会社図鑑
カイオム・バイオサイエンス(4583)
カイオム・バイオサイエンスは、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上高は6億円。
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分類の根拠:カイオム・バイオサイエンス 有価証券報告書 2025年12月期 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
抗体医薬品の研究開発を行う会社だ。区分は創薬事業と創薬支援事業に分かれる。創薬事業は、治療の手立てが少ない病気に向けて抗体の研究をし、その成果であるリード抗体などの知的財産を製薬会社などに使わせて、契約一時金、マイルストーン、ロイヤルティ、共同開発の収入を受け取る。基礎・探索研究から前臨床、初期の臨床開発までが主な持ち場で、そこから先はほかの会社に渡す形をとる。
創薬支援事業は、製薬会社や診断薬の会社、大学などの研究機関に向けて、抗体などのタンパク質の発現と精製、安定発現細胞株の作製、抗体作製、抗体の結合する力を高める業務を提供し、サービス料を受け取る。
誰に売る
客は、抗体を受け取って開発を続ける製薬会社、共同で開発する相手、抗体作製やタンパク質の調製を頼む製薬会社と診断薬の会社、そして共同研究をする大学と研究機関だ。
業績5年
2025年12月期の売上高は6億円、営業利益は−10億円、当期純利益は−10億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上高は14%減った。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2025年12月期が-166.7%、2024年12月期が-125%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率-166.7%は、図鑑にある「製薬」の会社77社の中で上から55番目。中央値は2.9%で、低い方。
売上の伸び−14%は、上から52番目。中央値は+22%で、低い方。
従業員1人あたりの売上1,224万円は、上から59番目。中央値は3,267万円で、低い方。
売上の大きさは、77社の中で上から57番目。中央値は99億円。
比べた相手は、武田薬品・大塚HD・アステラス・第一三共・中外製薬・エーザイ・小野薬品・塩野義・協和キリン・住友ファーマ・ロート製薬・参天製薬・東和薬品・サワイグループ・ツムラ・日本新薬・杏林製薬・持田製薬・キッセイ薬品工業・ゼリア新薬工業・科研製薬・あすか製薬ホールディングス・扶桑薬品・富士製薬工業・ダイト・栄研化学・JCRファーマ・生化学工業・日本ケミファ・新日本科学・ネクセラファーマ・ジーエヌアイグループ・コーア商事ホールディングス・タウンズ・ペプチドリーム・トランスジェニックグループ・森下仁丹・ミズホメディー・わかもと製薬・リニカル・室町ケミカル・キッズウェル・バイオ・大幸薬品・コージンバイオ・ラクオリア創薬・セルソース・ステムセル研究所・ステムリム・リプロセル・シンバイオ製薬・免疫生物研究所・Heartseed・アンジェス・メディネット・オンコセラピー・サイエンス・PRISM BioLab・カルナバイオサイエンス・デ・ウエスタン・ソレイジア・ファーマ・ステラファーマ・坪田ラボ・NANOホールディングス・サイフューズ・クオリプス・Veritas In Silico・メドレックス・ヘリオス・ペルセウスプロテオミクス・クリングルファーマ・レナサイエンス・オンコリス・リボミック・ブライトパス・バイオ・窪田製薬ホールディングス・ファンペップ・ノイルイミューン・バイオテック。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期は費用が売上高を上回り、営業利益がマイナスだった。100円売って267円の費用が出た計算になる。理由は頁末の注記と決算資料にある。
会社の大きさ
連結の従業員数は49人。本社は渋谷区本町三丁目12番1。決算期は12月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり1,224万円になる。
何に左右される
抗体を製薬会社に渡す契約が決まるかどうかで、契約一時金が入る。その後も開発の段階が進むたびにマイルストーンを受け取るため、相手の開発がどこまで進むかが売上を動かす。
抗体の作製と試験にかかる研究開発の費用が、利益の縮み方を決める。創薬支援事業は受託の受注で動き、基盤技術とリード抗体の特許が事業の土台になる。
この会社の技術
抗体は、体の中で作られ、決まった相手にだけ結びつくタンパク質だ。ふつうは動物に抗原を打って作らせるが、自分の体にもとからある成分に対しては、体が異物とみなさないため抗体ができにくい。この会社のADLibシステムは、ニワトリのB細胞からできた細胞が、抗体の形を自分で変えていく性質を使う。薬でその働きを高め、試験管の中でさまざまな抗体を持つ集団を作り、そこから狙った抗原に結びつくものを選ぶ。生き物の体の外で選ぶので、体が自分の成分を見逃す仕組みの影響を受けない。このほか、ひとつの分子で複数の抗原に結びつく多重特異性抗体を設計するTribody、その組み合わせをまとめて調べるDoppeLibといった技術を持つ。
この会社を読む言葉
- 抗体:体の中で作られ、決まった相手にだけ結びつくタンパク質
- 抗体医薬品:抗体を薬として体の外から入れるもの
- 導出:自分が作った候補を、ほかの会社に渡して開発を続けてもらうこと
- マイルストーン:開発が段階を進むたびに受け取るお金
- ロイヤルティ:売れた分に応じて受け取るお金
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 連結財務諸表が無いので提出会社の値。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメント表なし(単一セグメント)。 東証33業種:医薬品。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針
