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アサカ理研(5724)

アサカ理研は、何で稼いでいる? 2025年9月期の売上高は87億円。

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事業の分類

事業
貴金属事業再資源化環境事業再資源化システム事業計測・検査装置運輸事業(その他の事業)廃棄物収集・処理分析事業(その他の事業)検査・認証
関連する産業
水処理
東証業種
非鉄金属

分類の根拠:アサカ理研 有価証券報告書 2025年9月期 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。

事業の中身

捨てられるものから金属を取り出す会社だ。柱は三つある。貴金属事業では、プリント基板やコネクタなどの電子部品メーカー、歯科医院や歯科技工所から、基板屑・不良品・廃棄品といった「都市鉱山」を集め、金・銀・白金・パラジウムなどの貴金属を自社の技で分離して回収し、返すか売る。回収した貴金属はハイエクト装置による溶媒抽出法で精製し、自社の刻印を打って主に国内の商社に売り、材料に加工したものは電子材料メーカーなどに売る。水晶に関わる業界で使うスパッタリング装置や蒸着装置の内部の部品であるマスクや防着板といった使用済みの治具を、クリーンルームの中で精密に洗って繰り返し使える状態に戻し、付いていた有価金属も回収する。一次電池から回収して精製したリチウムは、炭酸リチウムに加工して売る。

環境事業では、プリント配線基板メーカーから使用済みの塩化第二鉄の廃液を引き取り、新しい液に再生して売り、副産物として出る銅を粉やペレットに加工して鉄鋼メーカーなどに売る。基板メーカーは銅を溶かして電気の回路を作るエッチングの工程でこの液を使い、銅の濃さが上がると入れ替えが要る。その使用済みの液を原料にする形だ。再生した液のうち新しい液として使う量を超える分は、廃水の処理に使う凝集沈降剤として売る。システム事業では、検査の機器のデータを集めて網でつなぐ仕組みを作り、国際規格に沿った品質管理の体制づくりを支える。このほか子会社のアサカ弘運が工業用の薬品や電子部品の屑を運び、金属の成分を測る分析の仕事もある。

アサカ理研(5724):事業の中身2025年9月期の区分別の売上。出典は頁末。2025年9月期・セグメント別の売上84%14%貴金属事業73億円(84%)環境事業12億円(14%)システム事業2億円(2%)アサカ理研(5724):事業の中身2025年9月期の区分別の売上。出典は頁末。2025年9月期・セグメント別の売上84%貴金属事業73億円(84%)環境事業12億円(14%)システム事業2億円(2%)
2025年9月期の区分別の売上。出典は頁末。
貴金属事業84%

電子部品の屑や歯科の材料から貴金属を回収・精製して返すか売り、治具の洗浄と再生も行う区分。

環境事業14%

使用済みのエッチングの廃液を新しい液に再生して売り、副産物の銅を回収して売る区分。

システム事業2%

検査のデータを集めるシステムを作って売り、品質管理の体制づくりを支える区分。

誰に売る

客は基板屑や不良品を出す電子部品メーカー、有価金属を含む材料を出す歯科医院と歯科技工所、使用済みの廃液を出すプリント配線基板メーカーだ。回収した貴金属は国内の商社や電子材料メーカーに、回収した銅は鉄鋼メーカーなどに売る。

アサカ理研(5724):誰に売るアサカ理研(5724):誰に売る主な客電子部品メーカー基板屑や不良品から貴金属を回収貴金属事業歯科医院・歯科技工所有価金属を含む材料の集荷貴金属事業商社・電子材料メーカー精製した地金と加工した材料を売る売る先プリント配線基板メーカー使用済みの廃液の引き取りと再生した液の販売環境事業アサカ理研(5724):誰に売るアサカ理研(5724):誰に売る主な客電子部品メーカー基板屑や不良品から貴金属を回収貴金属事業歯科医院・歯科技工所有価金属を含む材料の集荷貴金属事業商社・電子材料メーカー精製した地金と加工した材料を売る売る先プリント配線基板メーカー使用済みの廃液の引き取りと再生した液の販売環境事業

業績5年

2025年9月期の売上高は87億円、営業利益は5億円、親会社株主に帰属する当期純利益は3億円。

2021年9月期から2025年9月期までの5期で、売上高は7%増えた。

アサカ理研(5724):業績5年2021年9月期から2025年9月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。売上高2021/981億円2022/986億円2023/983億円2024/980億円2025/987億円営業利益・純利益2021/92022/92023/92024/92025/9営業利益5億円純利益3億円アサカ理研(5724):業績5年2021年9月期から2025年9月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。売上高2021/981億円2022/986億円2023/983億円2024/980億円2025/987億円営業利益・純利益2021/92022/92023/92024/92025/9営業利益5億円純利益3億円
2021年9月期から2025年9月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。

営業利益率の推移

売上高に対する営業利益の割合は、2025年9月期が5.7%、2024年9月期が3.8%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。

アサカ理研(5724):営業利益率の推移アサカ理研(5724):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上高5.7%2024年9月期 3.8%+1.9%直近の推移4.9% → 5.7%2021年9月期から2025年9月期の推移アサカ理研(5724):営業利益率の推移アサカ理研(5724):営業利益率の推移営業利益 ÷ 売上高5.7%2024年9月期 3.8%+1.9%直近の推移4.9% → 5.7%2021年9月期から2025年9月期の推移

他の会社と比べると

営業利益率5.7%は、図鑑にある「鉄鋼・素材」の会社66社の中で上から27番目。中央値は5.1%で、真ん中あたり。

売上の伸び+7%は、上から39番目。中央値は+11%で、真ん中あたり。

従業員1人あたりの売上4,485万円は、上から52番目。中央値は7,163万円で、低い方。

売上の大きさは、66社の中で上から60番目。中央値は749億円。

比べた相手は、日本製鉄・JFE・神戸製鋼・三菱マテリアル・住友金属鉱山・UACJ・太平洋セメント・三井金属・DOWA・日本軽金属ホールディングス・大同特殊鋼・AREホールディングス・大紀アルミニウム工業所・共英製鋼・愛知製鋼・中外鉱業・東京製鐵・丸一鋼管・住友大阪セメント・古河機械金属・日鉄鉱業・ヨドコウ・合同製鐵・大和工業・三菱製鋼・日本冶金工業・CKサンエツ・中山製鋼所・栗本鐵工所・東邦亜鉛・大阪製鐵・日本コークス工業・新日本電工・東京鐵鋼・東京製綱・高周波熱錬・中部鋼鈑・日本金属・エンビプロ・モリテックスチール・大阪チタニウムテクノロジーズ・日本精線・モリ工業・新家工業・日亜鋼業・神鋼鋼線工業・東京窯業・日本伸銅・ヨータイ・虹技・サンユウ・北越メタル・東北特殊鋼・日本鋳鉄管・日本鋳造・高砂鐵工・日本坩堝・イボキン・大平洋金属・MIEコーポレーション・STG・新報国マテリアル・オーネックス・JMC・エスクリプトエナジー。

利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。

比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。

アサカ理研(5724):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「鉄鋼・素材」の会社66社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2025年9月期中央値 5.1%低い高い5.7% 真ん中あたり売上の伸び2021年9月期から2025年9月期中央値 +11%低い高い+7% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 7,163万円低い高い4,485万円 低い方売上の大きさ66社の中で中央値 749億円低い高い87億円 低い方アサカ理研(5724):他の会社と比べると帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。図鑑にある「鉄鋼・素材」の会社66社の分布。灰色の帯が真ん中の半分、縦線が中央値、点がこの会社営業利益率2025年9月期中央値 5.1%低い高い5.7% 真ん中あたり売上の伸び2021年9月期から2025年9月期中央値 +11%低い高い+7% 真ん中あたり1人あたり売上売上 ÷ 従業員数中央値 7,163万円低い高い4,485万円 低い方売上の大きさ66社の中で中央値 749億円低い高い87億円 低い方
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。

100円売ると、どこへ行く

2025年9月期の売上高を100円とすると、費用に94円が出ていき、営業利益として6円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が3円。

アサカ理研(5724):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2025年9月期・100円の行き先・行き先94円費用(材料・人件費・販売など)94円税金や利子など2円純利益3円アサカ理研(5724):100円売ると、どこへ行く売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。2025年9月期・100円の行き先・行き先94円費用(材料・人件費・販売など)94円税金や利子など2円純利益3円
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。

会社の大きさ

連結の従業員数は194人。本社は郡山市田村町金屋字マセ口。決算期は9月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり4,485万円になる。

アサカ理研(5724):会社の大きさアサカ理研(5724):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)4,485万円87億円 ÷ 194人アサカ理研(5724):会社の大きさアサカ理研(5724):会社の大きさ従業員1人あたりの売上高(万円)4,485万円87億円 ÷ 194人

何に左右される

都市鉱山からどれだけ集荷できるかが、回収できる金属の量を決める。取り出した金・銀・白金・パラジウムと銅は、相場で売る値段が動く。

回収と精製の工程で、入ってきたものからどれだけ取り出せるかが収益に効く。治具を洗って再生する仕事と、検査のシステムの受注も収益の一部になる。

アサカ理研(5724):何に左右されるアサカ理研(5724):何に左右される効くもの集まる屑と廃液の量都市鉱山からの集荷回収できる量貴金属の相場金・銀・白金・パラジウム売る値段銅の相場回収した銅の粉とペレット売る値段回収と精製の工程溶媒抽出法による精製取り出せる割合治具を再生する仕事真空成膜用の治具の精密な洗浄貴金属事業の一つシステムの受注検査のデータを集める仕組みシステム事業アサカ理研(5724):何に左右されるアサカ理研(5724):何に左右される効くもの集まる屑と廃液の量都市鉱山からの集荷回収できる量貴金属の相場金・銀・白金・パラジウム売る値段銅の相場回収した銅の粉とペレット売る値段回収と精製の工程溶媒抽出法による精製取り出せる割合治具を再生する仕事真空成膜用の治具の精密な洗浄貴金属事業の一つシステムの受注検査のデータを集める仕組みシステム事業

この会社の技術

基板屑などを溶かして金属を液に移し、溶媒抽出法で目的の金属だけを別の液に取り分けて精製する。使用済みの塩化第二鉄の廃液は、そこに溶けた銅を取り除くことで新しい液に戻り、取り除いた銅は粉やペレットの形になる。

この会社を読む言葉

  • 都市鉱山:使い終わった電子機器などにたまった、取り出せる金属の資源
  • エッチング:薬品で金属を溶かし、基板に電気の回路の形を残す工程
  • 溶媒抽出法:液に溶かした金属を、別の液に移して取り分ける方法
  • 貴金属:金・銀・白金・パラジウムなど、さびにくく値の張る金属

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この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

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出典と生成

データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメントは事業別の売上高、2025年9月期の値。 東証33業種:非鉄金属。

数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針