会社図鑑
出光興産(5019)
出光は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は8.1兆円。平均年収は995万円(単体)。上場会社(証券コード 5019)。 英文社名は「Idemitsu Kosan Co.,Ltd.」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-17 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 5019
- 業種(東証33業種)
- 石油・石炭製品
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都千代田区大手町一丁目2番 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 14,392人・単体 5,120人
- 平均年収
- 995万円(単体・平均年齢 42歳・平均勤続 17年)自分の年収と比べる
- 主な事業
- 燃料油 83.6%・高機能材 6.5%・基礎化学品 6.2%・資源 2.5%
- 主な製品・ブランド
- 燃料油・潤滑油・グリース・エンジニアリングプラスチック・粘接着基材・エチレン・パラキシレン・ナフサ・原油・天然ガス
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 862万円 | 14,209人 |
| 2023年3月期 | 950万円 | 14,363人 |
| 2024年3月期 | 980万円 | 13,991人 |
| 2025年3月期 | 994万円 | 13,814人 |
| 2026年3月期 | 995万円 | 14,392人 |
事業の分類
分類の根拠:出光興産 有価証券報告書 2026年3月期 関係会社の状況。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
原油を輸入して精製し、ガソリンや軽油や灯油を全国のスタンドに届ける国内二番手の石油会社だ。石油化学、潤滑油、豪州の石炭、再生エネルギーの発電も持つ。
原油の値段が動くと、持っている在庫の評価で利益が大きく振れる。
燃料油84%ガソリンと灯油と軽油の精製と販売。最大の柱。
この事業は燃料油を扱う。国内の製油所を通じて燃料油を精製し、安定供給に取り組んでいる。海外事業の強化や富士石油株式会社との協業も進めている。
- 燃料油
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 52,493億円 | 3,605億円 |
| 2023年3月期 | 74,474億円 | 601億円 |
| 2024年3月期 | 71,112億円 | 2,097億円 |
| 2025年3月期 | 77,200億円 | 1,084億円 |
| 2026年3月期 | 68,073億円 | 1,751億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 売上高は燃料油セグメントにおける原油価格下落の影響などにより8兆1,059億円(前期比11.8%減)となり、売上原価は7兆3,514億円(前期比13.5%減)となった
- 営業損益は燃料油セグメントの原油価格の上昇によるプラスのタイムラグ影響が資源セグメントの石炭市況下落の影響を上回り2,122億円(前期比30.8%増)となった
- 燃料油セグメントの売上高は6兆7,934億円(前期比11.7%減)となったが、ホルムズ海峡封鎖に伴う原油価格上昇によるプラスのタイムラグ影響等でセグメント損益は1,777億円(前期比45.5%増)となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
高機能材6%潤滑油と電子材料と農薬。
この事業は潤滑油や機能化学品を扱う。潤滑油事業ではEVの電動ユニットに適合する潤滑油やグリースを、機能化学品事業では自動車・情報通信向けのエンジニアリングプラスチックや粘接着基材などを手がけている。
- 潤滑油
- グリース
- エンジニアリングプラスチック
- 粘接着基材
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 4,397億円 | 155億円 |
| 2023年3月期 | 5,357億円 | 177億円 |
| 2024年3月期 | 5,402億円 | 272億円 |
| 2025年3月期 | 5,304億円 | 280億円 |
| 2026年3月期 | 5,269億円 | 348億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 高機能材セグメントは潤滑油事業の海外販売やアグリライフ事業の新規連結会社の寄与によりセグメント損益が334億円(前期比18.5%増)となった
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資源3%石油とガスの権益と石炭。
この事業は石油・天然ガスや地熱などの資源開発を扱う。ベトナムでの天然ガス開発やノルウェーでの油田開発、出光大分地熱株式会社による地熱資源の開発・発電を手がけるほか、石炭も扱う。
- 原油
- 天然ガス
- 地熱
- 石炭
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| 出光大分地熱(株) | 蒸気・熱水等地熱エネルギー資源の調査、探鉱、開発、販売及び発電事業 | 100% |
| (株)INPEXノルウェー 関連会社 | 石油資源の調査、探鉱、開発及び販売 | 49.5% |
出資は出光興産が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 3,388億円 | 754億円 |
| 2023年3月期 | 6,721億円 | 2,172億円 |
| 2024年3月期 | 3,705億円 | 1,067億円 |
| 2025年3月期 | 2,653億円 | 684億円 |
| 2026年3月期 | 2,035億円 | 292億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 営業損益は燃料油セグメントの原油価格の上昇によるプラスのタイムラグ影響が資源セグメントの石炭市況下落の影響を上回り2,122億円(前期比30.8%増)となった
- 資源セグメントは石炭市況の下落に伴う価格要因などにより売上高は2,035億円(前期比23.3%減)、セグメント損益は331億円(前期比57.2%減)となった
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基礎化学品6%エチレンなどの石油化学。
この事業は石油化学製品を扱う。ナフサを原料にエチレンを製造するほか、愛知事業所ではパラキシレンを製造している。
- エチレン
- パラキシレン
- ナフサ
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 5,936億円 | 69億円 |
| 2023年3月期 | 7,005億円 | 102億円 |
| 2024年3月期 | 6,422億円 | 261億円 |
| 2025年3月期 | 6,350億円 | -100億円 |
| 2026年3月期 | 5,007億円 | -73億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- 営業損益は燃料油セグメントの原油価格下落による在庫影響や基礎化学品・資源セグメントの市況下落などにより1,622億円(前期比53.2%減)となった
- 基礎化学品セグメントは製品市況の悪化及び定期修繕や製造装置トラブルに伴う数量減等により売上高5,872億円(前期比2.4%減)、セグメント損益は80億円の損失(前期は220億円の利益)となった
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電力・再生可能エネルギー1%電気の小売と再生可能エネルギー。
この事業は発電と再生可能エネルギーを扱う。発電事業者として再生可能エネルギー電源の保有を進めるほか、蓄電池を活用したソリューション事業にも取り組んでいる。
- 再生可能エネルギー電源
- 蓄電池
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,417億円 | -82億円 |
| 2023年3月期 | 2,019億円 | 21億円 |
| 2024年3月期 | 1,468億円 | -79億円 |
| 2025年3月期 | 1,314億円 | -113億円 |
| 2026年3月期 | 1,006億円 | -19億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は全国の個人と運送会社、化学と製造業、電力と製紙の会社だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は8.1兆円、営業利益は2,122億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,719億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は21%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が2.6%、2025年3月期が1.8%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率2.6%は、図鑑にある「電力・エネルギー」の会社72社の中で上から59番目。中央値は6.4%で、低い方。
売上の伸び+21%は、上から41番目。中央値は+24%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上56,322万円は、上から2番目。中央値は10,774万円で、高い方。
売上の大きさは、72社の中で上から2番目。中央値は1,001億円。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に97円が出ていき、営業利益として3円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が2円。
会社の大きさ
連結の従業員数は14,392人。本社は千代田区大手町一丁目2番。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり56,322万円になる。
何に左右される
原油の値段が仕入れと在庫の評価を動かし、ガソリンの需要は電動化で長期に減る。原油はドル建てなので為替が効く。
石油化学の市況がアジアの需給で動き、石炭の値段が炭鉱の利益を決める。
この会社の技術
原油を沸点の違いで分けて、ガソリンや軽油を取り出す精製の技術。
この会社を読む言葉
- 精製:原油を燃料や化学品に分けること
- 在庫評価:持っている原油の値段の変化を利益や損に反映すること
- 元売り:原油を精製して燃料を卸す会社
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:石油・石炭製品。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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