会社図鑑
山九(9065)
山九は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は6,316億円。
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分類の根拠:山九 有価証券報告書 事業の内容。確認日 2026-09-20。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
物流と機工の二つを柱にする会社だ。物流事業では、港で船から貨物を降ろし船に積み、コンテナターミナルを運営し、梱包やコンテナの陸送を行う。船や艀で海上を運び、寄託された貨物を倉庫に保管して入出庫と積替えを行う。長距離のトラック輸送、引越や美術品の輸送、廃棄物の輸送といった特殊な輸送も扱い、輸出入の通関と国際の複合輸送も手がける。客の工場の構内に入り、原材料・資材・製品の輸送と倉庫の保管・管理を引き受ける仕事もこの区分にある。
機工事業では、製鉄機械、石油化学と電力に関わる装置、一般の産業機械、環境を整える設備を建設し、機器を据え付け、配管の工事を行う。据え付けた後は、その装置の保全を続ける。電力とエネルギーの分野で使う大型の重量物の輸送、工作工場での産業機械や橋梁の設計・製作・組立、工場構内の土木と建築の工事も担う。ほかに情報システム、人材派遣、保険代理店、福利厚生などのサービスがある。国内のほか、東南アジア、中東、中国、ブラジルなどにも拠点を置く。
物流事業49%
港湾荷役・海上運送・倉庫・トラック輸送・通関と、客の工場構内の輸送を扱う区分
機工事業51%
工場の装置の建設と据付、配管工事、その後の保全、大型重量物の輸送を扱う区分
誰に売る
客は、工場の構内の輸送と倉庫の管理を任せるメーカー、港と倉庫とトラックを使う荷主、装置の建設と据付と保全を頼む製鉄・石油化学・電力の工場だ。海外にも同じ客がいる。
業績5年
2026年3月期の売上高は6,316億円、営業利益は432億円、親会社株主に帰属する当期純利益は315億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は14%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が6.8%、2025年3月期が7.2%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率6.8%は、図鑑にある「物流」の会社61社の中で上から20番目。中央値は5.5%で、真ん中あたり。
売上の伸び+14%は、上から22番目。中央値は+10%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上2,154万円は、上から50番目。中央値は3,913万円で、低い方。
売上の大きさは、61社の中で上から6番目。中央値は580億円。
比べた相手は、NXグループ・ヤマト運輸・SGホールディングス・センコーグループ・セイノー・SBSホールディングス・鴻池運輸・福山通運・三井倉庫ホールディングス・上組・三菱倉庫・ニッコン・AZ-COM丸和・キユーソー流通システム・住友倉庫・ハマキョウレックス・丸全昭和運輸・ゼロ・横浜冷凍・日本トランスシティ・サカイ引越センター・ヤマタネ・名港海運・安田倉庫・澁澤倉庫・ロジネットジャパン・日本ロジテム・キムラユニティー・エーアイテイー・ヒガシホールディングス・伊勢湾海運・カンダ・ケイヒン・遠州トラック・東海運・アサガミ・岡山県貨物運送・日本石油輸送・東洋埠頭・ビーイングHD・東陽倉庫・中央倉庫・川西倉庫・サンリツ・センコン物流・関通HD・大東港運・南総通運・トレーディア・リンコー・伏木海陸運送・杉村倉庫・東部ネットワーク・イー・ロジット・大運・京極運輸商事・タカセ・大宝運輸・丸八倉庫・櫻島埠頭。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に93円が出ていき、営業利益として7円が残る。そこから税金や利子などを払った後の親会社株主に帰属する当期純利益が5円。
会社の大きさ
連結の従業員数は29,324人。本社は北九州市門司区港町6番7。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり2,154万円になる。
何に左右される
運ぶ荷物と預かる荷物の量が、物流事業の売上を決める。客の工場が動いている限り構内の輸送と倉庫の管理は続くので、工場の稼働が土台になる。船とトラックを動かす燃料の値段は原価に返ってくる。
機工事業は、工場が設備を新しく建てる工事の発注と、据え付けた装置を点検し補修する仕事の量で動く。どちらの事業も現場に人が要るため、働く人の数と人件費が原価を左右する。海外の拠点でどれだけ据付と輸送の仕事を取れるかも売上に効く。
この会社の技術
工場の中で使う原材料や資材、できあがった製品は、工場の外の道路や港とつながって初めて動く。構内で荷を運び倉庫で管理する仕事を引き受けた会社は、そのまま港まで運び、船に積み、通関の手続きを済ませるところまで一続きにできる。装置の側も同じだ。据え付けた会社はその装置の中身と組み方を知っているので、後の点検や補修を続けて任されやすい。運ぶことと据え付けることが、同じ工場の中でつながっている。
この会社を読む言葉
- 港湾荷役:港で船から貨物を降ろし、船に積む作業
- 通関:輸出入の貨物を税関に申告して許可をもらう手続き
- 構内物流:客の工場の敷地の中で、原材料や製品を運び管理する仕事
- プラント:製鉄や石油化学のような、大きな装置が並ぶ工場
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑物流の会社は、何で稼いでいる?物流
- 会社図鑑鴻池運輸(9025)同じ構内物流の鴻池運輸は?
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ここへつながる図鑑
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:陸運業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針
