会社図鑑 · 非上場
興和(非上場)
興和は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上高は5,323億円。平均年収は794万円(単体)。非上場(社債などのため有価証券報告書を出している会社)。 英文社名は「KOWA COMPANY, LTD.」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-26 提出)の数字(EDINET)
- 上場区分
- 非上場(社債などのため有価証券報告書を出している会社・EDINET コード E02819)
- 業種(東証33業種)
- 卸売業
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 愛知県名古屋市中区錦三丁目6番 愛知県の会社一覧
- 従業員
- 連結 7,906人・単体 3,246人
- 平均年収
- 794万円(単体・平均年齢 42.05歳・平均勤続 17.01年)自分の年収と比べる
- 主な事業
- 産業関連事業 46%・医薬事業 30.5%・生活関連事業 10.9%・ホスピタリティ事業 6.5%
- 主な製品・ブランド
- 太陽光モジュール・建築関連資材・電子部品・医薬化粧品原料・活性炭・食品原料・医療用医薬品・OTC医薬品・医薬部外品・健康食品
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | — | 7,922人 |
| 2023年3月期 | — | 7,865人 |
| 2024年3月期 | — | 7,974人 |
| 2025年3月期 | — | 8,074人 |
| 2026年3月期 | — | 7,906人 |
事業の分類
- 事業
- 繊維原料・テキスタイル等の販売素材卸衣料品・生活用品の企画・製造・販売衣料産業関連商品の販売総合卸活性炭の製造販売機能性化学食品の製造加工・販売食品加工傭船業海運医薬品の製造販売新薬医療機器の製造販売医療機器/医療消耗品健康食品食品加工清涼飲料水飲料ビジョンシステム・ロボットシステムの製造販売工場自動化ZEB建築・省エネ創エネ意匠工事建築LED照明照明機器不動産事業不動産賃貸ホテル業宿泊ウェディング事業冠婚葬祭保険代理店業保険代理店リース事業リース
- 東証業種
- 卸売業
分類の根拠:興和 有価証券報告書 2026年3月期 事業の内容。確認日 2026-10-12。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
名古屋の綿布の問屋から始まり、国内外で商品を売り買いする商社の事業と、薬をつくる医薬の事業を併せ持つ会社だ。売上の柱の産業関連事業では、太陽光の部材、建築資材、化学品と医薬品の原料、リチウム、ヨード、活性炭、食品の原料などを世界で売り買いし、LNGやアンモニアを運ぶ船の傭船も行う。生活関連事業では、繊維の原料と生地、衣料、インテリアの雑貨、釣具を扱う。
医薬事業では、脂質異常症や糖尿病や緑内障や認知症の医療用の薬、ウナコーワやキューピーコーワなどの一般用医薬品とドリンク、マスクや使い捨てカイロ、白内障の手術で入れる眼内レンズと目の検査機器を、研究から製造と販売まで自社で手がける。ほかに、産業用のカメラと光学機器、省エネの設備、不動産の売買と賃貸、名古屋のホテルとリゾートでの結婚式の事業も営む。
生活関連事業11%繊維の原料と生地、衣料、インテリアの雑貨、釣具などを扱う区分。
この事業は繊維原料や原糸、テキスタイル、アパレル、ファッション・インテリア雑貨、フィッシンググッズを扱う。リコヴィータやインコントロが衣料品・生活用品の企画・製造・販売を手がけている。
- 繊維原料
- テキスタイル
- アパレル
- インテリア雑貨
- フィッシンググッズ
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| リコヴィータ㈱ | 生活関連事業 (衣料品・生活用品の 企画・製造・販売) | 100% |
| ㈱インコントロ | 生活関連事業 (衣料品・生活用品の 企画・製造・販売) | 66% |
出資は興和が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 520億円 | — |
| 2026年3月期 | 588億円 | 45億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
産業関連事業46%太陽光の部材、建築資材、化学品と医薬品の原料、リチウム、活性炭、食品の原料などの売り買いと、船の傭船を扱う区分。
この事業は太陽光モジュール、建築関連資材、電子部品、医薬化粧品の原料、食品原料、活性炭、酒類などを扱う。興和江守や海外各地の貿易会社が取引を担い、フィリピンで活性炭の製造販売、ベトナムで食品の製造加工・販売を行っている。船舶の傭船業も営む。
- 太陽光モジュール
- 建築関連資材
- 電子部品
- 医薬化粧品原料
- 活性炭
- 食品原料
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| 興和江守㈱ | 産業関連事業 (貿易業) | 89.96% |
| Kowa Holdings America, Inc. | 産業関連事業 (有価証券投資) | 100% |
| Kowa Europe GmbH | 産業関連事業 (貿易業) | 100% |
| Kowa Holdings Asia Pte. Ltd. | 産業関連事業 (有価証券投資) | 100% |
| Kowa Asia Pacific Pte. Ltd. | 産業関連事業 (貿易業) | 100% |
| Philippine-Japan Active Carbon Corporation | 産業関連事業 (活性炭の製造販売) | 100% |
ほか6社。出資は興和が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 2,792億円 | — |
| 2026年3月期 | 2,487億円 | 84億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
医薬事業31%医療用の薬、一般用医薬品とドリンク、衛生用品、眼内レンズと目の検査機器を扱う区分。
この事業は医療用医薬品、一般用医薬品、医薬部外品、衛生雑貨品、健康食品、飲料、医療機器などを扱う。医療用では代謝賦活剤や脂質異常症治療剤、緑内障・高眼圧症治療剤などがあり、眼内レンズなどの医療機器も含む。アメリカ、イギリス、韓国、中国、タイの子会社が医薬品の製造販売や販売を担っている。
- 医療用医薬品
- OTC医薬品
- 医薬部外品
- 健康食品
- 飲料
- 医療機器
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| Kowa Pharmaceuticals America, Inc. | 医薬事業 (医薬品の製造販売) | 100% |
| Kowa Pharmaceutical Europe Co., Ltd. | 医薬事業 (医薬品の製造販売) | 100% |
| Kowa Korea Company, Ltd. | 医薬事業 (医薬品の販売) | 100% |
| 興和製薬(中国)有限公司 | 医薬事業 (医薬品の製造販売) | 100% |
| Kowa (Thailand) Co.,Ltd. | 医薬事業 (医薬品の販売) | 100% |
出資は興和が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 1,608億円 | — |
| 2026年3月期 | 1,650億円 | -15億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
環境・省エネ事業3%産業用のカメラと光学機器、ロボットの組み込み、省エネの建物の工事、太陽光の発電設備、LED照明を扱う区分。
この事業は産業用・監視用のビジョンシステム、光学機器、ロボットシステムインテグレート、ZEB建築、省エネ・創エネの工事、電源開発、LED照明を扱う。興和オプトロニクスが精密機械器具の製造販売を、シンガポールのKowa SkymechがFAシステムの製造販売と貿易を手がけている。
- ビジョンシステム
- 光学機器
- ロボットシステム
- ZEB建築
- 省エネ工事
- LED照明
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| 興和オプトロニクス㈱ | 環境・省エネ事業 (精密機械器具製造 ・販売) | 100% |
| Kowa Skymech Pte. Ltd. | 環境・省エネ事業 (FAシステムの製造販売、貿易業) | 100% |
出資は興和が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 157億円 | — |
| 2026年3月期 | 158億円 | 2億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
不動産事業3%不動産の売買と賃貸を扱う区分。
この事業は不動産の売買と賃貸などを扱う。興和地所や興和ファシリティズなど名古屋を拠点とする子会社が不動産業を担い、香港の子会社は不動産投資を手がけている。
- 不動産売買
- 不動産賃貸
- 不動産投資
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| 興和地所㈱ | 不動産事業 (不動産業) | 50% |
| ㈱愛織会館 | 不動産事業 (不動産業) | 43.41% |
| 興和ファシリティズ㈱ | 不動産事業 (不動産業) | 100% |
| Easiatic Investment Ltd. | 不動産事業 (不動産投資) | 100% |
| サカエチカマチ㈱ | 不動産事業 (不動産業) | 43% |
| 興和紡㈱ | 不動産事業等 | 27.18% |
出資は興和が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 160億円 | — |
| 2026年3月期 | 169億円 | 17億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
ホスピタリティ事業7%ホテルと、リゾートなどでの結婚式を扱う区分。
この事業はホテル業とウェディング事業を扱う。ナゴヤキャッスル、名古屋観光ホテル、鳳凰が名古屋でホテルを営み、ワタベウェディングがリゾート挙式やホテル・国内挙式を、ハワイの子会社がホテルを手がけている。
- ホテル
- ウェディング
- リゾート挙式
- 国内挙式
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| ㈱ナゴヤキャッスル | ホスピタリティ事業 (ホテル業) | 80.83% |
| ㈱名古屋観光ホテル | ホスピタリティ事業 (ホテル業) | 100% |
| ㈱鳳凰 | ホスピタリティ事業 (ホテル業) | 100% |
| ワタベウェディング㈱ | ホスピタリティ事業 (リゾート挙式、ホテル・国内挙式) | 100% |
| Kowa Waikiki, LLC | ホスピタリティ事業 (ホテル業) | 100% |
出資は興和が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 386億円 | — |
| 2026年3月期 | 352億円 | -68億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は化学品や資源や部材を買う国内外の企業、医療用の薬と眼内レンズを使う病院と薬局、一般用医薬品やドリンクを店で買う人、生地や衣料や釣具を扱う企業、ホテルと結婚式の客だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は5,323億円、営業利益は36億円、親会社株主に帰属する当期純利益は−4億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は16%増えた。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が0.7%、2025年3月期が2%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率0.7%は、図鑑にある「総合商社」の会社34社の中で上から34番目。中央値は3.3%で、低い方。
売上の伸び+16%は、上から24番目。中央値は+23%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上6,733万円は、上から31番目。中央値は12,917万円で、低い方。
売上の大きさは、34社の中で上から14番目。中央値は2,758億円。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に99円が出ていき、営業利益として1円が残る。親会社株主に帰属する当期純利益はこの期はマイナスで、理由は頁末の注記にある。
会社の大きさ
連結の従業員数は7,906人。本社は名古屋市中区錦三丁目6番。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり6,733万円になる。
何に左右される
リチウムや活性炭や化学品の市況と、米国の関税や欧州の景気が、商社の事業の売上を動かす。円安は輸入の仕入れの値段を上げ、原価に効く。
医療用の薬の価格と後発品の参入が医薬の売上を左右し、新しい薬の研究開発の費用が利益に効く。ホテルとリゾートでの挙式の需要が、ホスピタリティの売上を決める。
この会社の技術
薬を研究し、開発し、自社の工場でつくって届けるまでを一つの会社で行う仕組み。目の手術で入れる眼内レンズや目の検査機器、AIの画像処理を組み込んだ産業用のカメラと光学機器もつくる。
この会社を読む言葉
- 商社:国内外で商品を仕入れて売り、取引をつなぐ会社
- 一般用医薬品:医師の処方がなくても店で買える薬
- 眼内レンズ:白内障の手術で、濁った水晶体の代わりに目に入れるレンズ
- 傭船:船を借りたり貸したりして、荷物を運ぶのに使うこと
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-10-12)。 営業利益の開示が無い期は経常利益の値。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:卸売業。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
