事業の中身
機械の設備と機器、それに付く製品とサービスを国内と海外で扱う商社だ。エネルギー事業では、火力、原子力、水力、バイオマスなどの事業用の発電設備と、石油、化学、製鉄といった基幹の産業が自分で電気を作るための設備、発電所の周りの環境保全やセキュリティの設備を売り、保守も行う。
産業機械事業では、工場の省エネ、省人化、DX化など生産の効率と環境の負荷に関わる設備と製品を売り、据えた後のメンテナンスも行う。子会社が塗装機械、圧造機械、精密洗浄とコーティングの装置を自分で開発して作る。プロダクト事業では、最先端の計測機器、電子機器の業界向けの表面実装の設備と基板の原材料、水中ポンプ、漁船用のエンジン、バルブなどを売り、子会社がバルブや船の一部を作る。欧州、北中米、中国、タイ、ベトナム、台湾に販売と仕入れの拠点を置く。
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
エネルギー事業35%
発電設備と自家発電の設備、発電所の周りの設備を売り、保守する区分
産業機械事業32%
工場の設備と製品を売り、塗装機械や洗浄の装置を自分で作る区分
プロダクト事業33%
計測機器、表面実装の設備、水中ポンプ、バルブなどを売る区分
誰に売る
客は、発電所を持つ先と、石油や化学、製鉄のように自分で電気を作る工場、設備を入れ替えるさまざまな産業の工場、そして電子機器を作る会社や船を使う先だ。海外の拠点を通じても売る。
業績5年
2026年3月期の売上高は1,085億円、営業利益は80億円、親会社株主に帰属する当期純利益は75億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は27%増えた。
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が7.4%、2025年3月期が6.9%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率7.4%は、図鑑にある「総合商社」の会社29社の中で上から3番目。中央値は3.5%で、高い方。
売上の伸び+27%は、上から11番目。中央値は+23%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上6,964万円は、上から28番目。中央値は12,938万円で、低い方。
売上の大きさは、29社の中で上から22番目。中央値は2,993億円。
比べた相手は、三菱商事・伊藤忠・三井物産・豊田通商・丸紅・住友商事・双日・阪和興業・岡谷鋼機・兼松・KPP・日本紙パルプ商事・カメイ・三谷商事・蝶理・佐藤商事・アルコニックス・GSIクレオス・明和産業・ナラサキ産業・三谷産業・高島・進和・白銅・極東貿易・神栄・ラサ商事・太洋物産。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に93円が出ていき、営業利益として7円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が7円。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は1,558人。本社は千代田区丸の内3-3-1。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり6,964万円になる。
何に左右される
発電所の設備の入れ替えと点検の仕事量が、エネルギー事業の売上を動かす。工場が設備を入れ替える動きが産業機械事業に、電子機器の設備投資がプロダクト事業に効く。
海外の拠点を通じた売り買いがあるため為替が円で見た売上を動かす。子会社が作る塗装機械やバルブ、ポンプの原価が利益率を決め、据えた設備の保守は続く売上になる。
この会社の技術
発電の設備や工場の機械を選んで組み合わせ、据え付けてから点検と部品の交換で動かし続ける。子会社が塗装機械や工業用のバルブ、水中ポンプなどを自分で作り、商社の販路に乗せる。
この会社を読む言葉
- 自家発電:工場が自分で使う電気を、自分の設備で作ること
- 表面実装:基板の表面に電子部品を直接のせてつける作り方
- バルブ:管を流れる水や蒸気、ガスの量を止めたり変えたりする部品
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:卸売業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針