会社図鑑
IDEC(6652)
IDECは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は730億円。
1枚カード(画像)を開く →事業の分類
分類の根拠:IDEC 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
機械や設備を動かすための制御機器を作って売る会社だ。HMIと呼ぶ分野では、制御用の操作スイッチ、ジョイスティック、表示灯、プログラマブル表示器を扱う。インダストリアルコンポーネンツの分野では、スイッチング電源、端子台、制御用のリレーとソケット、サーキットプロテクタを扱う。オートメーション&センシングの分野では、プログラマブルコントローラと自動認識機器を扱い、安全・防爆の分野では安全関連機器と防爆関連機器を扱う。各種のシステムや協働ロボットのシステム、ソリューションも手がける。
製造はIDECと製造の子会社が行い、販売は日本市場へはIDECと国内のグループ会社が、海外市場へは主にその地域の現地法人が行う。現地法人はそれぞれ独立した経営の単位として、地域に合った戦略を立てる。だから区分は製造と販売の体制をもとにした地域別で、日本、米州、EMEA、アジア・パシフィックに分かれる。EMEAは欧州、中東、アフリカの地域を指す。
日本39%
日本市場でIDECと国内のグループ会社が制御機器を作り、売る区分
米州18%
米州で現地法人が制御機器の開発と製造と販売を行う区分
EMEA21%
欧州・中東・アフリカで現地法人が制御機器の開発と製造と販売を行う区分
アジア・パシフィック23%
タイや中国、台湾などで制御機器を作り、売る区分
誰に売る
客は地域ごとに分かれ、日本は国内のグループ会社が、米州とEMEAとアジア・パシフィックはその地域の現地法人が受け持つ。米国やフランス、イギリス、タイ、中国、台湾、香港、シンガポール、インドに開発や製造や販売の会社を置く。
業績5年
2026年3月期の売上高は730億円、営業利益は61億円、親会社株主に帰属する当期純利益は39億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は3%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が8.4%、2025年3月期が5.5%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率8.4%は、図鑑にある「FA・センサー(工場の自動化)」の会社50社の中で上から36番目。中央値は12.4%で、真ん中あたり。
売上の伸び+3%は、上から41番目。中央値は+25%で、低い方。
従業員1人あたりの売上2,428万円は、上から41番目。中央値は3,292万円で、低い方。
売上の大きさは、50社の中で上から18番目。中央値は394億円。
比べた相手は、キーエンス・ファナック・SMC・オムロン・横河電機・島津製作所・安川電機・堀場製作所・アズビル・ダイヘン・FUJI・日本電子・CKD・シンフォニアテクノロジー・アンリツ・山洋電気・大崎電気工業・長野計器・オプテックスグループ・愛知時計電機・理研計器・新コスモス電機・NITTOKU・日置電機・協立電機・チノー・かわでん・IMV・東亜ディーケーケー・共和電業・オーバル・国際計測器・菊水ホールディングス・小野測器・シグマ光機・ニレコ・エヌエフホールディングス・東洋電機・オプトエレクトロニクス・エヌアイシ・オートテック・助川電気工業・インターアクション・リーダー電子・アルチザネットワークス・パルステック工業・シリウスビジョン・クボテック・コンバム・アスタリスク。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に92円が出ていき、営業利益として8円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が5円。
会社の大きさ
連結の従業員数は3,006人。本社は大阪市淀川区西宮原2丁目。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり2,428万円になる。
何に左右される
地域ごとの売上が業績の土台で、日本、米州、EMEA、アジア・パシフィックの区分ごとに収益と利益が動く。制御機器は機械や設備に組み込まれる部品なので、その引き合いが受注になる。
海外の子会社が多いので、円に直すときの為替が売上に効く。製造は国内と海外の工場に分かれ、部品と材料の値段が原価に効く。
この会社の技術
制御機器は、人が機械に指示を出し、機械の状態を人に見せるための部品だ。押しボタンのスイッチやジョイスティックで指示を出し、表示灯やプログラマブル表示器で状態を示す。プログラマブルコントローラは決めた手順で機械を動かし、自動認識機器は品物に付いた印を読み取る。スイッチング電源や端子台やサーキットプロテクタは、機械に電気を配り、流れすぎを防ぐ。安全関連機器は機械を安全に止めるために、防爆関連機器は爆発の危険がある場所で使うために作られる。
この会社を読む言葉
- 制御機器:機械や設備を動かし、状態を見せるための部品
- HMI:人と機械の間で、指示と表示をやりとりする部分
- プログラマブルコントローラ:決めた手順どおりに機械を動かす装置
- 防爆:爆発の危険がある場所で、火花が出ないようにすること
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑FA・センサーの会社は、何で稼いでいる?FA・センサー(工場の自動化)
- 会社図鑑横河電機(6841)同じ計測と制御の横河電機は?
- 技術図鑑産業用ロボットは、どうやって動く?産業用ロボット
- 技術図鑑センサーは、何を測っている?センサー(工場の目)
ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-20)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:電気機器。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針
