会社図鑑
日東電工(6988)
日東電工は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は1.0兆円。平均年収は844万円(単体・化学194社の中で27位)。上場会社(証券コード 6988)。 英文社名は「NITTO DENKO CORPORATION」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-17 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 6988
- 業種(東証33業種)
- 化学
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2 大阪府の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 26,477人・単体 6,813人
- 平均年収
- 844万円(単体・平均年齢 41歳・平均勤続 15.5年)化学の194社の中で27位・業種の中央値 716万円 化学の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- オプトロニクス 50.8%・インダストリアルテープ 35.3%・ヒューマンライフ 13.8%
- 主な製品・ブランド
- 情報機能材料・回路材料・基盤機能材料・ライフサイエンス・パーソナルケア材料・メンブレン
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 805万円 | 25,961人 |
| 2023年3月期 | 823万円 | 26,070人 |
| 2024年3月期 | 762万円 | 25,300人 |
| 2025年3月期 | 834万円 | 25,769人 |
| 2026年3月期 | 844万円 | 26,477人 |
事業の分類
分類の根拠:日東電工 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
テープとフィルムの会社だ。液晶の画面に使う偏光フィルム、スマホや車に使う防振や防音のテープが柱で、核酸医薬の受託製造と透析の膜も持つ。粘着と塗る技術を、画面から薬まで広げた。
海外の売上が大部分を占める。
インダストリアルテープ35%車と電子機器と包装のテープ。
この事業は基盤機能材料を扱う。日昌㈱や日東シンコー㈱、㈱ニトムズなどの国内子会社が生産・販売を担うほか、米州ではNitto, Inc.が持株会社として関係会社を統括している。
- 基盤機能材料
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| (連結子会社) 日昌㈱ | インダストリアルテープ | 100% |
| 日東シンコー㈱ | インダストリアルテープ | 95.1% |
| ㈱ニトムズ | インダストリアルテープ | 100% |
| Nitto Denko America Latina LTDA. | インダストリアルテープ | 100% |
| Nitto, Inc. | インダストリアルテープ 持株会社 | 100% |
| Nitto Denko (Taiwan) Corporation | インダストリアルテープ | 100% |
ほか2社。出資は日東電工が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 3,304億円 | 393億円 |
| 2023年3月期 | 3,394億円 | 276億円 |
| 2024年3月期 | 3,522億円 | 393億円 |
| 2025年3月期 | 3,557億円 | 460億円 |
| 2026年3月期 | 3,666億円 | 517億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- インダストリアルテープはバッテリー固定用電気剥離テープの採用モデル拡大などにより、売上収益3,666億7百万円(前期比4.2%増)、営業利益516億62百万円(同12.6%増)となった
- 連結従業員数は26,477名となり、オプトロニクス13,298名、インダストリアルテープ8,796名、ヒューマンライフ2,974名だった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
オプトロニクス51%液晶の偏光板と半導体の工程の材料。最大の柱。
この事業は情報機能材料や回路材料を扱う。上海や韓国、深圳、成都、ベトナムなどの海外子会社が製造・販売を担っている。
- 情報機能材料
- 回路材料
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| Shanghai Nitto Optical Co., Ltd. | 100% |
| Korea Nitto Optical Co., Ltd. | 100% |
| Nitto Denko Fine Circuit Technology (Shenzhen) Co., Ltd. | 100% |
| Shenzhen Nitto Optical Co., Ltd. | 100% |
| Nitto Material Technology (Chengdu) Co., Ltd. | 100% |
| Nitto Denko Vietnam Co., Ltd. | 100% |
ほか1社。出資は日東電工が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 4,596億円 | 966億円 |
| 2023年3月期 | 4,824億円 | 1,299億円 |
| 2024年3月期 | 4,699億円 | 1,240億円 |
| 2025年3月期 | 5,430億円 | 1,731億円 |
| 2026年3月期 | 5,278億円 | 1,499億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- オプトロニクスはLCDスマートフォン向け光学フィルムからの戦略的撤退などにより、売上収益5,278億12百万円(前期比2.6%減)、営業利益1,498億71百万円(同13.4%減)となった
- 連結従業員数は26,477名となり、オプトロニクス13,298名、インダストリアルテープ8,796名、ヒューマンライフ2,974名だった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
ヒューマンライフ14%医療のテープと核酸の薬の原料。
この事業はライフサイエンスやパーソナルケア材料、メンブレンなどを扱う。HydranauticsやKinovate Life Sciences、Nitto Denko Aveciaなどの海外子会社が携わっている。
- ライフサイエンス
- パーソナルケア材料
- メンブレン
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| Hydranautics | 100% |
| Kinovate Life Sciences, Inc. | 100% |
| Nitto Denko Avecia Inc. | 100% |
| Nitto Advanced Film Gronau GmbH | 100% |
| Nitto Advanced Nonwoven Ascania GmbH | 100% |
出資は日東電工が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 922億円 | — |
| 2023年3月期 | 1,334億円 | 8億円 |
| 2024年3月期 | 1,245億円 | -95億円 |
| 2025年3月期 | 1,321億円 | -119億円 |
| 2026年3月期 | 1,437億円 | -50億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- ヒューマンライフは核酸受託製造の需要増加で大型案件の生産を第2四半期から開始し、売上収益1,437億2百万円(前期比8.5%増)、営業損失は50億41百万円(前年同期は117億18百万円の損失)と赤字幅が縮小した
- 連結従業員数は26,477名となり、オプトロニクス13,298名、インダストリアルテープ8,796名、ヒューマンライフ2,974名だった
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誰に売る
客はアジアのディスプレイとスマホのメーカー、世界の自動車メーカー、製薬会社、工場と水処理の分野だ。
業績5年
2026年3月期の売上収益は1.0兆円、営業利益は1,836億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は1,335億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は20%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が17.9%、2025年3月期が18.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率17.9%は、図鑑にある「化学・素材」の会社249社の中で上から11番目。中央値は6.4%で、高い方。
売上の伸び+20%は、上から97番目。中央値は+17%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上3,883万円は、上から180番目。中央値は4,888万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、249社の中で上から14番目。中央値は480億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に82円が出ていき、営業利益として18円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が13円。
会社の大きさ
連結の従業員数は26,477人。本社は茨木市下穂積1丁目1番2。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり3,883万円になる。
何に左右される
スマホと液晶の需要が偏光フィルムの出荷を決め、車の生産台数と電動化がテープの出荷を押す。海外の売上が大部分なので為替が効く。
核酸医薬の受託の稼働が契約で決まり、有機ELへの移行が偏光フィルムの需要を変える。
この会社の技術
光の向きを揃えるフィルムを、ミクロンの厚さで均一に塗って貼る技術。
この会社を読む言葉
- 偏光フィルム:液晶の画面で光の向きを整えるフィルム
- 核酸医薬:DNAやRNAを使う薬。製造が難しい
- 粘着:貼って剥がせる性質。テープの基本
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上収益、2026年3月期の値。 東証33業種:化学。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-29。編集方針
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