事業の分類
- 事業
- 資源・金属素材関連事業素材卸産機・建機関連事業機械・電子機器卸環境設備関連事業機械・電子機器卸化成品関連事業素材卸プラント・設備工事関連事業プラント建設不動産賃貸関連事業不動産賃貸
- 東証業種
- 卸売業
分類の根拠:ラサ商事 有価証券報告書 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
機械と素材を扱う商社だ。産機・建機関連では、水から固形物を含む液、腐食する液、濃くて粘る液まで、扱いにくい流体を送る機器を売り、保全も引き受ける。国内外の機械メーカーと総販売代理店の契約を結び、客の求めに合わせてメーカーと一緒に商品を改めていく。主力のワーマンポンプは、部品を交換しながら長く使え、その場で分解と組立ができ、送る液の性質に合わせて材質を選べる。建機関連では小型の建設機械や、地震に耐える管を敷く機器、トンネルを掘るシールド掘進機を売り、貸し、保全する。
資源・金属素材関連では、ジルコンサンドを中心とする砂状の鉱産物を輸入して売る。オーストラリアの生産会社と日本での総販売代理店の契約を結んでいる。ジルコンサンドは火に耐える材料、鋳物の部材、セラミックスや研磨材の原料、電子の材料に使われる。チタンの素材やアルミナも輸入し、溶接の材料や耐火物の原料として売る。化成品関連では、合成樹脂と化学製品を自動車、建材、電機、電子の分野に売る。環境設備関連では、ドイツから高圧のポンプを輸入し、バイオガス発電や下水の汚泥、産業廃棄物の処理に使う用途で売り、製鉄所の高炉から出る溶けたスラグを高圧の水で粒にする自社の設備も売る。プラント・設備工事関連では、子会社が石油精製、石油化学、ガス、地域冷暖房などの設備の設計と施工と保全を行い、配管工事と機械の組立を多く手がける。ほかに、保有する不動産を貸す事業がある。
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
産機・建機関連35%
工場で液を送るポンプや建設機械を売り、保全する区分
プラント・設備工事関連9%
石油精製やガスなどの設備の設計・施工・保全を行う区分
不動産賃貸関連1%
保有する建物と土地を貸す区分
資源・金属素材関連20%
ジルコンサンドなど砂状の鉱産物や金属の素材を輸入して売る区分
環境設備関連11%
汚泥や廃棄物を扱う高圧ポンプと、製鉄所のスラグを粒にする設備の区分
化成品関連24%
合成樹脂と化学製品を各分野のメーカーに売る区分
誰に売る
客は、ポンプや建設機械を使う製鉄・精錬・電力・化学・半導体の工場、鉱産物や金属素材を原料にする耐火材やセラミックスのメーカー、樹脂と化学製品を使う自動車・建材・電機のメーカー、工事と保全を頼む石油精製やガスのプラント、そして不動産を借りるテナントだ。
業績5年
2026年3月期の売上高は282億円、営業利益は30億円、親会社株主に帰属する当期純利益は24億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は10%減った。
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が10.6%、2025年3月期が9.4%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率10.6%は、図鑑にある「総合商社」の会社29社の中で上から1番目。中央値は3.5%で、高い方。
売上の伸び−10%は、上から29番目。中央値は+23%で、低い方。
従業員1人あたりの売上10,763万円は、上から20番目。中央値は12,938万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、29社の中で上から28番目。中央値は2,993億円。
比べた相手は、三菱商事・伊藤忠・三井物産・豊田通商・丸紅・住友商事・双日・阪和興業・岡谷鋼機・兼松・KPP・日本紙パルプ商事・カメイ・三谷商事・蝶理・佐藤商事・アルコニックス・GSIクレオス・明和産業・ナラサキ産業・三谷産業・西華産業・高島・進和・白銅・極東貿易・神栄・太洋物産。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に89円が出ていき、営業利益として11円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が9円。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は262人。本社は中央区日本橋蛎殻町一丁目。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり10,763万円になる。
何に左右される
工場が設備を入れ替えるときの発注が機械の売上を作り、使い続ける機械の摩耗した部品の交換が続いていく仕事になる。輸入して売る商品が多いので、鉱産物や樹脂の相場と為替が仕入れの値段に効く。
プラントの工事は、石油精製やガスの設備をどれだけ新しくし、どれだけ保全するかという発注の量で動く。環境設備は、汚泥や廃棄物を扱う設備と、製鉄所のスラグの設備への引き合いで動く。
この会社の技術
固形物を含んだ泥のような液や、金属を溶かす薬品を送るポンプは、中が削れたり溶けたりして必ず傷む。だから売って終わりにならない。部品を交換すれば使い続けられる作りにしておくと、その工場が動いている間ずっと部品と保全の仕事が続く。どの液を送るかで中の材質を選び分ける必要もあり、選んで組み立てて渡すところまでが商いになる。
この会社を読む言葉
- 総販売代理店:あるメーカーの商品を、その国でまとめて売る権利を持つ会社
- 商社:自分で作らず、作る人と使う人の間に立って商品を売り渡す会社
- スラグ:鉄を作るときに出る、鉄以外の成分が溶けて固まったもの
- プラント:石油や化学のように、大きな装置が並ぶ工場
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:卸売業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針