事業の中身
運輸、流通、不動産、建設、レジャー・サービスの五つの部門を持つ会社だ。運輸部門では、会社自身が鉄軌道の事業と自動車(バス)の事業を行い、子会社が路線バス、ロープウェーなどの索道、宮島への海上の運送、航空運送の代理、ハイヤーを営む。
流通部門では子会社が物品の販売を行う。不動産部門では、会社自身と子会社が建物や土地を貸し、不動産の販売も行う。建設部門では子会社が土木・建築と電気通信の工事を担う。レジャー・サービス部門では、飲食、ボウリング、ゴルフ、旅行、ホテルを営む。広島とその周りに事業が集まっている。
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
運輸業62%
鉄軌道、バス、ハイヤー、索道、海上運送、航空運送代理の区分
流通業3%
子会社が行う物品の販売の区分
不動産業17%
建物や土地を貸す賃貸と、不動産の販売の区分
建設業16%
土木・建築と電気通信の工事の区分
レジャー・サービス業2%
飲食、ボウリング、ゴルフ、旅行、ホテルの区分
誰に売る
客は、電車やバスやハイヤーに乗る人、建物や土地を借りる先、土木・建築や電気通信の工事を発注する先、船やロープウェーや旅行やホテルや飲食やボウリングやゴルフを使う観光とレジャーの客だ。広島の沿線に住む人と、外から訪れる人の両方がいる。
業績5年
2026年3月期の営業収益は375億円、営業利益は−3億円、親会社株主に帰属する当期純利益は12億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、営業収益は37%増えた。
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
営業収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が-0.8%、2025年3月期が-4.2%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率-0.8%は、図鑑にある「鉄道」の会社28社の中で上から28番目。中央値は10.8%で、低い方。
売上の伸び+37%は、上から14番目。中央値は+34%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上1,673万円は、上から26番目。中央値は3,424万円で、低い方。
売上の大きさは、28社の中で上から24番目。中央値は3,756億円。
比べた相手は、JR東日本・JR東海・JR西日本・近鉄・阪急阪神・東急・名鉄・東武鉄道・西武・JR九州・京王電鉄・西日本鉄道・東京メトロ・小田急・京阪・京成電鉄・相鉄ホールディングス・京急・南海・第一交通産業・アルピコ・富士急行・山陽電気鉄道・神戸電鉄・新潟交通・京福電気鉄道・秩父鉄道。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期は費用が営業収益を上回り、営業利益がマイナスだった。100円売って101円の費用が出た計算になる。理由は頁末の注記と決算資料にある。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は2,241人。本社は広島市中区東千田町二丁目。決算期は3月。営業収益を従業員数で割ると、1人あたり1,673万円になる。
何に左右される
沿線に住む人と通勤・通学で通う人の数が、運賃の土台になる。宮島などへの船やロープウェーがあるため、観光の客足が運輸とレジャーの両方に効く。運賃は公共の交通としての料金なので、売上を自由には動かせない。
運転する人の人件費と、電気や燃料の値段が運輸の原価になる。線路・車両・バスの更新は先に大きな投資が要る。一方で、貸している建物と土地からは毎月の賃料が入り、工事の受注が建設部門の売上を作る。
この会社の技術
決まった線路の上を、決まった時刻で走らせることで、道路の混み方に左右されにくい輸送を担う。バスや船やロープウェーを同じ地域で組み合わせ、駅や停留所で乗り継げるようにつなぐ。
この会社を読む言葉
- 鉄軌道:線路を敷いて電車を走らせる事業
- 索道:ロープにつるした搬器で人を運ぶ乗り物。ロープウェーなど
- 運賃:乗った人から受け取る、移動の代金
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 セグメントは事業別の外部顧客への売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:陸運業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針