会社図鑑
フジクラ(5803)
フジクラは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は1.2兆円。平均年収は935万円(単体・非鉄金属30社の中で2位)。上場会社(証券コード 5803)。 英文社名は「Fujikura Ltd.」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-23 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 5803
- 業種(東証33業種)
- 非鉄金属
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都江東区木場一丁目5番1号 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 50,586人・単体 2,333人
- 平均年収
- 935万円(単体・平均年齢 43.4歳・平均勤続 15.4年)非鉄金属の30社の中で2位・業種の中央値 739万円 非鉄金属の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 情報通信事業部門 55.6%・自動車事業部門 15.3%・エレクトロニクス事業部門 14.7%・エネルギー事業部門 13.5%
- 主な製品・ブランド
- データセンタ向け製品・光電材料・ワイヤハーネス・FPC・プリント基板・コネクタ・電線・ケーブル・賃貸事業
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 724万円 | 52,434人 |
| 2023年3月期 | 770万円 | 54,762人 |
| 2024年3月期 | 845万円 | 50,254人 |
| 2025年3月期 | 867万円 | 51,262人 |
| 2026年3月期 | 935万円 | 50,586人 |
事業の分類
- 事業
- エレクトロニクス事業部門(プリント配線板・電子部品)基板/電子部品自動車事業部門(ワイヤハーネス)自動車専用部品・システムエネルギー事業部門(電力ケーブル・アルミ線)非鉄金属不動産事業部門(不動産賃貸)不動産賃貸情報通信事業部門(光ファイバ・光ケーブル・通信部品)電子部品
- 東証業種
- 非鉄金属
分類の根拠:フジクラ 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
光ファイバーと光のケーブルと、その接続の部品で世界有数の会社だ。データセンターの通信の需要で急速に伸び、北米の通信会社の光の回線の敷設も需要になる。車のワイヤーハーネスと電線もある。
海外の売上が大部分なので為替が効く。
情報通信事業部門56%光ファイバーと光のケーブルと接続の部品。データセンター向けが伸びる。
この事業はデータセンタ向けの情報通信関連製品を扱う。藤倉烽火光電材料科技やAFL Telecommunicationsなどのグループ会社が、生成AI市場の拡大に伴うデータセンタ向け需要に対応している。
- データセンタ向け製品
- 光電材料
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 藤倉烽火光電材料科技 有限公司 | 60% |
| AFL Telecommunications LLC | 100% |
出資はフジクラが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2023年3月期 | 2,914億円 | — |
| 2024年3月期 | 2,977億円 | 392億円 |
| 2025年3月期 | 4,514億円 | 922億円 |
| 2026年3月期 | 6,532億円 | 1,527億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 情報通信事業部門は生成AIの普及・拡大を背景としたデータセンタ向け需要の伸長により売上高6,530億円(前年度比44.7%増)、営業利益1,527億円(同65.7%増)となった
- 設備投資は情報通信事業部門を中心に総額403億円を実施した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
エレクトロニクス事業部門15%スマホなどの電子機器の配線板と部品。
この事業はFPCやプリント基板、コネクタなどの電子部品を扱う。フジクラプリントサーキットやタイ・ベトナムなどのグループ会社が製造・販売を担っている。
- FPC
- プリント基板
- コネクタ
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| ㈱フジクラプリントサーキット | 100% |
| Fujikura Conec (THAILAND) LTD. | 100% |
| Fujikura Electronics(Thailand)Ltd. | 100% |
| Fujikura Electronic Components (Thailand) Ltd. | 100% |
| 藤倉香港貿易有限公司 | 100% |
| Fujikura Electronics Vietnam Ltd. | 100% |
出資はフジクラが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,792億円 | 138億円 |
| 2023年3月期 | 1,983億円 | 276億円 |
| 2024年3月期 | 1,650億円 | 166億円 |
| 2025年3月期 | 1,865億円 | 229億円 |
| 2026年3月期 | 1,729億円 | 77億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- エレクトロニクス事業部門はサプライチェーン問題や競争激化、タイバーツ高によるコスト増により売上高1,723億円(前年度比7.3%減)、営業利益77億円(同66.5%減)となった
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自動車事業部門15%車のワイヤーハーネスと部品。
この事業は自動車向けのワイヤハーネスなどの電装部品を扱う。フジクラ電装やFujikura Automotive Europeなどのグループ会社が製造・販売を担っている。
- ワイヤハーネス
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| フジクラ電装㈱ | 100% |
| Fujikura Automotive Europe S.A.U. | 100% |
出資はフジクラが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,213億円 | -56億円 |
| 2023年3月期 | 1,559億円 | -66億円 |
| 2024年3月期 | 1,795億円 | 12億円 |
| 2025年3月期 | 1,771億円 | 58億円 |
| 2026年3月期 | 1,794億円 | 68億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 自動車事業部門は銅価高騰の影響があったが売価反映が進み売上高1,794億円(前年度比1.3%増)、営業利益68億円(同17.0%増)となった
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エネルギー事業部門13%電線と送電のケーブル、産業用の電線。
この事業は電線やケーブルなどのエネルギー関連製品を扱う。西日本電線やフジクラ・ダイヤケーブル、藤倉化成などのグループ会社が製造・販売を担っている。
- 電線
- ケーブル
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 西日本電線㈱ | 60.8% |
| ㈱フジクラ・ダイヤケーブル | 70.7% |
| 藤倉化成㈱ | 22% |
出資はフジクラが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2023年3月期 | 1,391億円 | — |
| 2024年3月期 | 1,402億円 | 87億円 |
| 2025年3月期 | 1,464億円 | 119億円 |
| 2026年3月期 | 1,584億円 | 189億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- エネルギー事業部門は高採算製品の出荷増加や銅価高騰に伴うデリバティブ評価益もあり売上高1,570億円(前年度比8.1%増)、営業利益189億円(同58.6%増)となった
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不動産事業部門1%所有する土地の賃貸。
この事業は当社旧深川工場跡地の再開発事業「深川ギャザリア」を中心とした不動産の賃貸を行っている。
- 賃貸事業
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 109億円 | 51億円 |
| 2023年3月期 | 108億円 | 50億円 |
| 2024年3月期 | 105億円 | 49億円 |
| 2025年3月期 | 108億円 | 49億円 |
| 2026年3月期 | 110億円 | 50億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
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誰に売る
客はデータセンターと通信会社、北米の通信会社、自動車メーカー、電線と電子部品を使う電機メーカーだ。
業績5年
2026年3月期の売上高は1.2兆円、営業利益は1,887億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,572億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は76%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が16%、2025年3月期が13.8%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率16.0%は、図鑑にある「電子部品」の会社114社の中で上から10番目。中央値は5.3%で、高い方。
売上の伸び+76%は、上から7番目。中央値は+19%で、高い方。
従業員1人あたりの売上2,337万円は、上から73番目。中央値は2,668万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、114社の中で上から11番目。中央値は454億円。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に84円が出ていき、営業利益として16円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が13円。
会社の大きさ
連結の従業員数は50,586人。本社は江東区木場一丁目5番1号。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり2,337万円になる。
何に左右される
AIの計算のためのデータセンターの投資が成長の源で、北米の光の回線の敷設が需要になる。海外の売上が大部分なので為替が効く。
銅の値段は電線の売上に転嫁され、世界の自動車の台数がハーネスに効く。
この会社の技術
光ファイバーを何千本も細く束ねて一本のケーブルにし、現場で速くつなぐ接続の技術。
この会社を読む言葉
- 光ファイバー:ガラスの細い線で光の信号を運ぶケーブル
- 高密度ケーブル:細い光ファイバーを大量に束ねたケーブル
- 融着接続:光ファイバーを熱で溶かしてつなぐこと
つながる図鑑
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- 業界図鑑電子部品の会社は、何で稼いでいる?電子部品
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- 会社図鑑住友電気工業(5802)同じ電線の住友電工は?
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:非鉄金属。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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