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アスファルト舗装

アスファルトの道路は、どうやってできる?

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熱で柔らかく、冷えて固まる

アスファルトは、原油から燃料などを取り出した後に残る重い成分で、熱すると柔らかく流れ、冷えると固くなる。舗装に使うのは、これで砕石や砂、細かい石の粉をつなぎ合わせたアスファルト混合物だ。工場(アスファルトプラント)で石を乾かして熱し、アスファルトと混ぜ、百数十℃の熱いまま現場へ運ぶ。

現場ではアスファルトフィニッシャという機械が混合物を一定の厚さに敷きならし、ローラーで押し固めてすき間を減らす。冷えれば固まるので、コンクリートの舗装のように何日も固まるのを待たずに車を通せる。舗装は何層にも重ねてあり、車が触れる表層の下に基層、その下に砕石を固めた路盤があって、車の重さを下の地面へ広げて伝える。

何に使われ、どこが難しいか

道路や駐車場、物流施設の構内などに使う。古い舗装は削り取って砕き、新しい混合物の材料として使い直せる。

夏の熱で柔らかくなると、重いトラックが同じ所を通るうちに車輪の跡がへこむ(わだち掘れ)。冬の冷えや年月で固くもろくなるとひびが入り、そこから水が入って穴があく。そこで、樹脂などを混ぜて熱に強くした改質アスファルトや、表層にすき間を多く作って雨水を下へ抜く排水性舗装が使われる。混合物を熱するために多くの燃料を使うことも課題で、より低い温度で混ぜて敷く工夫がある。

日本の会社が担う所

日工はアスファルトプラントを作り、ニチレキグループはアスファルトを加工した製品を開発している。住友重機械工業は、自動ステアリングと自動スクリード伸縮装置を付けたアスファルトフィニッシャを出した。大成建設の子会社の大成ロテックは超重交通路線や物流施設向けの高耐久の混合物を、鹿島建設の子会社の鹿島道路は空気だけでアスファルトを細かい泡にする技術を開発した。応用地質はローラーに載せて舗装工事中の品質を確かめる装置を提供している。

有報に書いている会社

有価証券報告書の「研究開発活動」または「事業の内容」に、この技術を書いている上場会社の一部。会社名の下は有報の原文の一文。

  • ENEOSホールディングス(5020)「さらに循環型社会の実現に向け、廃プラスチックを利用したアスファルト舗装技術を開発し、実証試験を社内外複数のサイトで進めています。」研究開発活動
  • 出光興産(5019)「(2) 高機能材セグメント高機能材セグメントでは、環境に配慮した潤滑油製品の開発、機能舗装材(アスファルト)の開発、機能材料及び樹脂加工製品の競争力強化に向けた保有技術の改良や新規材料の開発、電子材料事業、農薬・機能性飼料事業における研究…」研究開発活動
  • 大和ハウス工業(1925)「※20.木質バイオマスガス化発電の副産物であるバイオ炭を、粒状の炭素成形体としてコンクリートに混合し、通常のインターロッキングブロックと同等の曲げ強度を確保した歩道用舗装材。」研究開発活動
  • 鹿島建設(1812)「*15:雨水や雪解け水を地中に浸透させ、地下水として蓄える機能 (国内関係会社)1 鹿島道路(株)(1) アスファルト混合物製造技術の開発水や添加剤を使用せず空気のみでアスファルトを微細気泡化するエアフォームドアスファルト技術を開発した。」研究開発活動
  • 大林組(1802)「3 豪雨と猛暑の影響を軽減する多機能舗装「ハイドロペイブ®」を開発、神戸市と共同で公道実証試験を実施当社と大林道路(株)は、豪雨と猛暑による影響を軽減する多機能舗装「ハイドロペイブ」を開発し、神戸市と共同で実証試験を実施した。」研究開発活動
  • 川崎重工業(7012)「…ジン事業Kawasakiのブランド力強化を目指して、二輪事業では、 市街地・ツーリング走行に加えて未舗装路走行も楽しめるアドベンチャーモデル「KLE500」や電子制御スロットルバルブ採用の当社スーパーネイキッドの中で最大排気量を誇る「Z11…」研究開発活動
  • 大成建設(1801)「(6) 連結子会社における研究開発の主なもの 大成ロテック(株)は、超重交通路線や物流施設、高速道路料金所などに適用可能な高耐型アスファルト混合物「TRタフペイブ」の開発に取り組んでおります。」研究開発活動
  • 清水建設(1803)「…る10BIM/CIMを活用して施工検討から実施工までデータを一元管理するシームレスなフローを構築し、舗装切削工事におけるマシンコントロール施工の自動化や準備工程の効率化によりコストを約25%削減11超高層ビル建設現場における通信障害や混信を…」研究開発活動
  • インフロニア・ホールディングス(5076)「6 【研究開発活動】 当連結会計年度は、建築事業、土木事業、舗装事業、機械事業及びインフラ運営事業を中心に研究開発を行い、その総額は6,807百万円です。」研究開発活動
  • 住友重機械工業(6302)「道路機械につきましては、舗装工事の自動化へ向けた取り組みとして自動ステアリング・自動スクリード伸縮装置ASTRA(アストラ)1.0 をオプション装着したアスファルトフィニッシャを発売開始しました。」研究開発活動
  • 熊谷組(1861)「2022年度よりコイルの磁界共振結合を利用したワイヤレス給電用の舗装体の共同開発を開始し、つくば技術研究所内の道路に舗装体を想定した試作PRC版を敷設して、受電システムを搭載したEVへワイヤレス給電する実験を実施した。」研究開発活動
  • 安藤・間(1719)「…事業である「CO2を高度利用したCARBON POOLコンクリート(以下、CPコンクリート)の開発と舗装及び構造物への実装」を、当社を幹事会社とするCPコンクリートコンソーシアム(以下、CPCC)として実施しています。」研究開発活動
  • ライオン(4912)「インフラ薬剤では、地盤改良薬剤やアスファルト舗装用薬剤など、工事現場の施工性向上ならびに施工時の使用エネルギーや廃棄物の低減に貢献する薬剤を開発し、国内外での展開を進めています。」研究開発活動
  • 髙松コンストラクショングループ(1762)「…化や地震災害時における道路の早期復旧などを目的とし、破砕瓦の高い摩擦性、排水性、吸水性を利用した道路舗装、埋設物の埋め戻し、擁壁背面の埋め戻しを始めとして破砕瓦を有効に利用する技術の開発をしております(特許取得済み)。」研究開発活動
  • 東急建設(1720)「本工事では、高架橋下の舗装に本材料を使用した結果、普通セメントと比較してCO2排出量を約66%削減するとともに、施工時間を約60%短縮しました。」研究開発活動
  • 福田組(1899)「…IRIの計測機能を付加するバージョンアップに取り組み、システムが完成したことから国土交通省が公募する舗装点検支援技術に応募いたしました。」研究開発活動
  • 東亜道路工業(1882)「…カーボンニュートラル実現に向けた動きや、GX(グリーントランスフォーメーション)の進展を背景に、道路舗装のライフサイクル全体におけるCO2排出量削減やライフサイクルコスト(LCC)の低減を重視し、研究開発から実証、現場適用、普及までを一体的…」研究開発活動
  • ハリマ化成グループ(4410)「また、新規用途として、タイヤ用添加剤およびアスファルト用添加剤については国内外の顧客で評価が進展しており、実用化に向けた開発を継続しています。」研究開発活動
  • 世紀東急工業(1898)「6 【研究開発活動】近年、建設業を取り巻く環境も大きく変化しており、舗装に求められるニーズとして気候変動、労働人口の減少、高齢化、インフラの老朽化対策が特に急務と言われております。」研究開発活動
  • ニチレキグループ(5011)「(1) アスファルト応用加工製品事業アスファルト応用加工製品事業では、高性能、安全および予防保全等を念頭に製品開発を行っております。」研究開発活動
  • 応用地質(9755)「また、道路舗装に用いるアスファルト材料の材質管理、舗装工事の品質管理などに有効な装置としてあらたにPaveScan RSを開発し、道路舗装用のロードローラーに搭載しアスファルト舗装工事中の品質をリアルタイムで行えるシステムの提供も開始しまし…」研究開発活動
  • 宮地エンジニアリンググループ(3431)「さらに、大規模更新工事における床版取替え時の交通解放技術としてFRP舗装覆工板を開発し、実証実験を終え、試験施工による適用性の確認を進めております。」研究開発活動
  • 東邦化学工業(4409)「東南アジア向け環境対応舗装材料向けに新たな製品が開発に結びつきました。」研究開発活動
  • 日本コンクリート工業(5269)「また、アスファルトフィラー材などへ活用する取り組みとして、出光興産株式会社との間で進めているエコCSパウダーの製造・販売事業に関しましては、日コングループのNC西日本パイル製造株式会社滋賀工場にパイロットプラントを建設し、商業化に向け取り組…」研究開発活動
  • 日工(6306)「(1)アスファルトプラント関連事業 アスファルトプラント関連事業は、DX推進に注力する中、昨今の中東情勢による原油高や脱炭素化への急務、省人化などにより、環境の激変に直面しています。」研究開発活動
  • 旭ダイヤモンド工業(6140)「(4) 石材・建設業界環境への配慮から乾式で切断加工が可能なアスファルト用ブレードを開発しました。」研究開発活動
  • アジア航測(9233)「…ティスタディ(施設管理のためのUAV目視外飛行の技術調査、ブルーカーボン推定手法の検討、MMSによる舗装の予防保全技術の検討、AIによる下水道漏水リスク診断技術の調査など)を推進しました。」研究開発活動
  • フクビ化学工業(7871)「従来のアスファルトタイプと比較して約20%の軽量化を実現し、配送効率の向上および施工負荷の低減につなげております。」研究開発活動
  • 佐藤渡辺(1807)「6 【研究開発活動】当社グループでは、これからの舗装のニーズとされる長寿命化、維持修繕、環境、CО2削減への対応を想定し、これに対応する商品の開発および技術提案できる工法、また、従来工法の高度化について、研究開発活動を実施しております。」研究開発活動
  • 協立電機(6874)「これにより、従来の停止型測定に比べて作業効率を大幅に向上させると共に、舗装構造の長寿命化や効率的な補修計画に寄与することを期待しています。」研究開発活動

つながる図鑑

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出典と生成

出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)

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