会社図鑑
パワーエックス(485A)
パワーエックスは、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上高は193億円。
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分類の根拠:パワーエックス 有価証券報告書 2025年12月期 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
蓄電池と電力の制御を組み合わせ、状況に応じて電気を出し入れする仕組みを作る会社だ。岡山県玉野市の自社工場と提携工場で、大型と中型の定置用蓄電システム、蓄電池を積んだ急速EV充電システムを作る。電池セルとモジュールは自社では作らず、そのとき調達できるものを買って組み立てる形をとり、複数の製品で同じセルとモジュールを使う。電池には、ニッケルやコバルトを使わないリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、自社開発の保護システムで過電圧や高温などから電池を守る。設計・製造・ソフトウエア開発・メンテナンスを国内で行うと表明している。
蓄電池を売るだけでなく、運用に必要なソフトウエアの開発と提供、売ったあとの保守メンテナンス、遠隔からの監視まで受け持つ。自社が企画して蓄電所を開発し、蓄電池を買ったオーナーに固定の収入を保証する形や、電力市場での運用を中心にする形も提供する。子会社の海上パワーグリッドは、蓄電池を積んだ船で電気を運ぶ事業化を進めている。
BESS事業89%
大型と中型の定置用蓄電システムの販売とメンテナンス、周辺の機器やエネルギーの管理システム
EVCS事業6%
蓄電池を積んだ急速EV充電システムの販売とメンテナンス、EVの利用者向けの充電サービスの運営
電力事業5%
蓄電池を使って企業に電気を供給する契約と、蓄電所の開発・運営のサービス
誰に売る
客は蓄電システムを買う発電事業者・都市開発業者・不動産業者・自動車関連や機器のメーカー・物流事業者、充電器を買うカーディーラーや自動車用品販売や運送業者、充電サービスを使うEVの個人と法人、そして電力の契約を結ぶオフィスビルや商業施設だ。
業績5年
2025年12月期の売上高は193億円、営業利益は−7億円、親会社株主に帰属する当期純利益は−16億円。
2023年12月期から2025年12月期までの3期で、売上高は6333%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2025年12月期が-3.6%、2024年12月期が-79%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率-3.6%は、図鑑にある「電力・エネルギー」の会社33社の中で上から31番目。中央値は7.0%で、低い方。
従業員1人あたりの売上10,782万円は、上から18番目。中央値は11,441万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、33社の中で上から27番目。中央値は6,511億円。
比べた相手は、ENEOS・出光興産・東京電力・関西電力・中部電力・東京ガス・コスモ・東北電力・九州電力・大阪ガス・INPEX・中国電力・J-POWER・岩谷産業・北海道電力・四国電力・東邦ガス・石油資源開発・Abalance・東光高岳・K&Oエナジー・ウエストHD・サニックス・テス・戸上電機製作所・那須電機鉄工・グリーンエナジー&カンパニー・リミックスポイント・ビーピー・カストロール・住石HD・環境フレンドリーホールディングス・ジー・スリーホールディングス。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期は費用が売上高を上回り、営業利益がマイナスだった。100円売って104円の費用が出た計算になる。理由は頁末の注記と決算資料にある。
会社の大きさ
連結の従業員数は179人。本社は玉野市田井六丁目9番1号。決算期は12月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり10,782万円になる。
何に左右される
太陽光や風力で作る電気は時間や天気で変わるので、余ったときに貯めて足りないときに出す仕組みが要る。この需要の大きさが蓄電システムの売れ方を決める。電池セルとモジュールは外から買うので、その値段と、玉野の自社工場と提携工場で作れる量が費用と供給を左右する。
売り切るだけでなく、蓄電所を自社で企画・開発して運用まで請け負う形や、充電の拠点を自社やFCで運営する形を持つ。電力のサービスは、昼に貯めた電気を夕方以降に回す仕組みなので、時間帯ごとの電力の需給が関わる。
この会社の技術
電気は作った瞬間に使わないと消えてしまう。太陽光は昼しか作れず、風はいつ吹くか分からないので、作る量と使う量がずれる。蓄電池はこのずれを埋める箱で、余ったときに電気を化学のかたちで貯め、足りないときに戻す。電池はたくさんの小さなセルを束ねて作るので、一つひとつの電圧や温度を見張る仕組みがないと、どこかが働きすぎて危なくなる。この見張り役が保護システムで、過電圧・過放電・過電流・高温や低温・回路のショートから電池を守る。
この会社を読む言葉
- 蓄電池:電気をためておき、あとで取り出せるようにする装置
- セル:電気をためる最小の単位。まとめたものがモジュール
- 系統:発電所と家や工場をつなぐ、電気の送り届けの網
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメントは事業別の売上高、2025年12月期の値。 東証33業種:電気機器。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針
