会社図鑑
エブレン(6599)
エブレンは、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は40億円。
1枚カード(画像)を開く →事業の分類
分類の根拠:エブレン 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
工場や社会の設備に組み込まれる産業用コンピュータの、バックプレーンとラック、ボードコンピュータを設計して作って売る会社だ。バックプレーンは、計算を担うCPUの基板や、入出力を担う基板どうしをつなぐ配線と、それらに電気を配る回路を備えた板で、基板をコネクタで抜き差しできるようにしてある。人の体でいえば、全身の神経をまとめる背骨にあたる役目を果たす。ラックはその基板を差して使う箱だ。
規格に沿った標準の製品も売るが、客の作る最終製品が多岐にわたり求める仕様も違うため、客ごとに設計したカスタムの製品が中心になる。バックプレーンだけでなく、ラックに組み込んで電源やファンを付け、配線まで済ませたコンピュータ本体として納めることもある。基板を差し込む自動の組立装置と電気の検査装置は自社で設計して生産に使う。中国の子会社がバックプレーンを作り、部材は海外から仕入れて子会社との間で融通する。組立の一部は外注している。
誰に売る
客は産業用の電子機器や機械装置を作る会社だ。製品が入る先は幅が広く、基地局や光ネットワークの通信装置、放送の映像装置、医療の検査機器、スーパーコンピュータやサーバー、半導体の製造装置と測定器、工場の自動化の機器やロボット、列車や車両や航空の装置、監視カメラの仕組みなどが並ぶ。
業績5年
2026年3月期の売上高は40億円、営業利益は5億円、親会社株主に帰属する当期純利益は4億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は3%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が12.5%、2025年3月期が12.5%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率12.5%は、図鑑にある「電子部品」の会社35社の中で上から10番目。中央値は8.2%で、真ん中あたり。
売上の伸び+3%は、上から28番目。中央値は+24%で、低い方。
従業員1人あたりの売上3,774万円は、上から9番目。中央値は2,662万円で、高い方。
売上の大きさは、35社の中で上から33番目。中央値は1,138億円。
比べた相手は、住友電工・ニデック・TDK・京セラ・村田製作所・TOPPAN・ミネベアミツミ・大日本印刷・古河電工・フジクラ・アルプスアルパイン・日本ガイシ・太陽誘電・SWCC・浜松ホトニクス・マブチモーター・信越ポリマー・デクセリアルズ・UMCエレクトロニクス・MARUWA・オーナンバ・平河ヒューテック・大日光・エンジニアリング・オリジン・SEMITEC・ニッポン高度紙・湖北工業・石井表記・カナレ電気・山王・フジプレアム・JMACS・テクニスコ・倉元製作所。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に88円が出ていき、営業利益として13円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が10円。
会社の大きさ
連結の従業員数は106人。本社は八王子市石川町2970番。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり3,774万円になる。
何に左右される
客が新しい製品を開発する段階で仕様が決まるため、その開発が受注の入り口になる。通信、医療、計測、交通といった産業用機器の生産の台数が、出荷の量を動かす。
客ごとに仕様が違い、多品種を少しずつ作るため、それに合わせた生産の組み方が要る。部材は海外から仕入れて子会社と融通するので、調達の条件が仕入れの費用に効く。IoTやエッジコンピューティングのように、一枚の基板だけで動かす使い方が広がると、扱う製品の中身も変わる。
この会社の技術
多くの基板の信号をまとめてやり取りさせ、同時に電気を配る板を設計する技術。基板の厚さやコネクタの違いに合わせて差し込む自動の組立装置と、電気の通り方を調べる検査装置を、自分たちで作って生産に使う。
この会社を読む言葉
- バックプレーン:複数の回路基板を差し込んでつなぎ、信号と電気を行き来させる板
- ボードコンピュータ:計算や入出力の部品を載せて、コンピュータとして働く回路基板
- エッジコンピューティング:データが生まれる場所の近くで処理してから、クラウドに送る考え方
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:電気機器。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針
