事業の分類
- 事業
- 精密プレス加工電子部品/金型・治具貴金属表面処理加工金属加工の受託インサート成形加工樹脂成形品
- 東証業種
- 金属製品
分類の根拠:山王 有価証券報告書 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
コネクタやスイッチといった電子部品の精密プレス加工、金型の製作、貴金属の表面処理加工、インサート成形加工を営む会社だ。精密プレス加工では、コネクタメーカーからの依頼でプレス金型を設計・製作し、その金型で銅合金を伸銅した条材を打ち抜き、連続したキャリアを持つフープ成型品にする。
表面処理加工では、コネクタやスイッチ、ICソケットの接点部品に、高速の金めっき、パラジウムニッケル合金のめっき、錫のめっきをかける。必要な部分だけに金をつけるスポットめっきや、鉛を含まない半田のめっきも扱い、リールtoリールで連続して加工する。インサート成形加工では、金型の設計・製作から成形の生産までを自社で一貫して行い、精密なプラスチック部品を作る。この三つを一貫してできることで、客の求める品質と価格と納期に応える形だ。子会社は、フィリピンで貴金属の表面処理を担う会社と、合成樹脂の成形加工を担う会社がある。
2025年7月期の区分別の売上。出典は頁末。
日本71%
金型の設計・製作と精密プレス加工、表面処理加工、インサート成形加工を行う区分。
フィリピン29%
子会社が貴金属の表面処理加工を行う区分。
誰に売る
客は、コネクタを作るメーカーと、スイッチやICソケットといった接点部品を扱う先だ。作った部品は、パソコンや周辺機器、スマートフォンやタブレットや携帯電話、自動車の制御部分や計器類やエアバッグ、デジタルカメラやデジタルテレビ、工作機械や計測器や半導体製造装置やサーバー、アミューズメント機器や家庭用ゲーム機、カード用のソケットやメモリーカード、基地局などの通信機に使われる。
業績5年
2025年7月期の売上高は108億円、営業利益は8億円、親会社株主に帰属する当期純利益は8億円。
2021年7月期から2025年7月期までの5期で、売上高は33%増えた。
2021年7月期から2025年7月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2025年7月期が7.4%、2024年7月期が2.3%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率7.4%は、図鑑にある「電子部品」の会社35社の中で上から20番目。中央値は8.2%で、真ん中あたり。
売上の伸び+33%は、上から10番目。中央値は+24%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上2,680万円は、上から17番目。中央値は2,662万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、35社の中で上から30番目。中央値は1,138億円。
比べた相手は、住友電工・ニデック・TDK・京セラ・村田製作所・TOPPAN・ミネベアミツミ・大日本印刷・古河電工・フジクラ・アルプスアルパイン・日本ガイシ・太陽誘電・SWCC・浜松ホトニクス・マブチモーター・信越ポリマー・デクセリアルズ・UMCエレクトロニクス・MARUWA・オーナンバ・平河ヒューテック・大日光・エンジニアリング・オリジン・SEMITEC・ニッポン高度紙・湖北工業・石井表記・カナレ電気・フジプレアム・JMACS・エブレン・テクニスコ・倉元製作所。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2025年7月期の売上高を100円とすると、費用に93円が出ていき、営業利益として7円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が7円。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は403人。本社は横浜市港北区綱島東五丁目。決算期は7月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり2,680万円になる。
何に左右される
部品が組み込まれるパソコン、携帯機器、車載、産業用機器がどれだけ作られるかで、受ける加工の量が決まる。めっきに使う金やパラジウムや錫の値段と、プレスに使う銅合金の条材の値段が原価に効く。
金型の設計・製作から受けるので、客からの依頼がそのまま仕事の入口になる。表面処理はフィリピンの子会社も担うため、現地の加工と、円と外国のお金の交換の比率が効く。
この会社の技術
金型を自分で設計・製作し、薄い銅合金の条材を打ち抜いて、帯のように連続したキャリアに端子が並ぶフープ成型品にする。それをリールに巻いたまま繰り出して連続でめっきをかけ、また巻き取るリールtoリールの流れで表面処理まで仕上げる。プレスとめっきとインサート成形を同じ会社でつなげているのが形の特徴だ。
この会社を読む言葉
- 精密プレス加工:金型で金属の板を打ち抜き、細かい形の部品を作ること
- めっき:金属の表面に、別の金属の薄い膜をつけること
- インサート成形:金属の部品を型に入れたまま、まわりに樹脂を流して一体にする方法
- フープ成型品:帯状につながったまま、一定の間隔で端子が並ぶプレスの部品
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメントは事業別の売上高、2025年7月期の値。 東証33業種:金属製品。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針