会社図鑑
小野薬品工業(4528)
小野薬品は、何で稼いでいる? 2026年3月期の収益は5,158億円。
事業の中身
体の免疫でがんを叩く薬が売上の大部分を占める製薬会社だ。この薬を米国の会社が世界で売り、そのロイヤルティも受け取る。対象になる病気が増えるほど売れ、薬価の引き下げも大きかった。
次の薬を育てるため、海外の会社を買収して開発の幅を広げている。
誰に売る
客は日本の病院、世界で売る米国の製薬会社、韓国と台湾の病院、提携する製薬会社だ。
業績5年
2026年3月期の収益は5,158億円、営業利益は922億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は698億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、収益は43%増えた。
営業利益率の推移
収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が17.9%、2025年3月期が12.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率17.9%は、図鑑にある「製薬」の会社13社の中で上から8番目。中央値は17.9%で、真ん中あたり。
売上の伸び+43%は、上から7番目。中央値は+43%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上12,263万円は、上から4番目。中央値は9,581万円で、高い方。
売上の大きさは、13社の中で上から7番目。中央値は5,158億円。
比べた相手は、武田薬品・大塚HD・アステラス・第一三共・中外製薬・エーザイ・塩野義・協和キリン・住友ファーマ・参天製薬・ツムラ・ペプチドリーム。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の収益を100円とすると、費用に82円が出ていき、営業利益として18円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が14円。
会社の大きさ
連結の従業員数は4,206人。決算期は3月。収益を従業員数で割ると、1人あたり12,263万円になる。
何に左右される
主力薬の対象の病気の広がりが売れ行きを決め、海外の販売量がロイヤルティを決める。ドルで受け取るので為替が効く。
同じ仕組みの競合の薬とシェアを争い、薬価の引き下げが利益率に効く。
この会社の技術
がんが免疫から隠れる仕組みを外して、体の免疫にがんを攻撃させる薬の発想。
この会社を読む言葉
- 免疫チェックポイント:免疫の攻撃を止める仕組み。これを外す薬
- ロイヤルティ:自社の薬を他社が売る時に受け取る対価
- 適応拡大:薬を使える病気の種類が増えること
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:IRBANK の有価証券報告書ベースの表から機械取得(2026-09-13)。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:医薬品。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針