会社図鑑
中外製薬(4519)
中外製薬は、何で稼いでいる? 2025年12月期の収益は1.3兆円。
事業の中身
スイスのロシュの傘下で、抗体を使った薬を作る製薬会社だ。血友病の薬が世界で売れ、自社で作った薬をロシュが世界で売り、その輸出とロイヤルティが大きい。がん、リウマチ、眼の薬もある。
国内の製薬会社の中で利益率が最も高い水準にある。
誰に売る
客は親会社のロシュ、日本の病院、ロシュを通じた海外の病院、提携する製薬会社だ。
業績5年
2025年12月期の収益は1.3兆円、営業利益は5,988億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は4,340億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、収益は26%増えた。
営業利益率の推移
収益に対する営業利益の割合は、2025年12月期が47.6%、2024年12月期が46.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率47.6%は、図鑑にある「製薬」の会社13社の中で上から1番目。中央値は17.9%で、高い方。
売上の伸び+26%は、上から10番目。中央値は+43%で、低い方。
従業員1人あたりの売上15,979万円は、上から1番目。中央値は9,581万円で、高い方。
売上の大きさは、13社の中で上から5番目。中央値は5,158億円。
比べた相手は、武田薬品・大塚HD・アステラス・第一三共・エーザイ・小野薬品・塩野義・協和キリン・住友ファーマ・参天製薬・ツムラ・ペプチドリーム。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期の収益を100円とすると、費用に52円が出ていき、営業利益として48円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社の所有者に帰属する当期利益が35円。
会社の大きさ
連結の従業員数は7,872人。本社は東京都。決算期は12月。収益を従業員数で割ると、1人あたり15,979万円になる。
何に左右される
血友病の薬の海外の売れ行きが最大の要因で、輸出とロイヤルティに為替が効く。薬価の引き下げが国内の利益率に効く。
新薬の開発の成否が次の柱を決め、ロシュの方針が販売と開発の分担を決める。
この会社の技術
抗体の形を作り変えて、効き目を強め、注射の回数を減らす抗体の設計技術。
この会社を読む言葉
- 抗体医薬:体の免疫の抗体を薬にしたもの。狙った標的にだけ効く
- ロイヤルティ:自社の薬を他社が売る時に受け取る対価
- 血友病:血が固まりにくい病気。定期的な薬が要る
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:IRBANK の有価証券報告書ベースの表から機械取得(2026-09-13)。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:医薬品。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-13。編集方針