拠:トリケミカル研究所 有価証券報告書 2026年1月期 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
半導体をつくる工程で使う高純度の化学薬品を、開発し製造して売る会社だ。ウェハの表面に薄い膜を積む「CVD」、膜の要らない部分を削る「エッチング」、ウェハの中に別の元素を入れる「拡散」の、それぞれに使う材料を扱う。
薬品を運ぶための容器の設計と販売、新しい薬品の受託の合成、客の使う条件で性質を調べる受託の実験も合わせて引き受ける。台湾に製造の子会社を持ち、韓国と中国では合弁の会社が高純度の薬品を手がける。もとは光ファイバーをつくる高純度の材料から始まり、同じ系統の材料を半導体と太陽電池へ広げた。
誰に売る
客は半導体メーカーが中心で、太陽電池や光ファイバーのメーカー、新しい材料の試作や評価を任せる客も含む。台湾や韓国など海外にも供給する。
業績5年
2026年1月期の売上高は239億円、営業利益は59億円、親会社株主に帰属する当期純利益は55億円。
2022年1月期から2026年1月期までの5期で、売上高は106%増えた。
2022年1月期から2026年1月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年1月期が24.7%、2025年1月期が28%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率24.7%は、図鑑にある「半導体材料」の会社9社の中で上から3番目。中央値は20.0%で、高い方。
売上の伸び+106%は、上から1番目。中央値は+24%で、高い方。
従業員1人あたりの売上7,636万円は、上から3番目。中央値は5,388万円で、高い方。
売上の大きさは、9社の中で上から8番目。中央値は2,370億円。
比べた相手は、信越化学・レゾナック・イビデン・SUMCO・東京応化・ジャパンマテリアル・ステラケミファ・メック。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2026年1月期の売上高を100円とすると、費用に75円が出ていき、営業利益として25円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が23円。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は313人。本社は上野原市上野原8154番。決算期は1月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり7,636万円になる。
何に左右される
半導体が細かくなるほど、それまでの材料では足りなくなり、別の材料へ切り替わる。この切り替えのときに新しい材料を提案して選ばれるかが、売上の土台を決める。客の工場でウェハをどれだけ処理するかが、薬品の使う量になる。
化学物質の規制が強まると使える材料が変わり、それも切り替えの要因になる。薬品を高い純度にする工程と設備の費用が利益率に効く。台湾の子会社と、韓国・中国の合弁の会社が供給の場所を分ける。
この会社の技術
半導体は、ウェハの上に薄い膜を積み、要らない部分を削り、中に別の元素を入れる、という工程を重ねてつくる。そのどの工程でも化学の反応を使うため、使う薬品にごくわずかでも別のものが混じると回路の出来が変わる。だから材料は極めて高い純度に精製され、専用の容器で運ばれる。
この会社を読む言葉
- 高純度化学薬品:不純物をぎりぎりまで減らした薬品。半導体をつくる工程で使う
- CVD:材料の蒸気を熱などで分解し、ウェハの上に薄い膜として積む方法
- エッチング:積んだ膜の要らない部分を、薬品で削り取る工程
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:化学。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針