会社図鑑
ステラファーマ(4888)
ステラファーマは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は3億円。
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- 事業
- BNCT用ホウ素薬剤の医薬品事業新薬
- 東証業種
- 医薬品
分類の根拠:ステラファーマ 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
がんの治療法のひとつであるBNCTに使うホウ素の薬を作って売る会社だ。区分は医薬品開発事業だけで、主な製品はステボロニンという点滴の薬である。切除できない、進んだ、あるいは再発した頭頸部のがんを対象として、医薬品の製造販売の承認を得ている。
この治療は、薬と、中性子を出す加速器という装置を組み合わせて行うため、加速器を置いた医療施設でだけ行える。会社は医薬品卸売業者を通して薬を届ける形をとり、加速器のメーカーと一緒に、薬を使える病気の範囲を広げる研究開発と臨床試験を進める。研究の拠点はさかい創薬研究センターに置く。原料となる高い純度のホウ素は、独占の期間を定めた契約でステラケミファから仕入れる。
誰に売る
客は、加速器を置いてBNCTによる治療を行う医療施設だ。薬は医薬品卸売業者を通して届ける。加速器のメーカーとは共同で研究開発と臨床試験を進め、海外では各国の決まりに通じた製薬会社と組むことを計画している。
業績5年
2026年3月期の売上高は3億円、営業利益は−7億円、当期純利益は−8億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は200%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が-233.3%、2025年3月期が-10%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率-233.3%は、図鑑にある「製薬」の会社77社の中で上から58番目。中央値は2.9%で、低い方。
売上の伸び+200%は、上から3番目。中央値は+22%で、高い方。
従業員1人あたりの売上638万円は、上から65番目。中央値は3,267万円で、低い方。
売上の大きさは、77社の中で上から61番目。中央値は99億円。
比べた相手は、武田薬品・大塚HD・アステラス・第一三共・中外製薬・エーザイ・小野薬品・塩野義・協和キリン・住友ファーマ・ロート製薬・参天製薬・東和薬品・サワイグループ・ツムラ・日本新薬・杏林製薬・持田製薬・キッセイ薬品工業・ゼリア新薬工業・科研製薬・あすか製薬ホールディングス・扶桑薬品・富士製薬工業・ダイト・栄研化学・JCRファーマ・生化学工業・日本ケミファ・新日本科学・ネクセラファーマ・ジーエヌアイグループ・コーア商事ホールディングス・タウンズ・ペプチドリーム・トランスジェニックグループ・森下仁丹・ミズホメディー・わかもと製薬・リニカル・室町ケミカル・キッズウェル・バイオ・大幸薬品・コージンバイオ・ラクオリア創薬・セルソース・ステムセル研究所・ステムリム・リプロセル・シンバイオ製薬・免疫生物研究所・Heartseed・アンジェス・メディネット・オンコセラピー・サイエンス・PRISM BioLab・カルナバイオサイエンス・カイオム・デ・ウエスタン・ソレイジア・ファーマ・坪田ラボ・NANOホールディングス・サイフューズ・クオリプス・Veritas In Silico・メドレックス・ヘリオス・ペルセウスプロテオミクス・クリングルファーマ・レナサイエンス・オンコリス・リボミック・ブライトパス・バイオ・窪田製薬ホールディングス・ファンペップ・ノイルイミューン・バイオテック。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期は費用が売上高を上回り、営業利益がマイナスだった。100円売って333円の費用が出た計算になる。理由は頁末の注記と決算資料にある。
会社の大きさ
連結の従業員数は47人。本社は大阪市中央区高麗橋三丁目。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり638万円になる。
何に左右される
薬がどれだけ使われるかは、治療の件数で決まる。治療は加速器のある医療施設でしか行えないため、加速器がどれだけ広がるかが土台になる。薬を使ってよい病気の範囲が広がるかどうかも、使われる量を動かす。
臨床試験と製剤の開発にかかる研究開発の費用が、利益の縮み方を決める。原料の高い純度のホウ素は独占の契約で確保している。海外では、それぞれの国で承認を得る手続きが必要になる。
この会社の技術
ホウ素には、原子核に含まれる中性子の数が違う仲間があり、そのうちのひとつは、遅い中性子をよく吸収して二つの原子核に分かれる。分かれてできた粒は細胞を壊す力が大きいが、届く範囲がとても短い。ステボロニンの成分は、細胞が取り込むアミノ酸に形が似ているため、アミノ酸を多く取り込むがんの細胞に選んで集まる。そこへ外から中性子を当てると、ホウ素のある細胞だけが壊れ、まわりの正常な組織への影響が小さくなる。これがBNCTの考え方だ。薬のもとになるホウ素は、中性子を吸収する仲間だけを高い純度まで濃くしたものを使う。薬の形も、治療のたびに調える必要がなく、長く品質を保てるように作られている。
この会社を読む言葉
- BNCT:ホウ素の薬と、エネルギーの小さな中性子を組み合わせてがんを治す方法
- 加速器:治療に使う中性子を作り出す装置
- 適応:その薬を使ってよいと認められた病気の範囲
- 頭頸部:顔から首、鎖骨のあたりまでの部分
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 連結財務諸表が無いので提出会社の値。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:医薬品。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針
