事業の中身
北海道で乗合のバスと貸切のバスを走らせる会社だ。自社と子会社のニセコバス、札幌第一観光バス、空知中央バスがバスを運行し、一部の路線の運行管理は子会社に任せている。車両と施設の清掃や警備、乗務員の研修、物品やバス機器の仕入れ、車両の燃料の購入まで、グループと関連の会社で分け合う形になっている。
バスのほかの柱も持つ。子会社が建築と冷暖房の工事を請け負い、ビルの清掃と警備を営み、自社と子会社が土地建物の賃貸と土地の売買の仲介をする。観光では子会社がニセコアンヌプリと小樽天狗山でスキー場を、ニセコでホテルを、砂川で観光施設を運営し、自社が旅行業と飲食業を営む。ほかに公衆浴場、介護福祉、バスターミナルの売店、石油製品の卸売り、自動車教習所、保険の代理店もグループにある。
2026年3月期の区分別の売上。出典は頁末。
旅客自動車運送事業50%
乗合のバスと貸切のバスを走らせる区分
建設業31%
グループと外の建築や冷暖房の工事を請け負う区分
清掃業・警備業9%
ビルや施設の清掃と警備を行う区分
不動産事業2%
土地建物を貸し、土地の売買を仲介する区分
観光関連事業8%
スキー場、ホテル、観光施設、旅行業、飲食業の区分
誰に売る
客はバスに乗る人、貸切のバスを借りる先、建築や冷暖房の工事を頼む先、ビルの清掃や警備を頼む先、スキー場やホテルや観光施設を訪れる人だ。
業績5年
2026年3月期の売上高は384億円、営業利益は27億円、親会社株主に帰属する当期純利益は28億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上高は38%増えた。
2022年3月期から2026年3月期。単位は億円。凡例の純利益は親会社株主に帰属する当期純利益。
営業利益率の推移
売上高に対する営業利益の割合は、2026年3月期が7%、2025年3月期が6.4%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率7.0%は、図鑑にある「鉄道」の会社32社の中で上から24番目。中央値は10.5%で、真ん中あたり。
売上の伸び+38%は、上から14番目。中央値は+34%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上1,528万円は、上から30番目。中央値は3,037万円で、低い方。
売上の大きさは、32社の中で上から26番目。中央値は3,200億円。
比べた相手は、JR東日本・JR東海・JR西日本・近鉄・阪急阪神・東急・名鉄・東武鉄道・西武・JR九州・京王電鉄・西日本鉄道・東京メトロ・小田急・京阪・京成電鉄・相鉄ホールディングス・京急・南海・神奈川中央交通・第一交通産業・アルピコ・神姫バス・富士急行・山陽電気鉄道・広島電鉄・ヤシマキザイ・神戸電鉄・新潟交通・京福電気鉄道・秩父鉄道。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
帯の左が低い、右が高い。灰色は真ん中の半分(四分位)。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上高を100円とすると、費用に93円が出ていき、営業利益として7円が残る。この期は本業の外の利益(出資先の利益や為替差益など)が加わり、税金を払った後の親会社株主に帰属する当期純利益は7円と、営業利益を上回った。
売上を100円に揃えた内訳。数字は四捨五入。
会社の大きさ
連結の従業員数は2,513人。本社は小樽市色内1丁目8番6号。決算期は3月。売上高を従業員数で割ると、1人あたり1,528万円になる。
何に左右される
乗る人の数が運賃の土台で、走らせられる本数は乗務員の人数で決まる。車両の燃料の値段が運行の費用に乗り、車両と施設への投資は長く費用に残る。
建設業は請け負う工事の量で収益が動き、観光関連の事業は雪の季節とスキー場やホテルの利用で振れる。不動産は土地建物の賃料と土地の売買の仲介で動く。
この会社の技術
決まった道筋を時刻どおりに走らせる乗合の運行と、頼まれた行き先へ一台ごとに走る貸切の運行を、同じ車両と乗務員の持ち場から組み立てる仕組み。運行の管理、車両と施設の清掃、乗務員の研修をグループの会社で分けて受け持つ。
この会社を読む言葉
- 乗合運送:決まった路線と時刻で、誰でも乗れる形のバス
- 貸切運送:申し込んだ団体のために一台ごとに走らせるバス
- 運行管理:運転士の勤務と車両の状態を確かめて、安全に走らせる仕事
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-19)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:陸運業。
数値は照合前(試作データ) この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-20。編集方針