事業の分類
- 事業
- 精密加工部品事業電子部品その他(受託微細加工・ダイヤモンドツール)金属加工の受託/工具・刃物
- 東証業種
- 金属製品
分類の根拠:テクニスコ 有価証券報告書 2025年6月期 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
電子部品が働くときに出る熱を吸って逃がすヒートシンクと、微細な加工をした電子部品用のガラスを作る会社だ。ヒートシンクには半導体レーザー向け、パワー半導体向け、MPU向けなどがある。ガラスは光を通し、電気を通さず、気密性が高く、薬品に侵されにくい性質を生かし、各種のセンサー向け、モバイル機器向け、バイオ・医療向けに使われる。
金属やシリコン、セラミックの加工品と、ガラスやセラミックを削るダイヤモンドの工具も作る。作るものは顧客ごとの仕様を受け、試作から量産まで進める受注生産だ。工場は広島と、中国とシンガポールの子会社にある。事業はこれらをまとめた単一の区分だ。
誰に売る
客は半導体レーザーや半導体のメーカー、センサーやモバイル機器、医療の機器を作るメーカーだ。産業機器、自動車、光と無線の通信、ライフサイエンス、航空宇宙、環境エネルギーの市場に向かい、欧州と米国にも売る。
業績5年
2025年6月期の売上高は34億円、営業利益は−14億円、親会社株主に帰属する当期純利益は−30億円。
2021年6月期から2025年6月期までの5期で、売上高は21%減った。
2021年6月期から2025年6月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2025年6月期が-41.2%、2024年6月期が-10.6%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率-41.2%は、図鑑にある「電子部品」の会社35社の中で上から35番目。中央値は8.2%で、低い方。
売上の伸び−21%は、上から34番目。中央値は+24%で、低い方。
従業員1人あたりの売上1,283万円は、上から31番目。中央値は2,662万円で、低い方。
売上の大きさは、35社の中で上から34番目。中央値は1,138億円。
比べた相手は、住友電工・ニデック・TDK・京セラ・村田製作所・TOPPAN・ミネベアミツミ・大日本印刷・古河電工・フジクラ・アルプスアルパイン・日本ガイシ・太陽誘電・SWCC・浜松ホトニクス・マブチモーター・信越ポリマー・デクセリアルズ・UMCエレクトロニクス・MARUWA・オーナンバ・平河ヒューテック・大日光・エンジニアリング・オリジン・SEMITEC・ニッポン高度紙・湖北工業・石井表記・カナレ電気・山王・フジプレアム・JMACS・エブレン・倉元製作所。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2025年6月期は費用が売上高を上回り、営業利益がマイナスだった。100円売って141円の費用が出た計算になる。理由は頁末の注記と決算資料にある。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は265人。本社は品川区南品川二丁目2番1。決算期は6月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり1,283万円になる。
何に左右される
顧客の生産の量が受注の土台になり、半導体と電子部品の需要が販売を動かす。受注生産なので、顧客ごとの仕様に合わせた試作が量産につながるかが効く。
銅やセラミック、ダイヤモンドなどの材料の値段と、加工や成膜の設備への投資が費用になる。欧州と米国への販売が大きいため、海外の需要も収入を左右する。
この会社の技術
切る・削る・磨く・金属の膜を付ける・接ぐという加工を自社で組み合わせ、一つの部品に仕上げる。熱をよく伝える銅と、電子の素子に近い伸び縮みをする窒化アルミニウムを重ねると、高い出力のレーザーでも壊れにくいヒートシンクになる。銀とダイヤモンドを混ぜた材料も使う。
この会社を読む言葉
- ヒートシンク:電子部品の熱を吸って逃がす放熱の部品
- メタライズ:金属でないものの表面に金属の膜を付けること
- 受注生産:注文と仕様を受けてから作る形
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:金属製品。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針