事業の中身
もとは運ぶ仕事から始まり、客の工場の中に入って工程を請け負うところまで広げた会社だ。鉄鋼、非鉄・金属、ガス、化学の素材の分野から、食品や日用品の消費の分野、航空、医療の分野まで、資材と原料の受け入れ、製造の請負、工場の中の運搬、製品の検査、流通の加工、医療機器の滅菌と洗浄、産業廃棄物の収集と運搬、工場の設備の設計と施工と保全までを引き受ける。この区分を複合ソリューション事業と呼ぶ。
国内の物流では、冷凍・冷蔵の倉庫を拠点にした定温の物流と、ドライの倉庫を使う一般の物流を営み、保管から流通の加工、配送までをまとめて受ける。国際の物流では海の貨物と空の貨物を扱い、輸出入の貨物の倉庫を持ち、輸送を組み合わせた一貫の輸送を手配する。ソフトウェアの開発や情報の処理の受託も持つ。
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
複合ソリューション事業65%
客の工場の中で生産や流通の工程をまとめて請け負う区分。素材、消費、航空、医療の分野が対象。
国内物流事業16%
冷凍・冷蔵の倉庫を拠点にした定温の物流と、ドライの倉庫を使う一般の物流の区分。
国際物流事業19%
海と空の貨物の取り扱いと、輸出入の貨物の倉庫、国際の一貫輸送の区分。
誰に売る
客は鉄鋼や化学などの素材のメーカー、食品と日用品のメーカー、スーパーやコンビニなどの流通と小売、航空の会社、医療機関と医療機器のメーカー、商社だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は3,556億円、営業利益は228億円、親会社株主に帰属する当期純利益は143億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は18%増えた。
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が6.4%、2025年3月期が6.2%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率6.4%は、図鑑にある「物流」の会社15社の中で上から7番目。中央値は5.5%で、真ん中あたり。
売上の伸び+18%は、上から7番目。中央値は+18%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上2,090万円は、上から11番目。中央値は2,719万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、15社の中で上から5番目。中央値は1,478億円。
比べた相手は、NXグループ・ヤマト運輸・SGホールディングス・SBSホールディングス・上組・ハマキョウレックス・ゼロ・サカイ引越センター・ロジネットジャパン・ヒガシホールディングス・センコン物流・南総通運・東部ネットワーク・大宝運輸。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に94円が出ていき、営業利益として6円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が4円。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は17,016人。本社は大阪市中央区伏見町四丁目。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり2,090万円になる。
何に左右される
客の工場がどれだけ動くかが請け負う工程の量を決め、現場で働く人を確保できるかが受けられる仕事の量と費用を左右する。
海と空の貨物の量が国際の物流を動かし、冷凍・冷蔵の倉庫の使われ方が国内の物流に効く。輸送の燃料の値段も費用に関わる。
この会社の技術
運ぶ仕事に、工場の中の作業や検査を組み合わせて一続きにする仕組み。温度を保ったまま運ぶ定温の物流と、海と空と陸をつなぐ一貫の輸送も担う。
この会社を読む言葉
- 定温物流:冷凍や冷蔵など、温度を保ったまま運ぶ物流
- 構内請負:客の工場の敷地の中で作業をまとめて引き受けること
- フォワーディング:船や飛行機の輸送を組み合わせて手配する仕事
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:陸運業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針