会社図鑑
近鉄グループホールディングス(9041)
近鉄は、何で稼いでいる? 2026年3月期の営業収益は1.8兆円。平均年収は823万円(単体・陸運業60社の中で9位)。上場会社(証券コード 9041)。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-17 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 9041
- 業種(東証33業種)
- 陸運業
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 大阪府大阪市天王寺区上本町6丁 大阪府の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 44,759人・単体 264人
- 平均年収
- 823万円(単体・平均年齢 44.6歳・平均勤続 17.7年)陸運業の60社の中で9位・業種の中央値 646万円 陸運業の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 国際物流 43.9%・ホテル・レジャー 21.4%・運輸 13%・流通 13%
- 主な製品・ブランド
- 国際貨物輸送・フォワーディング・ホテル・鉄軌道・マンション分譲・中古住宅買取再販・不動産賃貸
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 640万円 | 26,605人 |
| 2023年3月期 | 712万円 | 44,079人 |
| 2024年3月期 | 780万円 | 44,318人 |
| 2025年3月期 | 797万円 | 44,678人 |
| 2026年3月期 | 823万円 | 44,759人 |
事業の分類
分類の根拠:近鉄グループホールディングス 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
私鉄で最も長い路線を持ち、大阪と名古屋と奈良と伊勢を結ぶ鉄道の会社だ。近鉄百貨店、ホテル、あべのハルカスの不動産に加え、近鉄エクスプレスの国際物流が大きな柱になる。
訪日客が奈良と伊勢と大阪の観光を押す。
運輸13%近鉄線とバスとタクシー。
鉄軌道の運行を行う事業。防災工事や保安度向上工事など安全性向上の取り組みも進めている。
- 鉄軌道
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,533億円 | -27億円 |
| 2023年3月期 | 1,846億円 | 131億円 |
| 2024年3月期 | 2,043億円 | 323億円 |
| 2025年3月期 | 2,145億円 | 347億円 |
| 2026年3月期 | 2,233億円 | 381億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 運輸業の営業収益は大阪・関西万博開催に伴うお客様増加や名阪特急「ひのとり」の増発効果等により前期比3.9%増の2,320億21百万円、営業利益は同9.8%増の380億64百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
不動産9%あべのハルカスなどの賃料と分譲。
マンションの分譲や中古住宅の買取再販を行う不動産販売業と、収益物件の取得などを行う不動産賃貸業からなる事業。子会社の近鉄不動産が中心となっている。
- マンション分譲
- 中古住宅買取再販
- 不動産賃貸
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| 奈良交通㈱ | バス事業、 不動産業 | 66.2% |
| 近鉄不動産㈱ | 不動産業 | 100% |
| 近鉄ファシリティーズ㈱ | 不動産管理業 | 100% |
| ㈱きんえい | 映画館の経営、 不動産賃貸業 | 63% |
| ㈱海遊館 | 水族館の経営、 不動産賃貸業 | 70.5% |
| 三重交通グループホールディングス㈱ | 不動産業、 バス事業 | 38.8% |
出資は近鉄が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,592億円 | 294億円 |
| 2023年3月期 | 1,390億円 | 160億円 |
| 2024年3月期 | 1,324億円 | 151億円 |
| 2025年3月期 | 1,393億円 | 139億円 |
| 2026年3月期 | 1,472億円 | 144億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- 不動産業の営業収益は前期比5.0%増の1,653億59百万円となったが、分譲マンションの原価上昇等により営業利益は同8.3%減の138億64百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
国際物流44%近鉄エクスプレスの航空と海上の貨物。最大の柱。
自ら輸送手段を持たず、航空機や船舶、トラック、鉄道を組み合わせて貨物輸送を行うフォワーダー事業。子会社の近鉄エクスプレスが総合的な物流サービスを提供している。
- 国際貨物輸送
- フォワーディング
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| ㈱近鉄エクスプレス | 国際物流業 | 100% |
| APL Logistics Ltd | 国際物流業 | 100% |
出資は近鉄が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2023年3月期 | 7,099億円 | 233億円 |
| 2024年3月期 | 7,324億円 | 176億円 |
| 2025年3月期 | 7,968億円 | 130億円 |
| 2026年3月期 | 7,531億円 | 120億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 国際物流業の営業収益は市場競争の激化による販売価格下落等により前期比5.5%減の7,532億円、営業利益は同7.4%減の120億12百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
流通13%近鉄百貨店と駅の店。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,874億円 | -15億円 |
| 2023年3月期 | 2,017億円 | 27億円 |
| 2024年3月期 | 2,099億円 | 58億円 |
| 2025年3月期 | 2,133億円 | 70億円 |
| 2026年3月期 | 2,235億円 | 92億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 流通業の営業収益は大阪・関西万博オフィシャルストアの好調等により前期比5.1%増の2,263億67百万円、営業利益は同30.4%増の91億59百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
ホテル・レジャー21%ホテルと旅行と観光列車。
ホテルの運営を行う事業。宿泊サービスを提供している。
- ホテル
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 1,667億円 | -217億円 |
| 2023年3月期 | 2,925億円 | 92億円 |
| 2024年3月期 | 3,173億円 | 135億円 |
| 2025年3月期 | 3,427億円 | 140億円 |
| 2026年3月期 | 3,672億円 | 138億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は通勤と観光の個人、国際物流の荷主、百貨店と不動産の個人とテナント、ホテルの宿泊客と訪日客だ。
業績5年
2026年3月期の営業収益は1.8兆円、営業利益は894億円、親会社株主に帰属する当期純利益は538億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、営業収益は153%増えた。
営業利益率の推移
営業収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が5.1%、2025年3月期が4.8%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率5.1%は、図鑑にある「鉄道」の会社62社の中で上から39番目。中央値は7.4%で、真ん中あたり。
売上の伸び+153%は、上から2番目。中央値は+38%で、高い方。
従業員1人あたりの売上3,910万円は、上から15番目。中央値は2,472万円で、高い方。
売上の大きさは、62社の中で上から4番目。中央値は380億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の営業収益を100円とすると、費用に95円が出ていき、営業利益として5円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が3円。
会社の大きさ
連結の従業員数は44,759人。本社は大阪市天王寺区上本町6丁。決算期は3月。営業収益を従業員数で割ると、1人あたり3,910万円になる。
何に左右される
通勤と観光の人数が鉄道を決め、為替と航空便が訪日客を動かす。航空と海上の貨物の量と運賃が国際物流を左右する。
あべのハルカスなどの賃料が安定し、運転と保守の人件費が最大の費用になる。
この会社の技術
長い路線に特急を走らせて観光地へ運ぶ運行と、航空と船で世界の貨物を運ぶ国際物流の網。
この会社を読む言葉
- 特急:観光地へ速く運ぶ有料の列車
- 国際物流:航空や船で海外との貨物を運ぶこと
- フォワーダー:荷主の代わりに輸送を手配する会社
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この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の外部顧客への売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:陸運業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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