会社図鑑
太洋テクノレックス(6663)
太洋テクノレックスは、何で稼いでいる? 2025年12月期の売上高は38億円。
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分類の根拠:太洋テクノレックス 有価証券報告書 2025年12月期 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
電子基板、基板検査機、鏡面研磨機、産業機械などの製造と販売を主な業務とする。和歌山の地場産業である捺染の、ロールの彫刻とめっきの技術を、FPCを作る技術に応用したところから事業が始まった。区分は電子基板事業、テストシステム事業、鏡面研磨機事業、産機システム事業に分かれる。
電子基板事業では、折り曲げられるFPCを作って売る。FPCは曲がることと基板の精度が上がったことで、限られた場所に部品を置けるようになり、それまで硬い基板が使われてきた機器や部位にも広がった。スマートフォン、デジタルカメラ、車載機器などがその例だ。配線のパターンの設計から、穴あけ、めっき、エッチング、最終の検査まで、部品の実装を除いて社内で一貫して行う。テストシステム事業では、部品を載せる前の電子基板を調べる機械を作る。電気を通して断線やつながりすぎがないかを見る通電検査機と、光学的に見てパターンの欠けやめっきの変色、表面の傷を見る外観検査機だ。鏡面研磨機事業では、子会社のミラックが、グラビアの製版ロールやアルミの圧延ロールの表面を鏡のように仕上げる円筒の鏡面研磨機を作り、太洋テクノレックスが売る。産機システム事業では、産業用ロボットのシステムを構想、設計、導入、周辺の設備までまとめて提案し、各種の産業機械を作って売るほか、他社の産業機械を仕入れて売る。生産のラインで使う視覚の検査の装置や画像の処理の装置も作る。タイと上海の子会社が、製品の販売とサービス、サポートを担う。
電子基板事業64%
折り曲げられるFPCとモジュール基板を作って売る区分
テストシステム事業12%
電子基板を調べる通電検査機と外観検査機を作って売る区分
鏡面研磨機事業12%
製版ロールや圧延ロールの表面を鏡のように仕上げる機械を作って売る区分
産機システム事業12%
産業用ロボットのシステムや、視覚の検査と画像の処理の装置を扱う区分
誰に売る
客は、FPCを使う電子機器のメーカーと量産のメーカー、検査機を入れる基板の工場、鏡面研磨機を使う印刷や圧延の工場、ロボットのシステムを入れる生産の現場だ。海外へは、タイと上海の子会社を通じて届き、その先で販売とサービスも受け持つ。
業績5年
2025年12月期の売上高は38億円、営業利益は1億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上高は3%減った。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2025年12月期が2.6%、2024年12月期が-2.9%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率2.6%は、図鑑にある「電子部品」の会社93社の中で上から74番目。中央値は5.6%で、低い方。
売上の伸び−3%は、上から73番目。中央値は+16%で、低い方。
従業員1人あたりの売上1,979万円は、上から67番目。中央値は2,445万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、93社の中で上から88番目。中央値は430億円。
比べた相手は、住友電工・ニデック・TDK・京セラ・村田製作所・TOPPAN・ミネベアミツミ・大日本印刷・古河電工・フジクラ・アルプスアルパイン・日本ガイシ・ホシデン・太陽誘電・SWCC・メイコー・日本航空電子・三井ハイテック・浜松ホトニクス・ヒロセ電機・マブチモーター・NISSHA・ニチコン・スミダ・日本ケミコン・フォスター電機・ジャパンディスプレイ・マクセル・タムラ・黒田グループ・信越ポリマー・新電元工業・デクセリアルズ・UMCエレクトロニクス・日本シイエムケイ・共同印刷・ヨコオ・MARUWA・KOA・FDK・イリソ電子工業・日本電波工業・山一電機・SMK・オーナンバ・北陸電気工業・双葉電子工業・エンプラス・大真空・平河ヒューテック・千代田インテグレ・大日光・エンジニアリング・ミナトホールディングス・リズム・鈴木・santec・エノモト・精工技研・シライ電子・指月電機製作所・日本セラミック・オリジン・AKIBAホールディングス・SEMITEC・コーセル・京写・ニッポン高度紙・サンコー・湖北工業・帝国通信工業・石井表記・カナレ電気・ケル・山王・岡谷電機産業・東京コスモス電機・アバールデータ・NKKスイッチズ・フジプレアム・JMACS・ジオマテック・日本抵抗器製作所・リバーエレテック・多摩川ホールディングス・松尾電機・岡本硝子・エブレン・不二電機工業・テクニスコ・ソノコム・トミタ電機・倉元製作所。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期の売上高を100円とすると、費用に97円が出ていき、営業利益として3円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が3円。
会社の大きさ
連結の従業員数は192人。本社は和歌山市有本661番地。決算期は12月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり1,979万円になる。
何に左右される
FPCが載るスマートフォンやデジタルカメラ、車載機器がどれだけ作られるかで、電子基板の注文が動く。設計から検査まで社内で行うので、受注から納めるまでが短く、試作や少量の注文にも応えられる。
基板を作る工場が検査機を入れ替える動きが、テストシステムの引き合いにつながる。印刷や圧延の設備の動きは、鏡面研磨機の注文に効く。産機システムは、工場が自動化の設備を入れる動きに沿う。
この会社の技術
FPCは、薄い絶縁の膜の上に銅の配線を作った基板だ。銅の表面に写真の工法で防食の層を作り、いらない部分を薬品で溶かして回路の形だけを残す。これをエッチングという。曲げられるので、折りたたむ機器や動く部分の配線に使える。通電検査機は、基板に電気を通して、設計のとおりにつながっているかを確かめる。外観検査機は、基板の表面を光で写し、計算機の画像の処理で良し悪しを判断する。
この会社を読む言葉
- FPC:折り曲げられる、薄い電子基板
- エッチング:いらない銅を薬品で溶かし、回路の形を残す加工
- 実装:基板の上に電子の部品を載せて、留めること
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-20)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメントは事業別の売上高、2025年12月期の値。 東証33業種:電気機器。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針
