事業の中身
フッ化物を中心とする高純度薬品の製造、仕入、販売を主とする会社だ。製品は、半導体デバイスの高集積度化を可能にする超高純度のエッチング剤や洗浄剤として使われる。ほかに、原子力関連施設で使う中性子吸収材、虫歯予防に効く歯磨き粉の材料、タンタルコンデンサーで使うタンタル製造助剤、化学品や医薬品の中間体を作る触媒などにも使われる。
運輸では、化学製品に特化した物流を中心に、倉庫の保管や通関を行う。自動車の整備や保険の代理も持つ。シンガポールと中国にも子会社を置く。
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
高純度薬品79%
フッ化物を中心とする高純度薬品を作って売る区分。半導体用のエッチング剤や洗浄剤が中心。
運輸21%
化学製品に特化した物流を中心に、倉庫の保管や通関を行う区分。
誰に売る
客は半導体を作る会社、原子力関連の施設、歯磨き粉やコンデンサーや医薬品の材料を使う会社、そして化学品を運んで預けたい会社だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は368億円、営業利益は46億円、親会社株主に帰属する当期純利益は31億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は1%減った。
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が12.5%、2025年3月期が11.8%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率12.5%は、図鑑にある「半導体材料」の会社9社の中で上から7番目。中央値は20.0%で、低い方。
売上の伸び−1%は、上から8番目。中央値は+24%で、低い方。
従業員1人あたりの売上5,388万円は、上から5番目。中央値は5,388万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、9社の中で上から7番目。中央値は2,370億円。
比べた相手は、信越化学・レゾナック・イビデン・SUMCO・東京応化・ジャパンマテリアル・トリケミカル研究所・メック。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に88円が出ていき、営業利益として13円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が8円。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は683人。本社は大阪市中央区伏見町4-1。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり5,388万円になる。
何に左右される
半導体がどれだけ作られるかが高純度薬品の使われ方を動かす。不純物をどこまで取り除けるかが、半導体に使えるかどうかを分ける。
シンガポールと中国の拠点が海外の供給を担い、化学製品に特化した物流の受注が運輸を動かす。原料の購入が製造の元になる。
この会社の技術
フッ素の化合物から不純物を取り除き、半導体の回路を削ったり洗ったりできる純度に高める仕組み。
この会社を読む言葉
- 高純度薬品:不純物を極めて少なくした薬品
- エッチング:薬品で表面を削ること
- 通関:輸出入のときに税関で行う手続き
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:化学。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針