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LNG(液化天然ガス)

LNGは、なぜ冷やして運ぶ?

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冷やして小さくする

天然ガスの主な成分はメタンで、ふつうの気圧ではマイナス162度くらいで液体になる。液体にすると体積は気体の約600分の1になる。パイプラインを引けない海の向こうから運ぶには、この小さくした液体を船に積むのが向く。

産地の液化プラントでは、冷媒を圧縮して膨らませる冷凍機の原理をくり返して、ガスをマイナス162度まで冷やす。LNG船と受け入れ基地のタンクは、外の熱が入らないように厚く断熱されている。それでも少しずつ温まって蒸発するガスが出るので、それを燃料に使ったり、もう一度液体に戻したりする。

気体に戻し、冷たさも使う

受け入れ基地では、LNGを海水などで温めて気体に戻す(気化)。海水を直接かける気化器のほか、プロパンのような中間の液体を間にはさんで温める気化器もある。

気体に戻す時、LNGは周りから大量の熱を吸う。この冷たさ(冷熱)を使って発電したり、空気を冷やして液体の窒素や酸素を作ったりできる。マイナス162度の液体を扱うので、ポンプ・バルブ・タンクの材料には、低温でもろくならない金属や、熱を通さない保冷材が要る。

日本の会社が担う所

大阪瓦斯はLNG気化器、コンクリートで造るLNGタンク、LNG冷熱発電、LNG受入基地の設計・建設技術を持つ。神戸製鋼所はプロパンなどの中間媒体を介して海水や工業用水でLNGを気化させる気化器を作る。

日揮ホールディングスは既存のLNGプラントの運転データと気象の解析から、操業を改善してLNGを増産するサービスを海外に展開する。日機装はLNG液化基地・受入基地向けの大型ポンプを開発し、住友重機械工業はLNGの冷熱を空気の液化に使う実証運転を始めた。

有報に書いている会社

有価証券報告書の「研究開発活動」または「事業の内容」に、この技術を書いている上場会社の一部。会社名の下は有報の原文の一文。

  • いすゞ自動車(7202)「また、「ギガLNG車」及び「ギガCNG車」では、ドライバー異常時対応システム EDSS(※7)を追加し、2025年10月より発売しました。」研究開発活動
  • 東京瓦斯(9531)「・「CO2ネット・ゼロ」をリード・「価値共創」のエコシステムの構築・ LNGバリューチェーンの変革研究開発の推進にあたっては、投入原資の選択と集中を図るとともに、スピードと採算性を重視して取り組んでいます。」研究開発活動
  • 神戸製鋼所(5406)「※1 気化熱源として海水や工業用水を用い、プロパンなどの中間媒体を介して、液化天然ガス(LNG)などの低温流体を気化させるタイプの気化器。」研究開発活動
  • 大阪瓦斯(9532)「当社は、コア技術として、石炭・石油から都市ガスを製造していた時代からの触媒・材料技術、LNG気化器・PC(プレストレスト・コンクリート)型LNGタンク・LNG冷熱発電・LNG受入基地等の設計・建設技術、ガス空調・天然ガスコージェネレーション…」研究開発活動
  • 住友重機械工業(6302)「広島ガス株式会社の廿日市工場敷地内に建設した実証プラントが完成し、2025年12月から同工場のLNG(液化天然ガス)の冷熱を空気の液化プロセスに利用した商用実証運転を開始しました。」研究開発活動
  • エア・ウォーター(4088)「バイオガスを用いて液化バイオメタン(LBM)に加工することでLNGの代替燃料として活用する実証を完了し、2024年5月よりバイオメタンの商用販売を開始しております。」研究開発活動
  • 日揮ホールディングス(1963)「加えて、既設LNGプラントの運転データ解析及び気象解析を通じて得られた知見をもとに、操業改善によるLNG増産サービスを海外顧客向けに展開しております。」研究開発活動
  • 三菱瓦斯化学(4182)「エネルギー資源・環境事業部;天然ガスの開発・生産、LNG発電や地熱発電、枯渇油ガス田を活用したCCSの検討も手掛けています。」研究開発活動
  • カナデビア(7004)「…当社が、NEDOのグリーンイノベーション基金事業として採択された4つの事業「触媒とエンジン改良によるLNG燃料船からのメタンスリップ削減技術の開発」「アンモニア燃料船搭載のN2Oリアクタ開発」「大規模PEM型水電解装置の開発、熱需要の脱炭素…」研究開発活動
  • 三浦工業(6005)「低炭素のLNG燃料対応ボイラの商品ラインナップを拡充するとともに、脱炭素燃料として注目されるアンモニア対応ボイラの商品化に向け、新設したアンモニア供給設備を用いた実機検証を進めております。」研究開発活動
  • 西部ガスホールディングス(9536)「(2) ひびきLNG基地におけるメタネーション実証事業ガスの脱炭素化に対し有望な選択肢であるメタネーション技術について、ひびきLNG基地において合成したe-methaneを当社の既存インフラを活用して供給する実証事業に取り組んだ。」研究開発活動
  • 日機装(6376)「工業分野では、インダストリアル事業において、LNG液化基地・受入基地向け大型ポンプの機能・効率向上や、燃料電池車・船舶向け水素ポンプや、発電所・船舶向けアンモニアポンプの開発など、将来のエネルギーシフトを見据えた開発を推進しています。」研究開発活動
  • イーグル工業(6486)「ダイアフラムカップリングについては、海外の石油精製、石油化学コンビナート及びLNG関連のコンプレッサーや、発電所向けに採用されており、大型及び高速用途の製品開発に引き続き取り組んでおります。」研究開発活動
  • 酉島製作所(6363)「カーボンニュートラルへの過渡期において、比較的環境負荷の低い液化天然ガス(LNG)の重要性が再認識されており、LNGの輸送および供給分野への本格参入に向け、LNGポンプの開発を完了いたしました。」研究開発活動
  • ダイハツインフィニアース(6023)「LNG-DFの熱効率改善、エミッション性能向上、新燃料開発における燃焼解析、性能予測を進めました。」研究開発活動
  • トーヨーカネツ(6369)「液化水素は、LNGと比較すると液化温度が低く蒸発しやすいため、従来のLNGタンクとは異なる断熱タンクが必要です。」研究開発活動
  • エーアンドエーマテリアル(5391)「また、船舶分野においてLNG燃料化で必要となる「LNG燃料船タンク保冷工法」を開発・実用化したことで、従来の重油焚き船と比べて輸送単位当たり最大で約40%のCO2排出量削減効果が見込まれています。」研究開発活動
  • TEIKOKU(6333)「特に発電用途・船舶用途においては、低炭素化ニーズの拡大を背景に、LNGポンプの更なるラインナップ拡充による用途拡大及び顧客対応力の強化を図るとともに、燃料転換に伴い需要拡大が見込まれる燃料供給用ポンプの開発にも注力しております。」研究開発活動
  • ニッキ(6042)「…いては経営計画の重要施策である新商品群展開と連動して、(1) ガス機器事業(CNG(圧縮天然ガス)、LNG(液化天然ガス)、LPG(液化石油ガス)用燃料システム)に関する研究開発、(2) 汎用機器事業に関する研究開発を主体に行っております。」研究開発活動
  • 宮入バルブ製作所(6495)「6【研究開発活動】当事業年度の研究開発活動は、バルブ事業関連につきましては、主にエネルギー市場での液体水素・LNGインフラ向けバルブ及び、一般産業ガス市場用バルブの開発に重点を置いてまいりました。」研究開発活動
  • 三菱商事(8058)「…GAS RESOURCESDGS JAPANDIAMOND GAS HOLDINGSDIAMOND LNG CANADAアストモスエネルギー BRUNEI LNGCAMERON LNG HOLDINGSJAPAN AUSTRALIA LNG…」事業の内容
  • 伊藤忠商事(8001)「…、NGL、ガソリン、ナフサ、灯油、ジェット燃料、軽油、重油、船舶燃料、潤滑油、アスファルト、LPG、LNG、天然ガス、リニューアブル燃料、水素、アンモニア、フュージョンエネルギー、芳香族、アルコール類、合繊原料、無機鉱産資源、硫黄、肥料、医…」事業の内容
  • 三井物産(8031)「…POWER AND METALLURGY GROUP、日本アマゾンアルミニウムエネルギー天然ガス・LNG、原油、石油製品、環境・次世代エネルギー 他三井エネルギー資源開発、Mitsui E&P Middle East、Mitsui…」事業の内容
  • 豊田通商(8015)「…、建設機械等、風力・太陽光、水力、地熱、バイオマス等の再生可能エネルギー発電事業、バイオ燃料、水素、LNG等各種燃料、カーボンクレジット、石油製品等の事業、電力・空港・港湾等のインフラ事業 他(株)ユーラスエナジーホールディングス、(株)豊…」事業の内容
  • 丸紅(8002)「…材を取り扱う卸売・小売・製品開発・各種サービス等の分野への事業展開・投融資、また、貨物船・タンカー・LNG船等各種船舶の取引仲介・ファイナンス、保有・運航・管理等の事業を展開するとともに、船舶関連資材の取扱いを行っております。」事業の内容
  • 住友商事(8053)「…rope(子)エネルギートランスフォーメーション国内外における発電事業、国内電力小売事業、天然ガス・LNG等のエネルギー権益開発・生産及び販売事業、海洋インフラ・船舶燃料供給事業、次世代エネルギー分野での事業開発を推進。」事業の内容
  • 双日(2768)「…火力発電事業(IPP・IWPPインフラ投資)、省エネルギーサービス事業、エネルギー事業(石油・ガス、LNG事業)、原子力関連事業(原子燃料、関連機器)、ICTインフラ事業(通信タワー)、ヘルスケア事業(病院PPP、民間医療事業、医療周辺サー…」事業の内容
  • 九州電力(9508)「(4) その他エネルギーサービス事業電気設備の建設・保守など電力の安定供給に資する事業、ガス・LNG販売事業、石炭販売事業、再生可能エネルギー事業を主たる事業とする。」事業の内容
  • 商船三井(9104)「…HOLDING AG 他 118社 計 121社エネルギー事業当社並びに関係会社を通じて、油送船、LNG船等を保有、運航し、世界的な規模で海上貨物輸送を行うほか、海洋事業を行っています。」事業の内容
  • 川崎汽船(9107)「なお、「ドライバルク」セグメントにはドライバルク事業、「エネルギー資源」セグメントには液化天然ガス輸送船事業、液化ガス事業、電力事業、原油・製品事業及びエネルギー事業戦略、「製品物流」セグメントには自動車船事業、物流事業、近海・内航事業及び…」事業の内容

つながる図鑑

この頁から辿れる辺。問いの形で置いてある。

出典と生成

出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)

この頁は生成器 v0.1.0 がデータから作った。生成日 2026-09-24。編集方針