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エッジコンピューティング

エッジコンピューティングは、なぜ現場で計算する?

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送らずに、その場で

クラウドのコンピュータは遠くのデータセンターにあるので、データを送って答えが返るまでに通信の往復の時間がかかる。カメラの映像のように量の多いデータを常に送り続けると、回線の費用もかさむ。

エッジコンピューティングは、データが生まれる機器の中や、そのすぐ近くに置いたコンピュータで先に計算し、「人がいた」「機械の音がいつもと違う」といった結果だけをクラウドへ送るやり方だ。映像そのものを外に出さないので、秘密やプライバシーを守りやすい。

エッジAIと、その難しさ

AIの学習には大きな計算機が要るのでクラウドで行い、学習を終えたAIを機器に載せて判断だけをさせる、という分担が多い。これをエッジAIと呼ぶ。

機器の中は、使える電気も熱の逃げ場も限られる。だからAIの計算を少ない電力でこなす専用のチップ(NPU)を載せる。AIを小さく軽くするほど精度は落ちやすく、どこまで削るかが設計のかなめになる。

日本の会社が担う所

日立製作所は、さまざまなセンサーのデータ処理を一つの半導体チップにまとめて省電力にするエッジAIの技術を開発している。パナソニックホールディングスは、ドアホンの玄関子機の中で人を見つけ、顔を見分けるエッジAIを開発している。

アスタリスクは、1台のサーバーに集めて処理していたカメラの映像を、各カメラで分けて処理する方式に切り替えた。日東工業は、現場に置くコンピュータ向けに、冷房を組み込んだラックを作っている。

有報に書いている会社

有価証券報告書の「研究開発活動」または「事業の内容」に、この技術を書いている上場会社の一部。会社名の下は有報の原文の一文。

  • 日立製作所(6501)「さらに、エッジAI(注)2技術の開発により、多様なセンサーデータ処理を一つの半導体チップに集積・省電力化し、最適化した回路で効率的な動作を実現します(2025年10月)。」研究開発活動
  • パナソニックホールディングス(6752)「当社グループは、ドアホンの防犯機能拡充に向け、テレビドアホン玄関子機用のエッジAI人検知・顔認証機能を開発し、2026年発売予定の新製品から順次搭載する予定です。」研究開発活動
  • シャープ(6753)「CE-LLMとは迅速な応答性や強固な安全性を強みとする「エッジAI」と、深い思考力や広い汎用性を強みとする「クラウドAI」を用途に応じて切り替えて活用する当社独自の技術です。」研究開発活動
  • TDK(6762)「その取り組みの例として、センサ等のハードウェアとソフトウェアを組み合わせたエッジAIソリューション、スマートグラス向けコアデバイスの事業化を行っております。」研究開発活動
  • セイコーエプソン(6724)「例えば、エプソンは国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)が採択した「次世代エッジAI半導体研究開発事業」に参画し、大学・企業との共創を通じて次世代半導体技術の研究開発を推進しています。」研究開発活動
  • ダイフク(6383)「本製品は、CPU にNPU(ニュートラル・プロセッシング・ユニット)を統合したAI処理機能を内蔵しており、生産現場や、店舗のPOS端末、病院の業務端末としての利用に加え、エッジAIデバイスとしての活用も可能です。」研究開発活動
  • JVCケンウッド(6632)「更にエッジAIによる人・車の自動追尾機能を搭載し、屋外・広域のモニタリングの多様なニーズに対応します。」研究開発活動
  • リョーサン菱洋ホールディングス(167A)「当社連結子会社である株式会社リョーサンでは、エッジAIやAI化に伴うセキュリティ問題や電力問題にテーマを絞り、製造業の設計・製造現場等におけるお客様のニーズにお応えできる研究開発を実施しております。」研究開発活動
  • 日東工業(6651)「また、エッジコンピューティングの需要に対応した『クーラー実装型ラック』が製品ラインナップに加わり、大規模から小規模まで多様化するシステム構築のニーズに対し、最適なソリューションを提供します。」研究開発活動
  • アイダエンジニアリング(6118)「(2) DX・AI技術の開発1 エッジコンピューティングシステムの開発当社のDX支援システム「AIDA データアナリティクスシステム Ai CARE」について、エッジコンピューティング(クラウドではなく現場端末内のAIで処理・分析を行う)…」研究開発活動
  • フューチャー(4722)「3 IoT、ビッグデータ処理基盤の研究IoTによりセンサーデバイスから発生する膨大なデータをリアルタイムに処理するためのエッジコンピューティング、ストリーミング処理、並列分散処理について研究を行っております。」研究開発活動
  • 東京計器(7721)「また、新たな成長ドライバーとしてエッジAI事業、水素エネルギー事業、宇宙事業等についても取り組んでおります。」研究開発活動
  • イノテック(9880)「また、「INNINGS」の顔認証(エッジAI顔認証技術)ソリューション製品である「EdgeFace」については、顧客のオフィスや工場において実施した実証実験の結果に基づき、顧客の開発工数削減及び量産化までの期間短縮を実現するための製品開発を…」研究開発活動
  • サン電子(6736)「…らLTE(4G)回線へのマイグレーションに関連した特許を取得し、技術的競争優位性を維持しつつ、5GやエッジAIをキーワードに製品開発を推進しております。」研究開発活動
  • 電気興業(6706)「…理のDX化、道路の劣化を走行中の車からのドライブレコーダー画像を用いて点検する道路巡回点検システム、エッジAIサーバを活用し運用コストを低減したカメラシステムのラインナップ化など、システムソリューションの開発および実装において、各部門および…」研究開発活動
  • ソリトンシステムズ(3040)「1アナログ方式エッジAIチップの開発超低消費電力でありながら端末において高度な認識を可能にする、アナログ方式によるエッジAIデバイス用アクセラレータICの回路設計とレイアウト設計を進めました。」研究開発活動
  • セーフィー(4375)「さらに、大容量モデルやAI搭載モデルも企画開発、販売を開始し、長期録画保存やエッジAI解析まで対応できるようになりました。」研究開発活動
  • セック(3741)「当社は研究テーマを「ユビキタス*」とし、宇宙、ロボット、エッジAI*、量子コンピューティングの4つを注力分野として取り組み、大学や国の研究機関との共同研究も推進しております。」研究開発活動
  • ザインエレクトロニクス(6769)「…ssing Unit: AI処理ユニット) 付きシステムLSIを搭載したスマートモジュールを活用したエッジAI機器開発向けEdgeAI-Link®ワンストップ・ソリューションの開発を行いました。」研究開発活動
  • AI inside(4488)「6 【研究開発活動】当社は、生成AI・予測AI・画像認識AIなどの技術を応用したAIエージェント、エッジAIハードウェア及びマルチモーダルAI基盤の研究開発に取り組み、当事業年度の研究開発費は444,242千円となりました。」研究開発活動
  • ヘッドウォータース(4011)「IoT×AIとなるエッジAI領域をはじめ、生成AI領域でも研究開発結果を「SyncLect」サービスに集約しサービス提供することで、汎用的な利用を可能とするとともに多様化する先端技術の開発ライブラリとなることを目指しております。」研究開発活動
  • ディジタルメディアプロフェッショナル(3652)「2.開発状況および開発成果人工知能技術を用いた画像認識・解析に関わる組み込み機器向けハードウエアIPコアおよびソフトウエア並びにエッジAI半導体の開発を進めております。」研究開発活動
  • アスタリスク(6522)「…は一つのサーバーに各カメラの映像を集約し統合処理を行っていましたが、この処理を各カメラで分散処理するエッジコンピューティング方式に進化させることで、システム全体の処理負荷を軽減し、大幅なコストダウンと高い信頼性の確保、さらに導入の容易化を実…」研究開発活動
  • 新光商事(8141)「…SDN BHD電子部品倉庫管理等 〈関連会社〉名称事業内容AIRUCA株式会社AIソフトウェア及びエッジAI端末の開発・保守 [事業系統図]以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。」事業の内容
  • ソルクシーズ(4284)「…ト支援等のコンサルティング、クレジット業界に特化したコンサルティング、自動車や医療機器等を対象としたエッジコンピューティング系コンサルティング等を主な事業内容としており、子会社3社が行っております。」事業の内容
  • オプティム(3694)「クラウドで映像を解析するOPTiM AI Camera、エッジコンピューティング(※16)でより高度でリアルタイムの解析に適したOPTiM AI Camera Enterprise、撮りためた映像を解析するOPTiM AI Camera A…」事業の内容
  • エブレン(6599)「…えて、最近ではIoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)、HPC(スーパーコンピュータ)、及びエッジコンピューティング(注2)分野のコンピュータハードウェアの開発案件も増加しております。」事業の内容
  • ニューラルグループ(4056)「2 端末処理(エッジコンピューティング)による深層学習モデルの優位性当社グループは、エッジAIと呼ばれる、端末処理(エッジコンピューティング)でAIを実行・動作させる技術の研究開発及び活用を進めております。」事業の内容
  • アステリア(3853)「5「Gravio」(グラビオ) 「Gravio」は、AIを搭載し、様々な現場でのセンサーやカメラの効率的なデータ収集と活用をノーコードでシンプルに実現することのできるエッジコンピューティング※用データ連携ツールです。」事業の内容
  • フツパー(478A)「また、AI判定は現場にある産業用PCに搭載したエッジAI(注1)として提供し、安定稼働の実現かつ高速処理を可能とすることに加えて、当該システムの運用フェーズにおいてはクラウドシステム「Hutzper Insight(フツパーインサイト)」を…」事業の内容

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出典と生成

出典:手作りの定番(一次資料に依らない一般的な仕組みの説明)

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