事業の中身
半導体の製造過程で使われるモニタウェーハを預かり、表面の膜を落として磨き、新品と同じ品質に戻して返す再生の事業が主な柱だ。日本と台湾と中国の三つの拠点で行い、国内外の半導体の製造会社が客になる。仕入れたモニタウェーハやダミーウェーハを再生して売る形や、絶縁のための酸化膜を付ける加工のサービスもある。
中国の子会社では、半導体の土台になるプライムシリコンウェーハを作って売る。このほか、半導体製造装置用の消耗部材、電子部品と半導体製造装置の販売、蓄電池用の電解液、光学ピックアップと車載カメラモジュールを手がける。太陽光で作った電気の販売や技術のコンサルティング、中国での再生可能エネルギーの事業もある。
2025年12月期の区分別の売上。出典は頁末。
ウェーハ再生事業35%
使い終わったシリコンウェーハを磨き直して使える状態に戻し、再生したウェーハの販売や酸化膜の加工も行う区分。
プライムシリコンウェーハ製造販売事業26%
半導体の土台になる新品のシリコンウェーハやインゴットを作って売る区分。
半導体関連装置・部材等39%
半導体の製造装置と消耗部材、蓄電池用の電解液、光学ピックアップや車載カメラモジュールを作って売る区分。
誰に売る
客は半導体を作る会社で、大手のファウンドリを含めて世界に売る。プライムシリコンウェーハは中国の半導体メーカーが客だ。半導体の装置と消耗部材、蓄電池の電解液、車載カメラモジュールを使う会社もいる。
業績5年
2025年12月期の売上高は767億円、営業利益は143億円、親会社株主に帰属する当期純利益は93億円。
2021年12月期から2025年12月期までの5期で、売上高は122%増えた。
2021年12月期から2025年12月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2025年12月期が18.6%、2024年12月期が22.1%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率18.6%は、図鑑にある「半導体材料」の会社11社の中で上から7番目。中央値は19.8%で、真ん中あたり。
売上の伸び+122%は、上から1番目。中央値は+32%で、高い方。
従業員1人あたりの売上2,795万円は、上から11番目。中央値は5,388万円で、低い方。
売上の大きさは、11社の中で上から7番目。中央値は2,370億円。
比べた相手は、信越化学・レゾナック・JX金属・イビデン・SUMCO・東京応化・ジャパンマテリアル・ステラケミファ・トリケミカル研究所・メック。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2025年12月期の売上高を100円とすると、費用に81円が出ていき、営業利益として19円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が12円。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は2,744人。本社は品川区大井一丁目47番1。決算期は12月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり2,795万円になる。
何に左右される
半導体をどれだけ作るかがモニタウェーハの使われる量を決め、一枚を繰り返し再生できて安く使えることが再生の需要を生む。
中国の半導体の動きがプライムシリコンウェーハの販売を左右し、装置と消耗部材の販売、蓄電池の電解液や車載カメラモジュールといった分野が加わる。
この会社の技術
使い終わったウェーハの表面の膜を薬品で落とし、途中で検査してから磨き、二度洗って最後に検査する。こうして円盤の表面を作り直すと、また工程に戻して使える。
この会社を読む言葉
- シリコンウェーハ:半導体を作る土台になるシリコンの薄い円盤
- モニタウェーハ:工程が正しく進んでいるかを見るために一緒に流すウェーハ
- ファウンドリ:半導体のチップを受託して作る工場
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメントは事業別の売上高、2025年12月期の値。 東証33業種:金属製品。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-19。編集方針