会社図鑑
小田急電鉄(9007)
小田急は、何で稼いでいる? 2026年3月期の営業収益は4,187億円。平均年収は827万円(単体・陸運業60社の中で8位)。上場会社(証券コード 9007)。 英文社名は「Odakyu Electric Railway Co., Ltd」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-25 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 9007
- 有価証券報告書を出している子会社
- 東海自動車
- 業種(東証33業種)
- 陸運業
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都渋谷区代々木2丁目28番 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 11,656人・単体 3,685人
- 平均年収
- 827万円(単体・平均年齢 43.5歳・平均勤続 22年)陸運業の60社の中で8位・業種の中央値 646万円 陸運業の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 交通業 42.7%・生活サービス業 37%・不動産業 20.3%
- 主な製品・ブランド
- 鉄道・特急ロマンスカー・バス・百貨店・旅行・レストラン・保険サービス・戸建住宅・マンション分譲・建物賃貸
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 697万円 | 13,272人 |
| 2023年3月期 | 717万円 | 12,629人 |
| 2024年3月期 | 753万円 | 11,661人 |
| 2025年3月期 | 800万円 | 11,517人 |
| 2026年3月期 | 827万円 | 11,656人 |
事業の分類
分類の根拠:小田急電鉄 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
新宿から神奈川へ向かう鉄道と、箱根の観光と、沿線の百貨店とスーパーで稼ぐ会社だ。箱根ではロマンスカーとロープウェイと船を持ち、新宿の駅の再開発が進む。
訪日客が箱根の観光を押す。
交通業43%小田急線とバスと箱根の乗り物。最大の柱。
鉄道の運行を行う事業。特急ロマンスカーの運行のほか、小田急箱根や江ノ島電鉄、小田急バスなど複数のグループ会社を通じてバス事業なども手がけている。
- 鉄道
- 特急ロマンスカー
- バス
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| ㈱小田急箱根 | 100% |
| 江ノ島電鉄㈱ | 100% |
| 小田急バス㈱ | 100% |
| 立川バス㈱ | 82.5% |
| 東海自動車㈱ | 59.6% |
| 小田急ハイウェイバス㈱ | 100% |
ほか6社。出資は小田急が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2024年3月期 | 1,696億円 | — |
| 2025年3月期 | 1,725億円 | 265億円 |
| 2026年3月期 | 1,788億円 | 295億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 前期にグループ通算制度の適用に伴い百貨店業およびストア・小売業で決算期を変更し13ヵ月間を連結した反動等により営業収益は418,732百万円(前期比0.9%減)となった一方、交通業の輸送人員増加等により営業利益は52,659百万円(同2.4%増)、経常利益は54,028百万円(同7.0%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は前期にUDS㈱の外部譲渡に伴う関係会社株式売却益を計上した反動等により37,368百万円(同28.1%減)となった
- 交通業は鉄道業で定期・定期外ともに輸送人員が増加したことに加えバス業や箱根エリアで運賃改定を実施したことなどにより、営業収益181,261百万円(前期比3.6%増)、営業利益29,517百万円(同11.4%増)となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
不動産業20%駅の不動産の賃料と分譲。
戸建住宅やマンションの分譲を行う不動産分譲業のほか、建物の賃貸や土地・建物の販売を行う事業。子会社の小田急不動産が分譲を担っている。
- 戸建住宅
- マンション分譲
- 建物賃貸
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 小田急不動産㈱ | 100% |
| ㈱小田急ハウジング | 100% |
| ㈱小田急SCディベロップメント | 100% |
| ㈱小田急ビルサービス | 100% |
出資は小田急が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 741億円 | 186億円 |
| 2023年3月期 | 773億円 | 181億円 |
| 2024年3月期 | 724億円 | 172億円 |
| 2025年3月期 | 849億円 | 159億円 |
| 2026年3月期 | 848億円 | 155億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 不動産業は新宿駅西口地区開発計画の進捗に伴い「新宿ミロード」を閉館した影響があったものの、その他の商業施設やオフィスの賃料収入が増加したことなどにより営業収益96,226百万円(前期比0.3%増)となった一方、営業利益は15,473百万円(同2.4%減)となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
生活サービス業37%百貨店とスーパーと飲食店。
百貨店業を中心とした生活関連サービスの事業。子会社の小田急百貨店のほか、小田急トラベルやホテル小田急サザンタワー、小田急レストランシステムなど、旅行・宿泊・飲食・保険・金融など多様なサービスを手がける会社で構成される。
- 百貨店
- 旅行
- レストラン
- 保険サービス
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| ㈱小田急百貨店 | 100% |
| 小田急商事㈱ | 100% |
| ㈱小田急リゾーツ | 100% |
| ㈱ホテル小田急サザンタワー | 100% |
| ㈱小田急レストランシステム | 100% |
| ジローレストランシステム㈱ | 100% |
ほか8社。出資は小田急が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2024年3月期 | 1,592億円 | — |
| 2025年3月期 | 1,654億円 | 91億円 |
| 2026年3月期 | 1,551億円 | 77億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 生活サービス業は前期にグループ通算制度の適用に伴い百貨店業およびストア・小売業で決算期を変更し13ヵ月間を連結した反動等により、営業収益158,606百万円(前期比6.0%減)、営業利益7,658百万円(同15.5%減)となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は新宿と神奈川の通勤と通学の個人、箱根の観光客と訪日客、沿線の店と住宅の個人、新宿の駅のテナントだ。
業績5年
2026年3月期の営業収益は4,187億円、営業利益は527億円、親会社株主に帰属する当期純利益は374億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、営業収益は17%増えた。
営業利益率の推移
営業収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が12.6%、2025年3月期が12.2%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率12.6%は、図鑑にある「鉄道」の会社62社の中で上から14番目。中央値は7.4%で、高い方。
売上の伸び+17%は、上から56番目。中央値は+38%で、低い方。
従業員1人あたりの売上3,592万円は、上から22番目。中央値は2,472万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、62社の中で上から15番目。中央値は380億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の営業収益を100円とすると、費用に87円が出ていき、営業利益として13円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が9円。
会社の大きさ
連結の従業員数は11,656人。本社は渋谷区代々木2丁目28番。決算期は3月。営業収益を従業員数で割ると、1人あたり3,592万円になる。
何に左右される
通勤と通学の人数が鉄道を決め、国内旅行と訪日客が箱根の観光を動かす。新宿の再開発と賃料が不動産を伸ばす。
運転と保守の人件費が最大の費用で、列車の電気代がコストに乗る。
この会社の技術
複線を二重にして輸送力を増やす複々線と、鉄道と観光の乗り物を一つの切符でつなぐ仕組み。
この会社を読む言葉
- 複々線:線路を四本にして列車を増やすこと
- ロマンスカー:小田急の特急列車
- 沿線開発:鉄道の周りに住宅と街を作って乗客を増やすこと
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の外部顧客への売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:陸運業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
