会社図鑑
三菱電機(6503)
三菱電機は、何で稼いでいる? 2026年3月期の売上収益は5.9兆円。平均年収は913万円(単体・電気機器210社の中で29位)。上場会社(証券コード 6503)。 英文社名は「Mitsubishi Electric Corporation」。
2026年3月期・有価証券報告書(2026-06-19 提出)の数字(EDINET)
- 証券コード
- 6503
- 業種(東証33業種)
- 電気機器
- 決算日
- 3月31日
- 本社
- 東京都千代田区丸の内二丁目7番 東京都の上場企業一覧
- 従業員
- 連結 150,386人・単体 29,949人
- 平均年収
- 913万円(単体・平均年齢 40.5歳・平均勤続 15.3年)電気機器の210社の中で29位・業種の中央値 706万円 電気機器の年収ランキング自分の年収と比べる
- 主な事業
- ライフ 39.3%・インダストリー・モビリティ 28.4%・インフラ 24.8%・セミコンダクター・デバイス 4.9%
- 主な製品・ブランド
- ビルシステム・業務用空調機器・家庭用空調機器・家電・FAシステム・自動車機器・カーマルチメディア・自動車用電装品・受配電・監視制御システム・制御盤・配電盤
年収と従業員の推移(2022年3月期〜2026年3月期)
| 年度 | 平均年収(単体) | 従業員(連結) |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 807万円 | 145,696人 |
| 2023年3月期 | 827万円 | 149,655人 |
| 2024年3月期 | 830万円 | 149,134人 |
| 2025年3月期 | 870万円 | 149,914人 |
| 2026年3月期 | 913万円 | 150,386人 |
事業の分類
- 事業
- パワー半導体・パワーデバイスアナログ・パワー半導体産業用機器(NC装置・放電加工機・レーザー加工機)工作機械電力・社会インフラ機器(受配電・監視制御システム、配電盤)産業用電機デジタルイノベーション事業(ITプラットフォーム・情報システムの構築と運用)システム開発
- 東証業種
- 電気機器
分類の根拠:三菱電機 有価証券報告書 事業の内容。確認日 2026-09-14。分類は提供物で分け、会計セグメントの分割ではない。
事業の中身
工場の自動化機器、ビルと家庭の空調、電力と鉄道のインフラ機器、防衛と宇宙の機器が柱だ。家電の会社に見えるが、利益の多くは産業と社会インフラから出ている。
電動化と省エネの部品であるパワー半導体も自社で作る。
インフラ25%電力の変電と発電の機器、鉄道の車両機器、防衛と宇宙の機器。
このセグメントは交通や公共分野向けの社会システム事業、電力流通向けのエネルギーシステム事業、防衛・宇宙システム事業などから構成される。三菱電機コントロールパネルなどのグループ会社が受配電・監視制御システムや制御盤、配電盤などの開発・製造・販売・保守を担っている。
- 受配電・監視制御システム
- 制御盤・配電盤
- 電力流通システム
- 防衛・宇宙システム
主な会社
| 会社 | 何をしている会社か | 出資 |
|---|---|---|
| 三菱電機コントロール パネル㈱ | 電力・社会インフラ向け受配電・監視制御システム及び制御盤・配電盤・電子機器製品・プリント基板及び部品の開発・製造・販売・保守 | 100% |
出資は三菱電機が持つ議決権の割合。
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 9,461億円 | — |
| 2023年3月期 | 9,731億円 | 275億円 |
| 2024年3月期 | 10,366億円 | 314億円 |
| 2025年3月期 | 12,250億円 | 895億円 |
| 2026年3月期 | 14,634億円 | 1,547億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2026年3月期の動き
- 営業利益はインフラ部門での大幅な増益をはじめ全セグメントで増益となり、前期比412億円増の4,330億円となった
- インフラ部門全体の売上高は前期比119%の1兆4,634億円、営業利益は前期比652億円増の1,547億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
インダストリー・モビリティ28%工場の自動化機器(制御機器・サーボ・ロボット)と、自動車の電装品。
このセグメントは製造業向けのFAシステム事業と、自動車メーカー向けの自動車機器事業から構成される。半導体や工作機械関連の設備投資需要に応えるFA機器や、自動車の電動化関連製品、カーマルチメディアなどを扱っている。
- FAシステム
- 自動車機器
- カーマルチメディア
- 自動車用電装品
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 14,808億円 | — |
| 2023年3月期 | 16,603億円 | 960億円 |
| 2024年3月期 | 17,106億円 | 1,202億円 |
| 2025年3月期 | 16,448億円 | 826億円 |
| 2026年3月期 | 16,739億円 | 1,311億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- 営業利益はインダストリー・モビリティ部門での減益はあったが、インフラ部門・ライフ部門・セミコンダクター・デバイス部門・ビジネス・プラットフォーム部門の増益により前期比633億円増の3,918億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
ライフ39%ビルと家庭の空調、エレベーター、家電。海外が大きい。
このセグメントはビルシステム事業と空調・家電事業から構成される。空調・家電事業では家庭用・業務用の空調機器や家電を扱い、ビルシステム事業は国内外向けのリニューアル対応を行っている。
- ビルシステム
- 業務用空調機器
- 家庭用空調機器
- 家電
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 16,731億円 | — |
| 2023年3月期 | 19,472億円 | 1,013億円 |
| 2024年3月期 | 20,523億円 | 1,457億円 |
| 2025年3月期 | 21,852億円 | 1,573億円 |
| 2026年3月期 | 23,183億円 | 1,706億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- 営業利益はインダストリー・モビリティ部門での減益はあったが、インフラ部門・ライフ部門・セミコンダクター・デバイス部門・ビジネス・プラットフォーム部門の増益により前期比633億円増の3,918億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
セミコンダクター・デバイス5%電力を制御するパワー半導体。
このセグメントは半導体・デバイス事業を担い、パワー半導体や通信用光デバイスなどを製造・販売する。電鉄・電力向けや産業向けの半導体製品を扱っている。
- パワー半導体
- 通信用光デバイス
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2023年3月期 | 2,815億円 | — |
| 2024年3月期 | 2,899億円 | 299億円 |
| 2025年3月期 | 2,864億円 | 406億円 |
| 2026年3月期 | 2,872億円 | 475億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
2025年3月期の動き
- 営業利益はインダストリー・モビリティ部門での減益はあったが、インフラ部門・ライフ部門・セミコンダクター・デバイス部門・ビジネス・プラットフォーム部門の増益により前期比633億円増の3,918億円となった
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
デジタルイノベーション3%ITとデータの事業。
このセグメントはITインフラ・セキュリティ事業や製造DXソリューション事業、情報システム・サービス事業などを担う。旧称は「ビジネス・プラットフォーム」で、企業のシステム更新やDX導入を支援している。
- ITインフラ・セキュリティ
- 製造DXソリューション
- 情報システムサービス
数字の推移
| 年度 | 収益 | 利益 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 1,469億円 | — |
| 2026年3月期 | 1,580億円 | 120億円 |
セグメントの収益と当期利益。区分が変わった年は前後を同じ物差しで比べられないので、この区分で開示された年度だけを並べる。
有価証券報告書の事業の内容・関係会社の状況・セグメント情報から機械で読んだ。決算データのセグメント表 →
誰に売る
客は世界の工場、ビルと家庭、電力会社と鉄道会社、政府だ。海外の売上が多い。
業績5年
2026年3月期の売上収益は5.9兆円、営業利益は4,331億円、当期利益:親会社の所有者に帰属は4,078億円。
2022年3月期から2026年3月期までの5期で、売上収益は32%増えた。
営業利益率の推移
売上収益に対する営業利益の割合は、2026年3月期が7.3%、2025年3月期が7.1%。100円売っていくら本業の利益が残るかの目安で、この率が高いほど値下げや不況に耐えやすい。
他の会社と比べると
営業利益率7.3%は、図鑑にある「電機・エンタメ」の会社69社の中で上から38番目。中央値は7.7%で、真ん中あたり。
売上の伸び+32%は、上から22番目。中央値は+26%で、真ん中あたり。
従業員1人あたりの売上3,920万円は、上から25番目。中央値は3,552万円で、真ん中あたり。
売上の大きさは、69社の中で上から4番目。中央値は851億円。
利益率は、各社が開示している利益(営業利益・経常利益・税引前利益など)を売上で割って計算している。
比べる相手は、この図鑑に載っている同じ業界の会社。会社が増えるほど、位置は正確になる。
100円売ると、どこへ行く
2026年3月期の売上収益を100円とすると、費用に93円が出ていき、営業利益として7円が残る。そこから税金や利子などを払った後の当期利益:親会社の所有者に帰属が7円。
会社の大きさ
連結の従業員数は150,386人。本社は千代田区丸の内二丁目7番。決算期は3月。売上収益を従業員数で割ると、1人あたり3,920万円になる。
何に左右される
工場の設備投資が自動化機器の需要を決め、景気で動く。空調は猛暑と省エネの規制で伸び、海外が大きい。海外の売上が多いので為替が効く。
電力網への投資が変電設備の需要を作り、防衛予算の増加で受注が積み上がる。
最近の出来事
- 2026-10-26 三菱電機、AIエージェント基盤でISO/IEC 42001認証を取得
この会社の技術
電力を制御するパワー半導体と、モーターを精密に動かす制御の技術。
この会社を読む言葉
- FA:工場の自動化。制御機器・サーボ・ロボット
- パワー半導体:大きな電流を制御する半導体。省エネの要
- 社会インフラ:電力・鉄道・水道など、社会を支える設備
つながる図鑑
この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。
- 技術図鑑パワー半導体は、何をしている?パワー半導体
- 業界図鑑工場を自動化する会社は、何で稼いでいる?FA・センサー(工場の自動化)
- 業界図鑑電機大手は、今なにで稼いでいる?電機・エンタメ
- 技術図鑑送電網は、どうやって電気を届けている?送電網
- ニュース図鑑三菱電機、AIエージェント基盤でISO/IEC 42001認証を取得三菱電機、AIエージェント基盤でISO/IEC 42001認証を取得
ここへつながる図鑑
- 会社図鑑富士電機(6504)富士電機は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑Synspective(290A)Synspectiveは、何で稼いでいる?
- 会社図鑑指月電機製作所(6994)指月電機製作所は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑萬世電機(7565)萬世電機は、何で稼いでいる?
- 会社図鑑RYODEN(8084)RYODENは、何で稼いでいる?
- 技術図鑑パワー半導体は、何をしている?パワー半導体
- 技術図鑑AIエージェントは、チャットと何が違う?AIエージェント
- 技術図鑑IoTは、モノをどうやってつなぐ?IoT
- 技術図鑑クルマは、どうやって前の物までの距離を知る?LiDAR・レーダー
- 技術図鑑RAGは、ふつうの生成AIと何が違う?RAG(調べてから答えるAI)
- 技術図鑑人工衛星は、なぜ落ちてこない?衛星
- ニュース図鑑三菱電機が、AIエージェント基盤でAIの国際規格の認証を取った。何が起きた?三菱電機、AIエージェント基盤でISO/IEC 42001認証を取得
出典と生成
データの注記:EDINET の有価証券報告書(XBRL)から機械取得(2026-09-14)。 セグメントは事業別の売上高、2026年3月期の値。 東証33業種:電気機器。
数字は EDINET の有価証券報告書から(出荷前に照合) この頁はデータから作った。更新日 2026-10-27。編集方針
この図を使う
この頁の図と1枚カードは、出典として「図解経済」とこの頁へのリンクを示せば、記事・資料・SNS で自由に使える(CC BY 4.0・使い方の決まり)。
