会社図鑑
ニッスイ(1332)
ニッスイは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は9,313億円。平均年収は851万円(単体・水産・農林業10社の中で2位)。上場会社(証券コード 1332)。 英文社名は「Nissui Corporation」。旧社名は日本水産(2022年の有価証券報告書まで)。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-23 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 1332
- 業種(東証33業種)
- 水産・農林業
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都港区西新橋一丁目3番1号 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 11,526人・単体 1,489人
- 平均年収
- 851万円(単体・平均年齢 42.82歳・平均勤続 15.8年)水産・農林業の10社の中で2位・業種の中央値 622万円 水産・農林業の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- 食品事業 53.2%・水産事業 41.7%・物流事業 3.3%・ファイン事業 1.8%
- 主な製品・ブランド
- 冷凍食品・チルド食品・水産物・養殖魚・鮭鱒・すりみ・冷蔵倉庫・配送・通関・医薬品原料
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 802万円 | 9,662人 |
| 2023年3月期 | 799万円 | 9,515人 |
| 2024年3月期 | 766万円 | 10,104人 |
| 2025年3月期 | 836万円 | 10,332人 |
| 2026年3月期 | 851万円 | 11,526人 |
事業の分類
分類の根拠:ニッスイ 有価証券報告書 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
魚を獲り、養殖し、加工して売る水産の会社だ。冷凍食品とすり身、養殖のぶりとまぐろ、北米と欧州の白身魚の加工品、魚油の医薬とサプリの素材まで持つ。
海外の売上が大きく、魚の相場で動く。
水産事業42%漁業と養殖と魚の買い付けと販売。
漁撈事業、養殖事業、加工・商事事業からなる水産の川上から川中までを担う事業。黒瀬水産やNISSUI USAなど国内外の子会社を通じて、水産物の漁獲から加工・販売までを手がける。
- 水産物
- 養殖魚
- 鮭鱒
- すりみ
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 黒瀬水産㈱ | 100% |
| 金子産業㈱ | 100% |
| ㈱ニッスイサーモン注2 | 100% |
| 共和水産㈱ | 95% |
| ファームチョイス㈱ | 100% |
| NISSUI AMERICA LATINA S.A. 注6 | 100% |
ほか8社。出資はニッスイが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 3,009億円 | 127億円 |
| 2023年3月期 | 3,459億円 | 186億円 |
| 2024年3月期 | 3,530億円 | 107億円 |
| 2025年3月期 | 3,808億円 | 84億円 |
| 2026年3月期 | 3,954億円 | 178億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 水産事業は漁獲・養殖の改善と南米での減船によるコスト削減が進み、営業利益は177億70百万円(前期比93億51百万円増)となった
- 連結従業員数は11,526人(臨時従業員9,284人を除く)となり、水産事業4,617人、食品事業4,929人だった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
食品事業53%冷凍食品と缶詰と練り製品。最大の柱。
加工事業とチルド事業からなる食品の製造・販売を担う。日本デリカサービスやGORTON'S, INC.などの子会社を通じて、冷凍食品を中心とした加工食品とチルド食品を扱う。
- 冷凍食品
- チルド食品
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| ㈱北九州ニッスイ | 100% |
| ㈱日本デリカサービス | 70% |
| KING & PRINCE SEAFOOD CORPORATION | 100% |
| GORTON'S, INC. | 100% |
| CITE MARINE S.A.S. | 100% |
| THREE OCEANS FISH COMPANY LTD. | 75% |
ほか1社。出資はニッスイが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 3,299億円 | 154億円 |
| 2023年3月期 | 3,832億円 | 114億円 |
| 2024年3月期 | 4,442億円 | 273億円 |
| 2025年3月期 | 4,721億円 | 287億円 |
| 2026年3月期 | 5,042億円 | 296億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 連結従業員数は11,526人(臨時従業員9,284人を除く)となり、水産事業4,617人、食品事業4,929人だった
- 設備投資は食品事業の新工場建設を含む合計442億82百万円を実施した
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
ファイン事業2%魚油の医薬の原料と健康の食品。
医薬品原料、機能性原料及び機能性食品などの生産・販売を担う事業。連結子会社を通じて展開している。
- 医薬品原料
- 機能性原料
- 機能性食品
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 344億円 | 41億円 |
| 2023年3月期 | 254億円 | 17億円 |
| 2024年3月期 | 162億円 | -2億円 |
| 2025年3月期 | 163億円 | 9億円 |
| 2026年3月期 | 174億円 | 8億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- ファイン事業は第4四半期に医薬品原料の国内向け販売が増加し欧州への輸出も始まり、営業利益は8億91百万円(前期比10億62百万円増)となった
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物流事業3%冷蔵と冷凍の倉庫と輸送。
冷蔵倉庫事業、配送事業、通関事業を担う物流事業。日水物流など連結子会社と関連会社を通じて手がけている。
- 冷蔵倉庫
- 配送
- 通関
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 日水物流㈱ | 100% |
出資はニッスイが持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 264億円 | 20億円 |
| 2023年3月期 | 270億円 | 16億円 |
| 2024年3月期 | 269億円 | 15億円 |
| 2025年3月期 | 303億円 | 28億円 |
| 2026年3月期 | 308億円 | 24億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 物流事業は人件費や燃料費の増加を受け、営業利益は24億10百万円(前期比4億27百万円減)となった
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誰に売る
客は国内の小売と外食、北米と欧州の小売と外食、製薬とサプリの会社、食品メーカーだ。
業績5年
2026年3月期の売上高は9,313億円、営業利益は404億円、親会社株主に帰属する当期純利益は275億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は34%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が4.3%、2025年3月期が3.6%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率4.3%は、図鑑にある「食品・飲料」の会社178社の中で上から70番目。中央値は3.5%で、真ん中あたり。
売上の伸び+34%は、上から50番目。中央値は+24%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上8,080万円は、上から86番目。中央値は7,734万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、178社の中で上から12番目。中央値は616億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に96円が出ていき、営業利益として4円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が3円。
会社の大きさ
連結の従業員数は11,526人。本社は港区西新橋一丁目3番1号。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり8,080万円になる。
何に左右される
世界の需給で魚の相場が動き、海水温と病気が養殖の成果を左右する。海外の売上と輸入で為替が両側に効く。
漁船と輸送の燃料がコストに乗り、魚油の健康素材が伸びる分野になる。
この会社の技術
魚を海の生けすで育てて出荷の時期を合わせる養殖と、魚油から成分を取り出す精製の技術。
この会社を読む言葉
- 養殖:魚を生けすで育てること
- すり身:魚の身をすりつぶした加工品。かまぼこなど
- 魚油:魚の脂。健康の成分を含む
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出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:水産・農林業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
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