会社図鑑
三菱重工業(7011)
三菱重工は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は5.0兆円。平均年収は1,072万円(単体・機械203社の中で3位)。上場会社(証券コード 7011)。 英文社名は「Mitsubishi Heavy Industries,Ltd.」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-24 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 7011
- 業種(東証33業種)
- 機械
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都千代田区丸の内三丁目2番 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 78,793人・単体 23,373人
- 平均年収
- 1,072万円(単体・平均年齢 42.3歳・平均勤続 18.5年)機械の203社の中で3位・業種の中央値 691万円 機械の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- エナジー 41.5%・航空・防衛・宇宙 28.1%・プラント・インフラ 17.7%・物流・冷熱・ドライブシステム 12.7%
- 主な製品・ブランド
- 火力発電システム・原子力発電システム・風力発電システム・航空機用エンジン・コンプレッサ・舶用機械・民間航空機・防衛航空機・飛しょう体・艦艇
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 864万円 | 77,991人 |
| 2023年3月期 | 919万円 | 76,859人 |
| 2024年3月期 | 966万円 | 77,697人 |
| 2025年3月期 | 1,018万円 | 77,274人 |
| 2026年3月期 | 1,072万円 | 78,793人 |
事業の分類
分類の根拠:三菱重工業 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
発電用のガスタービン、原子力、防衛の装備、航空機の部品、物流機器、空調と、重い機械を幅広く作る。国の防衛予算の増加と、データセンターなどの電力需要でガスタービンの受注が増え、利益が伸びた。
大型の案件は工期が遅れると損が出るので、案件の管理が利益を左右する。
エナジー42%ガスタービンと火力と原子力の発電の設備。最大の柱。
この事業は火力発電システムや原子力発電システム、風力発電システムのほか、航空機用エンジンやコンプレッサ、舶用機械を手がける。三菱重工航空エンジンや三菱重工コンプレッサ、三菱重工マリンマシナリ、Mitsubishi Power Americasなどの関係会社が設計・製造・販売・サービス・据付を担う。
- 火力発電システム
- 原子力発電システム
- 風力発電システム
- 航空機用エンジン
- コンプレッサ
- 舶用機械
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 三菱重工航空エンジン㈱ | 100% |
| 日立三菱水力㈱ | 20% |
出資は三菱重工が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 16,511億円 | 863億円 |
| 2023年3月期 | 17,387億円 | 852億円 |
| 2024年3月期 | 17,616億円 | 1,416億円 |
| 2025年3月期 | 18,158億円 | 2,054億円 |
| 2026年3月期 | 20,626億円 | 2,673億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 売上収益は航空・防衛・宇宙、エナジー、プラント・インフラの各セグメントで増加し、前期比14.1%増の4兆9,741億68百万円となった
- 受注高はエナジーセグメントの増加により前期比19.5%増の7兆6,536億37百万円となり、受注残高は13兆2,376億88百万円となった
- エナジーセグメントは低炭素化やデータセンター向け電力需要の拡大でGTCCが増加し、受注高は前期比50.1%増の3兆9,367億28百万円、売上収益は前期比13.6%増の2兆626億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
プラント・インフラ18%製鉄と化学のプラント、環境の設備、船と交通のシステム。
この事業は製鉄機械や商船、交通システム・化学プラントのエンジニアリング、環境設備、紙工機械などの機械システムを手がける。三菱造船や三菱重工機械システム、三菱重工環境・化学エンジニアリング、Primetals Technologiesなどの関係会社が担う。
- 製鉄機械
- 商船
- 交通システム
- 化学プラント
- 環境設備
- 紙工機械
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 三菱重工環境・化学エンジニアリング㈱ | 100% |
出資は三菱重工が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 6,519億円 | 236億円 |
| 2023年3月期 | 6,757億円 | 328億円 |
| 2024年3月期 | 7,953億円 | 548億円 |
| 2025年3月期 | 8,521億円 | 596億円 |
| 2026年3月期 | 8,809億円 | 841億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 売上収益は航空・防衛・宇宙、エナジー、プラント・インフラの各セグメントで増加し、前期比14.1%増の4兆9,741億68百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
物流・冷熱・ドライブシステム13%フォークリフトと空調と冷凍の機器、エンジンとターボ。
この事業は冷熱製品やエンジン、ターボチャージャ、カーエアコンを手がける。三菱重工サーマルシステムズと三菱重工エンジン&ターボチャージャが設計・製造・販売を担う。
- 冷熱製品
- エンジン
- ターボチャージャ
- カーエアコン
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 三菱重工サーマルシステムズ㈱ | 100% |
| 三菱マヒンドラ農機㈱ | 66.7% |
出資は三菱重工が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 9,865億円 | 307億円 |
| 2023年3月期 | 12,038億円 | 390億円 |
| 2024年3月期 | 13,146億円 | 728億円 |
| 2025年3月期 | 13,071億円 | 493億円 |
| 2026年3月期 | 6,308億円 | 331億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- 物流・冷熱・ドライブシステムセグメントは物流機器やターボチャージャの減少により、事業利益は前期比32.3%減の493億21百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
航空・防衛・宇宙28%戦闘機と護衛艦とミサイル、ロケット、航空機の部品。
この事業は民間航空機や防衛航空機、飛しょう体、艦艇、特殊車両、宇宙機器を手がける。魚雷などの特殊機械も扱う。
- 民間航空機
- 防衛航空機
- 飛しょう体
- 艦艇
- 宇宙機器
主な会社
| 会社 | 出資 |
|---|---|
| 三菱重工マリタイムシステムズ㈱ | 100% |
出資は三菱重工が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 6,053億円 | 201億円 |
| 2023年3月期 | 6,194億円 | 400億円 |
| 2024年3月期 | 7,916億円 | 727億円 |
| 2025年3月期 | 10,307億円 | 1,000億円 |
| 2026年3月期 | 13,939億円 | 1,515億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 売上収益は航空・防衛・宇宙、エナジー、プラント・インフラの各セグメントで増加し、前期比14.1%増の4兆9,741億68百万円となった
- 航空・防衛・宇宙セグメントは飛しょう体や防衛航空機の増加により、売上収益は前期比35.2%増の1兆3,938億58百万円、事業利益は前期比51.5%増の1,515億5百万円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は世界の電力会社、防衛省、米国と欧州の航空機メーカー、工場と物流の会社だ。海外の売上が多い。
業績5年
2026年3月期の売上収益は5.0兆円、事業利益は4,322億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は3,321億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は29%増えた。
事業利益率の推移
売上収益に対する事業利益の割合は、2026年3月期が8.7%、2025年3月期が8.1%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
事業利益率8.7%は、図鑑にある「機械」の会社269社の中で上から122番目。中央値は7.8%で、真ん中あたり。
売上の伸び+29%は、上から119番目。中央値は+26%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上6,313万円は、上から36番目。中央値は3,702万円で、高い方。
売上の大きさは、269社の中で上から2番目。中央値は316億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に91円が出ていき、事業利益として9円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が7円。
会社の大きさ
連結の従業員数は78,793人。本社は千代田区丸の内三丁目2番。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり6,313万円になる。
何に左右される
防衛予算の増加で受注が積み上がり、電力の投資がガスタービンの需要を決める。海外の売上が多いので為替が効く。
大型案件の工期の遅れは一時的な損になり、旅客機の部品は航空機メーカーの生産次第で動く。
この会社の技術
千度を超える燃焼ガスで回るガスタービンの翼の材料と冷却の技術。
この会社を読む言葉
- ガスタービン:燃やしたガスで羽根を回して発電する機械
- 防衛装備:戦闘機やミサイルなど国の防衛に使う物
- 受注残:受けたがまだ売上になっていない注文の合計
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 業界図鑑機械の会社は、何で稼いでいる?機械
- 業界図鑑電機大手は、今なにで稼いでいる?電機・エンタメ
- 業界図鑑電力・エネルギーは、何で稼いでいる?電力・エネルギー
- 会社図鑑川崎重工業(7012)同じ重工の川崎重工は?
- 業界図鑑データセンターは、何で稼いでいる?データセンター・クラウド
ここへつながる図鑑
- 会社図鑑川崎重工業(7012)川崎重工は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑IHI(7013)IHIは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑日本製鋼所(5631)日本製鋼所は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑テクノ菱和(1965)テクノ菱和は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑放電精密加工研究所(6469)放電精密加工研究所は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑カナデビア(7004)カナデビアは、何で稼いでいる?
- 業界図鑑機械の会社は、何で稼いでいる?機械
- 技術図鑑CCUSは、CO2をどこへやる?CCUS
- 技術図鑑ガスタービンは、どうやって燃料を電気に変える?ガスタービン(火力発電)
- 技術図鑑ヒートポンプは、なぜ少ない電気で温められる?ヒートポンプ
- 技術図鑑水素は、どう作って、どう使う?水素
- 技術図鑑原子力発電は、どうやって電気を作る?原子力
- 技術図鑑ロケットは、なぜ空気の無い宇宙でも進める?ロケット
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上収益、2026年3月期の値。 東証33業種:機械。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
