会社図鑑
アソインターナショナル(9340)
アソインターナショナルは、何で稼いでいる? 2025年6月期の売上高は38億円。
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分類の根拠:アソインターナショナル 有価証券報告書 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
歯科技工所として、矯正治療に使う装置をオーダーメイドで作る会社だ。多くの歯科技工所は虫歯の治療のあとにかぶせる補綴物を作るが、この会社は設立から矯正用の装置に絞ってきた。全国の矯正治療を行う歯科医院、歯科大学とその附属病院などへ納める。歯科医師が患者の口の中を調べ、送ってきた歯型やデータと設計の指示書をもとに、患者ごとに合う形を作る。
装置は用途で分かれる。診査と診断に使う模型、歯を動かす場所を空けるために顎を広げる拡大床、治療のあとに歯が戻るのを防ぐリテーナー、透明で薄いプラスチックを歯にかぶせて動かすマウスピース型の装置、歯の表面に付ける金具とワイヤーを一組にして渡すイン・ダイレクト・ボンディング・システムなどだ。患者が自分で外せる可撤式と、外せない固定式がある。作る場所は自社と、独立した歯科技工士が立ち上げた協力先の技工所、そしてフィリピンの子会社に分かれる。子会社はドイツのメーカーの矯正材料を独占して仕入れて売り、納めた装置の修理も行う。米国にも子会社を置き、現地の歯学部に供給元として登録されている。
誰に売る
客は矯正治療をする歯科医院、歯科大学と大学の歯学部、その附属病院だ。大学で実習に使われた装置は、卒業した歯科医師が研修や開業のあとも使い続けることがあり、取引が長く続く形になる。歯科医師どうしのつながりを通じて紹介が生まれることもある。米国の大学の歯学部にも納める。
業績5年
2025年6月期の売上高は38億円、営業利益は7億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4億円。
2021年6月期から2025年6月期までの5期で、売上高は23%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2025年6月期が18.4%、2024年6月期が14.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率18.4%は、図鑑にある「医療機器」の会社38社の中で上から6番目。中央値は9.7%で、高い方。
売上の伸び+23%は、上から19番目。中央値は+23%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上1,226万円は、上から34番目。中央値は3,174万円で、低い方。
売上の大きさは、38社の中で上から34番目。中央値は320億円。
比べた相手は、富士フイルム・テルモ・オリンパス・HOYA・ニプロ・シスメックス・PHCホールディングス・H.U.グループ・日本光電・ビー・エム・エル・朝日インテック・フクダ電子・メニコン・ナカニシ・A&Dホロン・JMS・ファルコ・松風・シード・マニー・リオン・日本エム・ディ・エム・メディキット・クリエートメディック・テクノメディカ・北里・スリー・ディー・マトリックス・大研医器・プラッツ・シンシア・幸和製作所・日本アイ・エス・ケイ・プレシジョン・システム・サイエンス・CYBERDYNE・サスメド・セルシード・ADR120S。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年6月期の売上高を100円とすると、費用に82円が出ていき、営業利益として18円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が11円。
会社の大きさ
連結の従業員数は310人。本社は中央区銀座2丁目11番8。決算期は6月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり1,226万円になる。
何に左右される
装置は歯科医療機関ごとに発注されるので、どれだけ多くの医院とつながっているかが受注を決める。矯正治療を受ける人がどれだけいるかが、そのまま作る装置の数になる。
作るのは人の手が要る仕事なので、歯科技工士をどれだけ確保できるかが納める速さに効く。自社で作るぶんと協力先へ外注するぶんを注文に合わせて動かせるため、費用の抱え方を変えられる。口腔内スキャナーや立体のプリンターを使うデジタル化の進み方が、作り方と機器の販売の両方に関わる。
この会社の技術
歯科医師から届いた歯型やスキャンのデータと、設計の指示書をもとに、患者ごとに違う形の装置を作る。歯を並べ替えるノウハウは手作業で積み上げてきたもので、そこへ立体のCADと立体のプリンターを組み合わせ、工程の一部を機械に任せている。歯の裏側に付ける矯正では、金具を正しい位置に貼るための治具と、その人の歯並びに合わせてあらかじめ曲げたワイヤーを一組にして渡すことで、治療の場での手間を減らす。
この会社を読む言葉
- 歯科技工所:歯科医師の指示を受けて、詰め物やかぶせ物、矯正の装置を作る場所
- 矯正歯科技工物:歯や顎の位置を動かすために使う装置のまとめた呼び方
- 可撤式と固定式:患者が自分で外せる装置と、外せない装置
- マウスピース型矯正装置:透明で薄いプラスチックを歯にかぶせ、力をかけて動かす装置
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:その他製品。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針
