事業の中身
物流を主体にする持株会社で、事業は子会社が営む。運送事業では、近畿地区の新聞の配送、ビールや飲料の配送、製鋼所の非鉄金属の輸配送、一般の荷主の輸送を行う。オフィスの移転と引越、大型の都市ビルの館内で物品の搬出入をまとめて共同で配送する仕事、DMやカタログの封入と発送、銀行のATMやPOSレジのような精密機器の輸送と設置も請け負う。機密書類やOA機器を回収し、リサイクルや溶解の処理につなぐ静脈物流も持つ。
倉庫事業では、大型の物流センターでの保管、企業の書類やデータを預かるトランクルーム、紙の文書や図面を読み取ってデータにする仕事、印刷物の保管や梱包や発送を行う。商品販売事業では、物流の仕組みを使って梱包資材や電力用の資材を売る。ウエルフェア事業では、介護支援の事業者にベッドや車椅子などの福祉用具を提供する。このほか、駐車場の運営、ビルの中のオフィス向けのコンビニ、パソコンのデータの消去、人材派遣なども行う。
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
運送事業54%
荷物の輸送、オフィスの移転、ビル館内の配送、機密書類の回収などの区分
倉庫事業32%
物流センターでの保管、文書やデータの預かり、流通の加工の区分
商品販売事業12%
梱包資材や電力用の資材を売る区分
ウエルフェア事業2%
介護支援の事業者に福祉用具を提供する区分
誰に売る
客は荷物を運んでほしい荷主、物や文書を預けたい先、事務所を移転する企業、大型ビルに入るテナント、福祉用具を借りる介護の事業者だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は580億円、営業利益は40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は26億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は107%増えた。
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が6.9%、2025年3月期が5.6%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率6.9%は、図鑑にある「物流」の会社15社の中で上から6番目。中央値は5.5%で、真ん中あたり。
売上の伸び+107%は、上から1番目。中央値は+18%で、高い方。
従業員1人あたりの売上3,326万円は、上から6番目。中央値は2,719万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、15社の中で上から11番目。中央値は1,478億円。
比べた相手は、NXグループ・ヤマト運輸・SGホールディングス・SBSホールディングス・鴻池運輸・上組・ハマキョウレックス・ゼロ・サカイ引越センター・ロジネットジャパン・センコン物流・南総通運・東部ネットワーク・大宝運輸。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に93円が出ていき、営業利益として7円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が4円。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は1,744人。本社は大阪市中央区内久宝寺町三。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり3,326万円になる。
何に左右される
運ぶ荷物の量と、預かる荷物や文書の量が売上の土台になる。現場の人手とトラックにかかる費用が、運送の利益を左右する。
オフィスの移転や引越は、企業が事務所を動かす時にまとまって出る仕事だ。機密書類や機器の回収と処理、文書の保管は、預かり続ける形で売上が続く。介護の福祉用具は、物流とは別の柱になっている。
この会社の技術
大型ビルの館内で、テナントごとにばらばらに届く物品を一括して受け、まとめて配る共同配送の仕組み。倉庫では、静脈の認証やカメラで見張るトランクルームに文書を預かり、保存の期間が来たら廃棄やリサイクルまで一つの流れで行う。
この会社を読む言葉
- 持株会社:自分では事業をせず、子会社の株を持って束ねる会社
- 静脈物流:使い終わった物や不要になった物を回収して、処理につなぐ物流
- トランクルーム:書類や物を預かる貸し倉庫
- 共同配送:別々の相手の荷物をまとめて、一度に配ること
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:陸運業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針