事業の分類
- 事業
- 小型モーター事業電子部品
- 東証業種
- 電気機器
分類の根拠:マブチモーター 有価証券報告書 2025年12月期 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
自動車電装機器とライフ・インダストリー機器に使う小型モーターを作って売る会社だ。自動車では、パワーウインドウ、パーキングブレーキ、パワーシート、サンルーフのような中型モーターと、ドアミラー、ドアロック、ヘッドライト、トランクオープナーのような小型モーターを供給する。ライフ・インダストリーでは、電動歯ブラシや血圧計といった健康・医療機器、シェーバーやコードレスクリーナー、電動工具などの家電と工具、プリンターや複合機、自動販売機などの精密・事務機器に使われる。
本社は関係会社へ部品と生産設備を供給し、関係会社からモーターを仕入れて、国内と世界各国へ売る。関係会社は部品と生産設備を調達してモーターを作り、本社やグループ、そして近くの市場へ売る。区分は、生産と販売の体制を地域で切った日本・アジア・アメリカ・ヨーロッパの四つだ。
2025年12月期の区分別の売上。出典は頁末。
日本31%
日本にある本社と子会社。部品と生産設備の設計・製造、小型ポンプや情報機器向けモーターの製造、そして国内と輸出の販売を担う。
アジア47%
中国、ベトナム、台湾、タイ、インドなどの関係会社。モーターと部品、生産設備の製造と、アジア市場への販売を担う。
アメリカ10%
アメリカとメキシコの関係会社。モーターと部品の製造と、南北アメリカ市場への販売を担う。
ヨーロッパ12%
ドイツ、ポーランド、スイスの関係会社。モーターの製造と、欧州市場への販売を担う。
誰に売る
客は、モーターを組み込む機器のメーカーだ。自動車とその部品のメーカーが最も大きな用途で、次いで健康・医療機器、理美容や掃除の家電、電動工具、プリンターや複合機、自動販売機のメーカーが続く。搬送ロボットや協調ロボット、自動製氷機、玩具や模型にも使われる。販売の子会社を通じて、南北アメリカ、アジア、欧州の市場へ届ける。
業績5年
2025年12月期の売上高は2,004億円、営業利益は255億円、親会社株主に帰属する当期純利益は263億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上高は49%増えた。
2021年12月期から2025年12月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2025年12月期が12.7%、2024年12月期が11%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率12.7%は、図鑑にある「電子部品」の会社35社の中で上から9番目。中央値は8.2%で、高い方。
売上の伸び+49%は、上から4番目。中央値は+24%で、高い方。
従業員1人あたりの売上1,151万円は、上から33番目。中央値は2,662万円で、低い方。
売上の大きさは、35社の中で上から16番目。中央値は1,138億円。
比べた相手は、住友電工・ニデック・TDK・京セラ・村田製作所・TOPPAN・ミネベアミツミ・大日本印刷・古河電工・フジクラ・アルプスアルパイン・日本ガイシ・太陽誘電・SWCC・浜松ホトニクス・信越ポリマー・デクセリアルズ・UMCエレクトロニクス・MARUWA・オーナンバ・平河ヒューテック・大日光・エンジニアリング・オリジン・SEMITEC・ニッポン高度紙・湖北工業・石井表記・カナレ電気・山王・フジプレアム・JMACS・エブレン・テクニスコ・倉元製作所。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期の売上高を100円とすると、費用に87円が出ていき、営業利益として13円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社株主に帰属する当期純利益は13円と、営業利益を上回った。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は17,408人。本社は松戸市松飛台430。決算期は12月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり1,151万円になる。
何に左右される
自動車がどれだけ作られるかが最も大きく効く。一台の車に窓やミラー、シートなど多くのモーターが載るためだ。理美容や掃除の家電、電動工具、事務機器の売れ方は、ライフ・インダストリーの需要を動かす。
モーターの材料である銅や磁石、樹脂の値段が原価に効く。作る場所も売る場所も海外の割合が大きいため、為替で円に替えた金額が変わる。中国・ベトナム・メキシコ・ポーランドなどの工場がどれだけ動くかが、供給と費用を左右する。
この会社の技術
小型モーターは、磁石と、電気を流すと磁石になるコイルを組み合わせ、引き合う力と反発する力を交互に起こして軸を回す。回す力の強さ、回る速さ、消す電気の量、静かさ、そして長く持つかどうかが求められる性能だ。同じ形のモーターを大量に、同じ品質で作れることが要になるため、部品と生産設備を本社が設計して各地の工場へ送り、どの工場でも同じものができる体制をとる。歯車を組み合わせて回転を遅くし力を強くする部品も、グループの中で作っている。
この会社を読む言葉
- 小型モーター:手のひらに載るほどの大きさで、機器の中の動く部分を回す部品
- 自動車電装機器:自動車の中で電気で動く装置のこと
- 生産設備:製品を作るための機械や治具。マブチモーターは自社グループで作る
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメントは事業別の売上高、2025年12月期の値。 東証33業種:電気機器。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針