会社図鑑
ENEOSホールディングス(5020)
ENEOSは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は12兆円。平均年収は1,138万円(単体)。上場会社(証券コード 5020)。 英文社名は「ENEOS Holdings,Inc.」。旧社名はJXTGホールディングス(2019年の有価証券報告書まで)。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-23 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 5020
- 業種(東証33業種)
- 石油・石炭製品
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都千代田区大手町一丁目1番 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 34,099人・単体 1,207人
- 平均年収
- 1,138万円(単体・平均年齢 43歳・平均勤続 17年)自分の年収と比べる
- 主な事業
- 石油製品ほか 91.6%・電気 3.1%・機能材 3%・石油・天然ガス開発 1.9%
- 主な製品・ブランド
- 燃料油・SAF・水素・合成燃料・発電・電気小売・蓄電池・EV充電器・合成ゴム・高機能化学品
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,007万円 | 41,852人 |
| 2023年3月期 | 993万円 | 44,617人 |
| 2024年3月期 | 948万円 | 43,683人 |
| 2025年3月期 | 1,069万円 | 34,238人 |
| 2026年3月期 | 1,138万円 | 34,099人 |
事業の分類
分類の根拠:ENEOSホールディングス 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容・関係会社の状況。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
原油を買って精製し、ガソリン、灯油、軽油、ジェット燃料、化学品にして売る。全国のガソリンスタンドが販売網だ。原油の値段が上がると在庫の評価で利益が出て、下がると損が出るので、利益が原油で振れる。
ガソリンの需要は長期で減るため、銅の製錬、水素、再生可能エネルギー、電気の小売に広げている。
石油製品ほか92%ガソリン・灯油・軽油・ジェット燃料・潤滑油の精製と販売。全国のガソリンスタンド。
この事業は燃料油の精製・販売を扱う。中核会社のENEOS株式会社が国内で石油精製販売事業を営むほか、SAFや水素、合成燃料といった次世代エネルギー分野にも取り組んでいる。
- 燃料油
- SAF
- 水素
- 合成燃料
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2024年3月期 | 110,732億円 | — |
| 2025年3月期 | 109,797億円 | -507億円 |
| 2026年3月期 | 103,953億円 | 2,924億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 石油製品ほかセグメントの売上高は前年同期比5.3%減の10兆3,953億円、営業利益は前年同期比3,431億円増益の2,924億円となり、海運事業の一部売却による売却益が寄与した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
石油・天然ガス開発2%海外の油田・ガス田の権益。
この事業は石油・天然ガスの開発を扱う。ENEOS Xplora株式会社が石油・天然ガスの開発・生産・販売を手がけ、CCS・CCUSといった二酸化炭素の回収・貯留に関わる事業にも取り組んでいる。
- 原油
- 天然ガス
- CCS・CCUS
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 2,431億円 | 970億円 |
| 2023年3月期 | 2,010億円 | 1,140億円 |
| 2024年3月期 | 2,049億円 | 915億円 |
| 2025年3月期 | 2,428億円 | 874億円 |
| 2026年3月期 | 2,168億円 | 508億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 石油製品ほかセグメントの売上高は前年同期比5.3%減の10兆3,953億円、営業利益は前年同期比3,431億円増益の2,924億円となり、海運事業の一部売却による売却益が寄与した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
機能材3%潤滑油の基油、炭素繊維、電子材料など機能性の素材。
この事業は合成ゴムや化学品を扱う。株式会社ENEOSマテリアルが、タイヤ材料に使われる合成ゴムや高機能化学品の生産・販売を手がけている。
- 合成ゴム
- 高機能化学品
- S-SBR
- 電池用バインダー
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2024年3月期 | 3,067億円 | — |
| 2025年3月期 | 3,470億円 | 177億円 |
| 2026年3月期 | 3,390億円 | 111億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
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電気3%電気の小売と発電。
この事業は発電と電力小売を扱う。ENEOS Power株式会社が火力発電所や系統用蓄電池の運用、電気小売事業を展開するほか、EV向け充電器の設置も手がけている。
- 発電
- 電気小売
- 蓄電池
- EV充電器
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2024年3月期 | 2,667億円 | — |
| 2025年3月期 | 3,199億円 | 210億円 |
| 2026年3月期 | 3,492億円 | 220億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
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再生可能エネルギー0%太陽光・風力の発電。
この事業は再生可能エネルギーの電源開発を扱う。ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社が、太陽光や陸上風力、バイオマスによる発電所の開発・発電・販売を手がけている。
- 太陽光発電
- 陸上風力
- バイオマス発電
- 洋上風力
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2024年3月期 | 418億円 | — |
| 2025年3月期 | 440億円 | -169億円 |
| 2026年3月期 | 487億円 | -9億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 再生可能エネルギーセグメントの売上高は前年同期比10.7%増の487億円となり、営業損失は9億円(前年同期は169億円の損失)に縮小した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客はドライバー、工場や航空や海運の会社、電気とガスの小売の客、そして銅の買い手だ。
業績5年
2026年3月期の売上収益は12兆円、営業利益は4,666億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は2,587億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は8%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が4%、2025年3月期が0.9%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率4.0%は、図鑑にある「電力・エネルギー」の会社72社の中で上から52番目。中央値は6.4%で、真ん中あたり。
売上の伸び+8%は、上から54番目。中央値は+24%で、低い方。
従業員1人あたりの売上34,504万円は、上から7番目。中央値は10,774万円で、高い方。
売上の大きさは、72社の中で上から1番目。中央値は1,001億円。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に96円が出ていき、営業利益として4円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が2円。
会社の大きさ
連結の従業員数は34,099人。本社は千代田区大手町一丁目1番。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり34,504万円になる。
何に左右される
原油の値段が最も大きい。在庫を持っているので、原油が上がると帳簿上の利益が出て、下がると損が出る。製品と原油の値段の差である精製マージンは需給で動く。
原油はドルで買うので円安はコストを増やす。ガソリンの補助金や税は政策で変わり、需要はEVと燃費の向上で長期に減る。
この会社の技術
原油を熱で分けてガソリンや軽油を取り出す精製と、硫黄を取り除く技術。
この会社を読む言葉
- 精製:原油を加熱して、ガソリン・灯油・軽油などに分けること
- 在庫評価:持っている原油や製品の値段が動いた分を、損益として計上すること
- 精製マージン:石油製品の売値と原油の仕入れ値の差
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:石油・石炭製品。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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